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今回も面白かった!
哀しい事もあったけど、商売では幸のアイデアが当たり順調。智蔵は優しいし妹の結も一緒に住めて、よい奉公人に恵まれ、いよいよ次の舞台は江戸か…と思っていたら、この終わり方‼︎もう幸に辛い思いはして欲しくないのに。
「みをつくし料理帖」の様に商売がうまくいくと、必ず真似をする者が出てくる。でも幸はそんな事を気にせず、常に先を見ている。本当にたくましい。
悪い事、起きませんように。
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面白いのだけれど、こうなるだろうと予想する展開から外れることなく次巻に続いたので、ちょっと興味を失った。
主人公が賢過ぎ、美人すぎ、貫禄まで加わって、愛されてて、なんかもう揃いすぎて魅力が薄れている。
次巻からは孤軍奮闘編と思われ、魅力が花ひらくのはこれからなんだろう。
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全く、なんという所で終わるんですか⁈
続きが気になって仕方ないのに間に「みをつくし料理帖」を挟むとは‼︎
…ま、そちらはそちらで楽しみでもありますが…「転流篇」確かに流れが変わりそうです。
妹に「心がない」と言われた幸ですが、そう言われるのも分かるほどしたたかで強い。
そして、その幸を包み込む智蔵も幸とはまた違う柔らかい強さを持っている。
お似合いの夫婦なのに…
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確かに。
そんな予感をさせながら「ここでですか~~~」
智蔵とだんだんと夫婦になっていく姿が、とても温かく感じました。
商いについては、ちょっと出来過ぎな感もありますが、あっというまに読了。
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身をつくし料理帖 ほどじゃないけど、でも、なにかわからないけど、
これもこれで好きだわ。
金銀は町人の氏家系なるぞかし。
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面白い。面白いのには違いはない。続きが出たらもちろん読む…が、あの人の命を奪う必要はあったのか。この辺りから少し興が削がれる。最後の展開なんかも追い打ち。いつもは不運に見舞われながらも、直向きに頑張る主人公を応援したくなるし、その世界に入り込めるのに、著者による物語の操作性ばかりが目に付いて、幸のゴリ押し感に辟易。
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180313*読了
あー今回も波乱あり幸せありで、おもしろかった!!
智蔵が好きでたまらない。笑
智蔵の~しまひょなぁって言い方がかわいくてツボです。
わたしも女性として、幸が子を宿している間の幸せも、子を失った悲しみもよく分かります。逆に、生まれてくることをこんなにも楽しみに待ってくれて、子を亡くした時も心から悲しみ、それでいて幸のことを労わってくれる、幸が生きていてくれてありがとうと言ってくれる…そんな旦那さんがいることが羨ましく思います。本当にお似合いの夫婦です。
数々のエピソードがありましたが、2人の子どもに纏わる部分が特に心に残りました。
そしてラスト。商い戦国武将になるべく江戸へ進出…という時に、智蔵がーーー!
めちゃくちゃ気になるところで終わった上に、次はみをつくし料理帖の特別編が出るとのことで(こちらも楽しみ)、1年ほど待たなくてはいけないのかしら…。
待ち遠しくてなりません。どうかご無事で…。
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幸の幸せになるところ見たいのだが、少し良いことがあるとすぐに足をすくわれる。
頑張って知恵を出しまた良くなるかと思うと、不幸が・・・
束の間の幸せを奪わないでと、願うばかりだ。
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正に商い中心になってきた。盛り沢山だけど特に結と賢吉が台頭してきてて心躍る。「女名前禁止」の鎖が外されてしまったら、幸が最強に見える。相応の不幸で均衡を取らなくっちゃあなるめぇ。
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そんな、あんまりだす。
またこんな気になる終わり方して、髙田先生もいけずなお人…。
しかも続きまで更に間が空くなんて…。
一冊の中で悲喜交々、読み手の心を自在に操ることが本当に巧い。
特に今回の幸の不運は読んでいて本当に辛い…。
もう一歩、今一歩、前へ進みたい。
どんな苦境に立たされようとも、常に前を見て知恵を絞る幸と五鈴屋の仲間には今回もワクワクさせてもらった。
普段は全く縁のない着物を着てみたくなる。
物語の中で何度も出てくる「縁と月日」の言葉通り、髙田先生の執筆の都合で間が空くのは仕方おまへん。あとは焦らず、次回第六弾をじりじりしながら待つことにしまひょ。
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『みをつくし料理帖』以来ファンになった
高田郁の作品シリーズ。
大阪の呉服屋に嫁いだヒロインが、その時代の
女性の不遇にも耐えて、新しい女性像を描き出す。
もともと勉学が大好きなヒロインは、物事の
理りにも、深く気づき商いの面白さを知る。
そのヒロイン、跡取りの3兄弟に次々と
請われ嫁ぐというその時代にも珍しい境遇となる。
それはヒロインが持ってる商才と人物像にもよるのだが、
次々と難問が迫り、乗り越えていく物語。
今回は彼女にとって一番良い結婚生活となるのだが。。。
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読み終えてしまいました…
シリーズ第4弾で天満組呉服仲間である桔梗屋の窮地を救うため、桔梗屋買取に名乗りを上げた五鈴屋。
その額は銀二十貫。
金にすれば、およそ三百三十三両。
どうなる、五鈴屋!
どうなる、幸!
と、わくわくしながら待ちに待った第五弾。
無事、桔梗屋を買い取ることができ、桔梗屋と従業員を窮地から救った五鈴屋。
幸の商才で五鈴屋は成長を続ける。
そんな時、待望の幸の妊娠。
と、ここまでは「あぁ、良かった!良かった!」と読んでいたのだけれど…
ラストは…
胸が詰まって、涙がじわり…
あぁ…、続編まで半年も待たねばならないかと思うと…
寂しすぎる…
そして、そして…
続きが気になる!
いつも続きが気になるけれど、今回ほど気になることはなかった~!!
それぐらい衝撃的なラストで…
今から第六弾が待ち遠しい!
高田郁さんの本と出合ったのは2013年のこと。
親友が「『みをつくし料理帖』はほんまにええから~!読んでみて~!」と勧めてくれたのがきっかけでした。
最初に読んだのは『花散らしの雨』
みをつくし料理帖シリーズ第2弾でした。
古本屋さんで手に入ったのが、第2弾だったので(笑)
それがものすごく良くて!
すぐに紀伊国屋さんで第1弾の『八朔の雪』を購入。
それ以来、高田郁さんの熱烈なファンです!
好きな作家さんはたくさんいるけれど、高田さんは特別!
何が特別かというと、高田さんの本は新刊で買う!と決めていること。
高田さんへのささやかな応援です(笑)
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はじめの方から嬉し涙と悲しい涙を流す場面が続き、とてもじゃないが職場での休み時間に読むことができなかった。副題が転流篇とは、胸騒ぎを覚えつつ読み進め……母の死を乗り越え、新しい命を宿した幸。その後の顛末はあまりにむごい。この時代に二十歳を越えた妹・結の行く末も気になるが、六代目店主はどうなるの? 商いが順調に伸びていく中での波乱に、物語の巧さ、面白さを感じる。
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高田郁さんの本は読み応えがあります。読了後も余韻が続きます。「あきない世傳 金と銀(五)転流篇」、2018.2発行。商才と頑張りで前に前に進む幸、人間性に惚れ惚れする夫の智蔵、女衆をまとめるお竹、番頭の鉄助に周助、賢吉などが脇をしっかり固めています。苦境に陥った桔梗屋を奉公人を含めて五鈴屋に統合して救出、着物一本に帯三本と合わせ帯による帯の売り上げ、そして江戸への進出準備と幸の商いは進みます。智蔵とお竹のサポートが光ります。幸の妹・結も一緒に働いています。ただ、智蔵の健康が気がかりです。
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智ぼんさん、どうなるの?という所で次巻に続くなんて罪な方です、髙田先生。すぐにも続きが読みたいのにみおつくし料理帖特別巻の為少し間があくなんてとっても辛いけれど、みおつくし料理帖特別巻は超絶楽しみ♪