電子書籍
実例が豊富
2021/07/12 12:32
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人がなぜ学び続けなければならないのか、から始まって、学びの原則、学びの行動が詳しく解説してありました。実際にアクションを起こして、大人の学びを実践している人の記録はとても面白かったです。それぞれがどんな年齢の時にどんな決断をして今に至るのか、それぞれ興味深い話でした。全体を読んで思ったのは、やはり「必要だから」で始まる学びよりも、好きな学びのほうが長く続きそうだなと感じました。
紙の本
もう一度学び直すのに
2020/04/03 13:39
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投稿者:kazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の「学び」の在り方を客観的にチェックするのにうってつけの本です。
「楽しいこと」「興味があること」からしか学びは生まれない、というのが印象に残りました。読みやすくておすすめです。
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いかに学び続け、過去の経験をある種リセットしながらキャリアを積み重ねていくか、という話は、「仕事人生のリセットボタン」と近かったかなと思う。
学びをアップデートし続けていくために必要な原理原則と行動に関しては経験学習入門とかで読んで知っていたことも多かったけど、「タフな仕事から学ぶ」「フィードバックをとりにいく」なんかは、常にできているかどうかチェックしていかないとなと思った。そして、それを実際にやられている方々の「履歴書」は、すごく参考になった。
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本書を読み終えた後で、自分自身としての大人の学びを振り返たい。おそらく十数年からそれらしきことをやっていたと思う。背景には、漠然と長い仕事人生を完走するには、特段多きな変化が予定されていなくても、何か勉強したほうがよさそうだという気持ちがあった。こうした学習の成果は、結果的には最近のトランジションにかなり効いた。おそらく新しい職場で様々な新規事項を「学ぶ」だろう、という判断がなされたと推測する。そして強烈な「アンラーニング」の機会を得た。以上は全て後付けで実感したことだ。あとここ数年やっていることとして、フォーマルな場で活躍している先生にインフォーマルな形で指導を受けることがある。ある意味、楽器を習う際の師弟関係に似ているかもしれない。信頼できる師と出会えて、かつ学びが継続できる諸条件が満たされれば、この学びの方法はパワフルでかなり効果がある。
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人間学び続けることが求められる時代において、「大人の学び方」は何かについて言語化した本。目新しい内容はなかったが、一方、まぁそうだよね、という印象を抱いた書籍
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2018年「働く大人のための「学び」の教科書」読了。
gaccoの授業を受講してから中原淳さんにはとても興味があって、ブログも興味深く読ませてもらっている(たまにですが…)。書籍は一度も読んだことがなかったけれど、読んでとても参考になった。自分の学びの方向性もはっきりしてきたし、大人の学びを体系的にわかりやすく書かれている。読了したら付箋だらけになっていた一冊。
(以下抜粋)
●リーダーや管理職であるならば、本来メンバーに仕事を任せなくてはならないのに、ついつい自分でやってしまったりすることが起こりがちです…この難しさを「生まれ変わり」と表現しているくらいです。
●これからの時代を生き抜く人は、新たな環境変化に対して「好奇心」や「興味」を失うことなく、自分を常にモニタリングし、自らを立て直していくことが求められます。
●何もしなかれば「次世代の子ども」より劣る存在となる
●生存不安(このままではダメだ~変わらなければ)>学習不安(新しいことを学ぶのは億劫、難しそう)
●人は生存不安を高められて、かつ、学習不安が減ったときに学習する
●できることならば、他人に学びを強制されるのではなく、自ら学び直すことを選んだほうがよいのではないでしょうか?
●大人の学び
<原理原則>
①背伸び②振り返り③つながり
<行動>
①タフな仕事に挑戦②本を1トン読む③人から学ぶ④越境する⑤フィードバックをとりにいく⑥場つくり⑦教えてみる
●大人にとって必要なのは、まず、動くことです。とりあえず、「これだな」と思った方向に背伸びをしてみる。
●アクションなくしリフレクションなし。リフレクションなくしてアクションなし。
●「今、現在の能力では、こなせるかどうか微妙なくらいのタフな仕事」から人は多くを学ぶことができます。
●本を読むとは「自分のなかに地図を持つこと」だからです…本を読み、知識をアップデートすることは、「自らの中の地図を広げること」に似ています。
●本を読むことは「他者の経験を代理学習すること」
●直接経験による学びは、「パワフル」なのですが、時間とお金という「コスト」がかかる…他者の経験や思考を、自らの経験の「代理」として用いることで効率よく学ぶことができるのです。
●首都圏のサラリーマンの平均通勤時間は往復116分。単純計算でも、年間では2万5520分になります。これは、時間に換算すれば425時間です。
●大人の学びは、「何を学ぶか」も重要なのですが、「誰から学ぶのか」もきわめて重要なのです。
●インプットとアウトプットの間に、「スループット(自分の中で脳がちぎれるほど考える時間)」をもちたいものです。
●「会社や家庭にしか居場所がなくて、考え方や価値観が狭い人」を、イメージしてみてください。知らず知らずのうちに会社化されたその頭からは、ステレオタイプのアイデアしか出てこなくなっていきます。
●世を賑わしている問題のひとつに「働かないおじさん問題」というのがあります。ここでいう、働かないおじさんとは、長い間、同じ組織で働いているため「給料が高いわりに、業績・成果が出ず、市場価値が低いので、組織の外に出ることができない中高年」のことをさします。
●よくビジネスの業界でいわれることのひとつに、「隣の芝生」で輝くものこそが「スキル」、「自分の仕事場」でしか使えないのは単なる「タスク」。
●フィードバックされた内容のなかで、かなり厳しくスパイシーな内容を指摘された場合には、これまでの自分のやり方考え方を捨て去らなければならない場合もあるかもしれません。このことは、「アンラーニング=学習棄却」と呼ばれます。
●アンラーニングとは、「過去に通用したけれど、今はもう通用しないもの」、たとえばスキル、概念、信念、経験などを捨てることです。
●他者から指摘されるより前に、自ら変わる、自ら捨てるという選択をしたほうが楽なのです。
●誰かとよい関係をつくりたければ、ギブをたくさんする。最初はテイクなんて期待してはいけない。
●学びの場を人々に提供すると、世界が広がる
●大人の学びとは「知識インプット」ではなく「アクション」です。
●両親は中卒で、常々「お前には財産は残せないけれど、教育だけは残してやる」
●「こちら側・あちら側」の違いは、能力的な差ではないということ。「決めて、動いたかどうか」だけです。
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学び方の教科書、タイトル通りの内容。
学ぶとは何かを、学校教育が終わった段階に合わせて書かれている。
「学ぶ」が固定化された日本社会の中で、自己のスキルアップに合わせて知ることができる。
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時間がない社会人が二時間程度で読むにはわかりやすくて参考になるかもしれない。私見としては、どういった個体の状況が大人なのかわからないなかで、すべての大人が大人であるという前提で話を進めることにはあまり肯首できない。
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まず、大前提として、人間は自分が所属するコミュニティに影響を受けている。そのため、これだけ変化の早い時代になると一つのコミュニティだけでは一生食べてはいけない。それ故学び直しが必要。
大人の学びには、OSとして3つ。アプリが7つある。
OSは①背伸び②振り返り③つながり
アプリは①タフアサインメント②本1トン③人から教えられる④越境⑤フィードバックを取りに行く⑥場を作る⑦人に教える
どれもその通りだと思った。
自分の課題は⑥だが、それをどうすればよいのかさっぱりわからない。
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自分の場合は「越境」がまったくないことを痛感。わかっちゃいるけれどもできないのです…。大人の学びは痛みを伴うと書かれているとおり、これが怖いのかもしれません。個人的に大量の読書はしているものの、「越境」がないため学びの必要性を痛感する体験に乏しく、読んだ内容が身になる量が少ないのかも。
大学教授の書いた本でありながら著者の作品はいずれも実践的な内容が書かれており悪い意味の「学問」になっていないところが「良」。
(メモ)
原理原則①背伸び②振り返り③つながり
行動①タフな仕事に挑戦②本を1トン読む③人から学ぶ④越境する⑤FBをとりに行く⑥場づくり⑦教えてみる
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変化することや周囲と違う行動を取ることを恐れてはいけないと改めて思う。 チャレンジする上では、人から言われたからとか、周りがこうしているからというのではなく、自分の好奇心から動くかないと継続しないんだということを確認した。
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私が大切にしている輪ゴム論。
遠くへ飛ぶためにゴムをピンと張って、張って、ぷつんと切れてしまっては本末転倒。張る方向を吟味しすぎてその間足踏みしているよりは、ピンと張ってはぴょんと飛んで、また飛んだ場所から軌道修正していく方がよっぽど前へ進める。
「大人の学び」とは、「自ら行動するなかで経験を蓄積し、次の活躍の舞台に移行することをめざして変化すること」。「こちら側・あちら側」の違いは、能力的な差ではなく「決めて、動いたかどうか」。今の私になかなか響くことばがたくさんあった。
職業はもちろんその人の大きな部分を構成するとは思うけれど、自分なりの軸を持った上で色んな顔を持っていていいし、持っていたい。人生は長い。
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私の20代の学びが自分に閉じていたことに気付いた。職場の人間関係に疲れ、正直、休日は誰とも会いたくなかった。独りで過ごし、書店で本を何冊か購入し、カフェに行き、本をむさぼり読む。そして、1週間の出来事を日記に記し、内省する。その繰り返しだった。もっと越境して、学びの場に出ていけばよかった。社外の勉強会に参加したり、他部署の人と勉強会や対話の時間をもったりできればよかった。そうこうして40代になり、子育てと仕事を両立するようになり、土日も夜も社外の勉強会にはなかなか参加できない、という制約ができてしまった。それでも、これからは内にこもらずに、外に出ることも意識して学びの場に出ていきたい。
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3つの原理原則…OS
7つの行動…アプリという考えはたしかにそうなのかなと思った。領域にとらわれず越境に向け行動しようと思った。
7人の学びの履歴書は多様な価値観に基づく学び方が記載されているため、面白いと感じた。
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とりあえず読了。後半に掲載の「7人のビジネスパーソンの学びのリアルストーリー」が面白かった。
あと、本の読み方、大学院の選び方、他人の経験からの学び方、仕事の中での学び方など、具体的な「学びの行動」が7つ紹介されているのが分かり易い。