紙の本
仕事を効率的に進めるためのテクニックを紹介した書です!
2017/12/19 09:01
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、残業せずに定時に帰宅できるように、仕事を効率的に進めるためのテクニックを解説した書です。現代のわれわれの社会は景気低迷で残業が当然のように行われています。そんな状況において、残業をなくし、すべての社員が定時に帰宅の途につくことができるように、上司は何をすればよいのか、そして部下はどうのように仕事を進めればよいのかを丁寧に解説した仕事の指南書です。今や、政府も働き方改革を提唱するようになってきています。ぜひ、本書を読んで、そのコツをつかんでみてはいかがでしょうか。
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・時間予算;使える時間は3割と思え。
・正しいメモ術は生産性を何倍にもあげる。手で書くくことと、何度も読み返すことが大事。
・「プレイングマネージャー」という考え方は「悪」である。自分がやる仕事と部下に任せる仕事を徹底的に区別する。部下ができる仕事は絶対に手出しをしない。任せることで部下の成長に繋がる。マネージャーは部下から仕事を奪う存在になってはいけない。部下の成長を常に考える。
・不要な会議は徹底的に削り、少人数のミーティングを大事にする。みんなで考える時間を5分でも10分でも作る。後回しにしない。
・部下を叱る。フォローする。場合によってはフォローアップせずに自分で考えさせる。
・「うちの上司はいつも暇そうだ」と思われるくらいがちょうど良い。部下に忙しい顔を見せてはいけない。部下のことはいつも気にかけている態度で接する。
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佐々木常夫さんの本の中でも、かなり平易な言葉で描かれた入門本ですね。
徹底的な効率化と無駄の排除を推進して、上司、部下のあるべき姿が書かれていて参考になります。
ただ、個人的にはこれまで読んだ佐々木さんの本以上の収穫はなかったので、少し評価は低めです
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・目標+納期を設定しない仕事は仕事ではない。
・仕事とは現状を把握し、将来何が起きるかを予測して戦略を立て実行するの繰り返し。ビジネスは予測のゲーム。
・部下には必ず本当の締め切りの数日~1週間(部下のレベルによる)に一度チェックのタイミングを。
・指示は定性的でなく、定量的かつ具体的に。難しい仕事は部下に声をかけ、進捗を聞く。5W2H
・伝達は文書で+口頭のフォローアップ。
・部下に任せる仕事は絶対に自分でやらない。
・仕事のシンプル化。ルールを定めて浸透させる。例:メールは結論から、報連相のルール等
・部下力:①上司の注文を聴く②上司の強みを活かす③上司の性格を見極める④上司を驚かせない。要はコミュニケーション・報連相
・手短な相談をするのが部下のつとめ。管理職は暇なほど良い。
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仕事でリーダーを任され、悩んでいる時に先人の知恵を…と思って読んだ本。一気読みした。東レ経営研究所社長の著者。
自分は傾聴力は強いが、その分、軸がぶれがちだと思っている。軸がぶれると部下は振り回されて、準備していたことが白紙になったりして、結果信頼を失うと書いてあった。だからといって傾聴する時間は失いたくない。この割合が難しいなと思う。だが、叱る:褒めるを2:8でというのはとても参考になった。
また、上司が自分に対して与える仕事量が多いと感じていたが、良い上司というのは、部下の能力の1段階上を与えて、成長をさせるという部分を読んで、自分の上司もそういった考えなのかもしれないと思った。
また、著者が「仕事と同じかそれ以上にプライベートや家族、友達を大切にして欲しい、自分の人生の主人公は自分しかいないのだから」と書いてあった。その言葉はとても身に染みた。私は今仕事ばかりになっていた。もっと家族や友人のことを考える時間を増やしたいと思った。