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紙の本
“家族”という呪い
2021/03/25 23:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kaya - この投稿者のレビュー一覧を見る
優士の拒絶、母の帰還、駿人の進学、と読み応えモリモリ。
そして、頑なだった優士の変化の芽生えを感じさせる3巻でした♪
優士に拒まれた夜以来、以前のように“家族”に戻ったふりをする駿人。
中学校の体育祭では、保護者として甥の写真を撮ろうと必死な優士と
なんで来てんだよ!と怒りながらも恥ずかしそうに写真を撮られる駿人。
外から見れば普通の家族にしか見えない二人。
けれど、心の中では優士への想いが今も燻り続けたまま。
「家族の顔をしていれば、優士は笑ってくれる」
という駿人の独白がなんとも切ないです…
だって、駿人は優士と家族ではなく、恋人になりたいのだから。
それでも優士のため、と彼の望む甥っ子を演じる駿人が健気でした。
そんな平穏を取り戻したかのように見えた中山家に、嵐がやってきます。
駿人と菊花の母・弥生の帰還!
おおよその想像通り、奔放!!
子どもへの愛情はあるけれど、ただ、母親には向いてないんだろうな…
なにより、菊花の反応が辛すぎました。
母親を目の前にしてパニックを起こし、キャーと叫ぶ姿が痛々しかったです。
優士もまたそんな弥生に翻弄されてきた一人でした。
だけど、新しい家族に馴染めなかった幼い優士に明るく笑いかけ、
血の繋がりの有無ではなく、同じ家で一緒に住めば家族になれると
教えてくれたのも彼女でした。
甥から想いを寄せられた今となっては、弥生の植え付けた
“家族観”は呪いのように優士自身を縛り付けるだけですが…
うーん…
悪い人ではないけれど、弥生が何かをする度に
周囲が振り回され、まるで台風の目のような人です。
「駿人と菊花を連れ帰る」という選択も彼女にとっては最善の選択を
したつもりなんだろうけれど、結局は自分が最優先なんですよね。
突然の母の来襲や進路のこと、優士とのこと、誰にも話せずに
いっぱい溜め込んできた駿人がここにきて遂に爆発します。
そりゃそうだ、まだ中学生なのに色んなもの背負いすぎです。
決して家族の前では涙を見せなかった駿人が日高の前で泣き出し、
弱音を吐く姿に無性によしよししたくなりました…
駿人の質問にバカ真面目に答えてくれ、失恋したら一緒になって
ショックを受けてくれたり、潰れそうになっていたら
「もっといろいろ話をしよう」と真摯に答えてくれる日高だから、
駿人も素直に甘えられたんだろうな。
日高がいてくれてよかった…
その後、遠方の高校に進学を決め、家を出て行くことが決まると、
優士の中では寂しさがじわじわとせりあがってきていました。
寂しそうな優士に「俺は絶対優士のとこに帰ってくる」と
はっきり伝えられる駿人が格好良かったです。
駿人のこのブレなさ、素敵ですよね。
中学生だろうと、こんなのぐらっとキてしまうわ…
そして、受験に合格し、家を出て行った駿人。
それから月日は流れ―
2年ぶりに帰宅した駿人。
身長が伸び、大人の顔つきで、めちゃくちゃ“男”になっている!
菊花の「おにーちゃんはぜったいに だれよりもかっこよくなるのに」予想も
当ってましたね!さすがは妹!
久々の再会で感極まった駿人が優士に抱きついたところで次巻へ。
驚きからか、呆けた表情の優士。
成長した駿人を前に、優士の中で変化は起きたのでしょうか…ドキドキ
電子書籍
嵐
2020/12/07 15:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:paseo - この投稿者のレビュー一覧を見る
駿人は優士のために元に戻ったフリをして失恋したことにしてる。
でも好きなことはなしにできない。そりゃあそうだよね。
駿人と菊花の母、優士の義理の姉が突然戻ってきた。
嵐が吹き荒れる。
菊花は母弥生のことを覚えてないからパニック。
駿人も身勝手な母に大爆発。
電子書籍
面白かったです。
2020/04/19 06:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆみーる - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっと優士が動き出しました。
お母さんも出てきましたがこれからどうなっていくのか先が読めません。
次巻が楽しみです。
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