投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
落合陽一氏の本は、大学自体に研究を真面目にやらなかった自分に読ませてやりたかった。いや、まだ遅くはないはずだ。
ひさびさに学習モチベーションの上がる本である。
彼の考え、方向に激しく同意。今は、単なる会社員である自分だが、もっと拡大していきたい。そう思わせてくれた。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
結局高度成長の正体とは、均一な教育、住宅ローン、マスメディアによる消費者購買行動
百姓とは、農耕主体の社会において、100の細かい別々の仕事をしているということ
5G 2020年東京でスタート
人口減少と少子高齢化 大チャンス
1.自由化、省人化に対する打ち壊し運動が起こらない
2. 輸出戦略
3.人材の教育コストを多くかけることができる
2060 中国は日本並みに高齢化
日本は機械親和性が高い
スマートホン経由でnewspicksのアプリに月額1500円払っても、3割は自動的にアップルやグーグルに払われる
2024年 中国のGDPがアメリカを超える
2022 インドの人口が中国を超える
2035 インドがGDP トップ
自動化を進める、文化的に優れた国にする どうすれば東京が東洋のパリになれるかを必死に頑張ったほうがいい
西遊記の天竺はカルカッタ
リーダー 2.0
1弱さ、共感力 すべて自分でやらない
2 意思決定の象徴と実務権限の象徴は別で良い
3 後継者でなく後発を育てる 自分を次ぐ人ではなく、新しい会社やジャンルをつくっていく
英語が話せる中身の薄い人の化けの皮が剥がれる
英語 ゲルマン動詞(let,make,getなどの不規則動詞)はつかわない。ラテン語動詞をつかう
副詞をやたら並列させないで、正しい位置にいれるなど、係り受けがわかりにくい文章にはしない
接続詞
「今ある選択肢の中でどれができるかな、まずやろう」
ベキ論で語る所、ベキ論で語るべきでないところをきちんとわける
するべきこととやりたいことをわける
「自分がそれをしたいのか」、それとも「自分がそれをできるのか」「するべきなのか」の区別は絶対につけたほがいい
「手を動かせ、モノを作れ。批評家になるな。ポジションを取った後に批評しろ」
「ポジションを取れ。批評家になるな。フェアに向き合え、手を動かせ。金を稼げ。画一的な基準をもつな。複雑なものや時間をかけないとなし得ないことに自分なりの価値を見出して愛でろ。あらゆることにトキメキながら、あらゆるものに絶望して期待せずに生きろ。明日と明後日で考える基準を変え続けろ」
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
人口減はネガティブなことではなく、ロボットで置き換えやすくなるため、日本には大きなチャンスがあるという論旨は分かる。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
最近話題?の落合陽一さんの本
欧米、日本、テクノロジー、政治、教育、働き
などの観点から、現状と未来について網羅的に書かれている
読む人によって気になる点が変わりそうな本
変化の激しい、変革を迎える時期にある現代
未来をどう思い描くか
そのために自分に何ができるか
そういうことについてのヒントを得ることができる本
網羅的であまり結論を出すのではなく、
問題点を挙げるような感じで書かれていて
具体的なテクニックやスキル、方向性が
しっかり書かれているわけではないので
読むたびに、読むタイミングによっても感じ方が変わる
この本をきっかけに、自分のビジョンを持って
他の本を読んだりするといいと感じた
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
・高度経済成長の三点セット
均一な教育、住宅ローン、マスメディアによる消費者購買行動。演出された幸せと成長
・TOYOTAの車を作るのには向いていた日本の教育
今や時代遅れになりつつある
・指数関数的成長にとって、すべての点は、いつでも始まったばかりだ
・公平にこだわり、平等にこだわらない日本人
・個人のためではなく、自らの属する複数のコミュニティの利益を考えて意思決定する。
それを技術的に解決する手法として人工知能や統計的判断
・愛は情熱的な感情。絆はステート。
・IT鎖国して栄えた中国スタートアップ。
・大化の改新、大和VS出雲
官僚制度の期限としての律令制
墾田永年私財法で土地を永久に所有
・限定チャンネルによる地上波テレビが
幸せ幻想を作り出した
・技術と美術が一体化した日本
掛け軸も、テクノロジーである
・電気製品と自動車が大量生産方式になったことで「デザイン」と「マス」の概念が生まれた
・近代がタイムマネジメントを生んだ
・技術のオープンソース化とパーソナライズ化
・テレビがどこでもつながる国だから、
携帯もつながってほしいと思う日本
・高齢化と少子化はチャンスである
・トークンエコノミーで、ビジョンの強さで資金集めができる。地方に向いている
・デジタル商品のほとんどがシリコンバレー経由だから、景気が良くなった気がしない
・リーダー2.0の条件としての「弱さ」=共感性の高さ
そして、後継者よりも後発ビジネスを生めること
・百姓化する日本人、
ポートフォリオ・マネジメントと金融的投資能力が必要
・タイムマネジメントではなく、ストレスマネジメントを。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
天才と評されるが、まともな事を、分かりやすく表現するのが上手い。また、人口減少社会をポジティブに捉えることにより、明るい未来を提示してくれたのは嬉しい。
ちなみに、20代の頃は親父さんの作品をほぼ読んだなー
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
日本の会社は社会。だから過労死するほど働いてしまう。
西洋的なワークライフバランスでなく、ワークアズライフ
日本は他国に比べて、とても拝金主義。
お金を持ってる人がえらい世の中になってしまっているが、モノを作り、生み出す人へもっとリスペクトを。
ポートフォリオで考えられる力、
自分のしたいこと(自分探し)でなく、自分がまずやれることを始めてみる。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
教育のくだり、耳が痛い。高校がつまらない、という落合陽一さんのいうことはよくわかる。高校のリベラルアーツはうまらない。学んでもアウトプットの場が、テストっていうのが今までの高校。前任校では商業科目とコラボして、アウトプットに社会との接点が持てたけど…。普通科で横持ちでないとなかなか周りと協調しながらやっていくのは難しいんだよなあ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
20180303 最近の社会情勢に付いて何となく感じていた違和感の答えがおぼろげながら感じられた。自分もまだイノベーターとして生きていける可能性についても考えさせられた。とりあえず自分なりの百姓を目指そうと思う。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
戦後の日本は、官僚がトップダウンで政策を作ってきたため、個人の意見は不必要で、大量に均質のモノを作ることを得意としていた。しかし、現在は大量生産型の社会から個人の時代へとシフトしており、今後の成長のためには高度経済成長モデル(欧米モデル)を脱却する意識改革が必要なのである。
西洋的思想と日本の相性の悪さは、仕事観にも現れている。日本人は古来、生活の一部として仕事をしており(例えば百姓)、生活の中に労働を入れ込む文化を持っている。そんな日本人にワークとライフを二分法で分け、労働時間を定めて規制するタイムマネジメントは向いていない。ワークアズライフとして、無理なく続けられることを、生活に組み込むことが大切なのである。ましてや、技術の進歩により、生きている全ての時間で価値を生み出し、知識を得るような時代になっている今日、私生活と仕事においてストレスマネジメントを行うことの方が重要であろう。
また、現在の日本では、人口減少・高齢化社会への転落が懸念されているが、機械化には親和的である。限られた人員の中で生産性を上げるためには機械化・効率化が必須であろう。これから各国が少子高齢化に向かう中で、日本がそれに対応した社会を作ることができれば、日本は世界の数十年先に行けると同時に、仕組みを輸出できる。
上記のような考えを実行に移すことためには、教育現場における均一化、企業での年功序列をなくし、幅広い可能性・選択肢を用意して多くの人々と流動的に交わっていくべきであろう。今後日本が成長していくために、我々が暮らす日本の背景を正しく知り、これまで作られた制度、刷り込まれた知識をポジティブに更新していくための意識改革が求められているのである。
要約するのが難しいくらいに内容が盛りだくさんである。特に評者が共感した点は、「ワークアズライフ」の部分である。現代においては、オンとオフの切り替えによって、プライベートに仕事を持ち込まないようにすることがワークライフバランスの理想とされているきらいがあるが、これについてはかねてより引っかかる部分があった。というのも、人間はそんな簡単に不安やストレスを自由自在に消したりコントロールしたりできるはずがないと考えられるからである。この点について筆者は、「ワークアズライフ」という概念を用いて、仕事を生活に組み込み、二分化するのではなく、全体としてストレスマネジメントをすることが大切であると述べており、評者のモヤモヤを見事に体言化してくれたように考えられる。
その他にも、技術の進歩が著しい現代において、数十年先の未来を念頭に置いて暮らしていくことの必要性を感じられた書であった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
爽快な1冊。
まずは手を動かせ。波を待つサーファーではなく波を造るサーファーとなれ。批評家になるな。
猪子さんや小池百合子さんなどのリーダー2.0の考え方も、とてもわかり易い。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
自分自身を再教育するために、必読な一冊だと感じた。
この時代の閉塞感を破壊するため、インストール必須のセキュリティ更新プログラム。むしろOSアップデートに近い。簡単に言うと、個人の在り方、幸福、愛、そういう人生観の根幹にある概念を見事に破壊する。そして、アップデートパッチをくれる。そんな本。これは読むべき。特に若い世代。小学校高学年以上なら読んだ方がいいと思った。私なら小5くらいで読みたかった。
書籍としては、ダメな感はある。
注釈多すぎで読みづらい。
「見せ方」という点にこだわってしまうなら、この文章ではダメと言わざるを得ない。
しかし、重要なのはそこじゃない。言ってること、内容は、思慮深く、含蓄があり、読者を開眼させる。
著者のもう一つの著書「魔法の世紀」と読み比べているが、「魔法の世紀」が研究者としてのテクノロジーに関する本だとすれば、こちらは人間:落合陽一としての著述。
個人的に、落合陽一の人間臭さが好きなので、こちらの方がオススメ。
正直、この本は泣ける部分もある。
自立することがゴールだと思い個人主義を突き詰めてきた団塊ジュニア世代・ロスジェネ世代にとって、相互依存するコミュニティを作ればいいのだと、あっさり説いてくる。そのコミュニティは家族でもいいし、起業でもいいと。文脈を説明するのが難しいが、「会社」は否定する。これは社会だと。社会とは、西洋から輸入した、日本人には合わない概念だと。
まだ3分の1ほどしか読めていないが、後半、どのような話が展開されるのか、楽しみである。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
今をときめく落合陽一先生の最新作。王道を行く、それでいて新しいとても素晴らしい思想。年下ではあるのですが、時代の寵児感というかまさに生き方としてのヒーロー感がありますね。
内容としては、人口減少が進む環境の中、AIを筆頭とした技術に取り組み、世界に売っていこうぜという話。ふんふんとすいすい読みながら、「よし、じゃ頑張るか!」という気にさせてくれる良書です(2018.03.06読了)
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
高度経済成長の正体とは、均一な教育、住宅ローン、マスメディアによる消費者購買行動
いくつもの職業を掛け持ち、兼業の解禁、ベンチャーをちょっとだけ手伝う大企業の社員
ワークライフバランスではなく、ストレスマネジメント
男女の差を認めた上でフェアに
年功序列の決別
今ある選択肢の中でどれができるか
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
表現系が二分法からグラデーションへ、というのはここ数年すごく実感するところ。あと個人的には、最適化によるレコメンドが飽きられて、仕組まれた偶発性みたいな動きが強まっていくんじゃないかと思っている。