紙の本
ありそうでなかったテーマ
2019/09/01 17:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:donden - この投稿者のレビュー一覧を見る
かつてプロ野球チームの半数を占めていた鉄道会社の栄枯盛衰と現在のプロ野球チームと鉄道会社との繋がりを紐解く作品です。
紙の本
おもしろい
2023/10/12 09:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
プロ野球と鉄道とのかかわりについて、面白く読むことができました。昭和の鉄道での遠征事情など、興味深かったです。
投稿元:
レビューを見る
かつて多くの球団を鉄道会社が保有していたように、古くから密接なつながりがあるプロ野球と鉄道。チームの遠征においても鉄道は必要不可欠で、新幹線の開業による所要時間の短縮は革命的な出来事だった。本書では、黎明期から現在までのプロ野球と鉄道の関わりについて、各種資料を検証・考察するとともに、往時のスター選手たちが語るエピソードなど、さまざまな視点からその深いつながりを紹介する。
視点は悪くないというより、とてもいい。でも掘り下げが浅い。鉄道会社の球団史だけでも一冊書けそうだが。
投稿元:
レビューを見る
かつては国鉄をはじめとして、多くの鉄道会社が
プロ野球球団を所有していました。
しかし現在はご存知の通り、阪神と西武くらいです。
プロ野球の所有会社は、その時代の代表的産業を大きく
反映しているのですから、それは仕方ないです。
現代では、たとえ自社の鉄道網で自前チームの球場に
お客さんを呼び込んだとしても利益には繋がらないの
でしょう。
しかしこの本にはもう一つの主題があります。
新幹線などの高速鉄道の発展により、地方都市球団も
遠征が楽になり、強いチームへと変わっているという
点です。
古くは広島カープが初優勝した昭和50年には、
新幹線が大阪から岡山まで延伸されています。
戦力の均衡が図られているももちろんですが、
こういった地方のハンデがなくなりつつあり、
どのチームが優勝してもおかしくない構図が生まれて
いるという説は非常に説得力があります。
投稿元:
レビューを見る
プロ野球と鉄道について語った一冊。
かつては多くの鉄道会社が球団を持っており、今も阪神や西武など親会社が鉄道会社の球団は存在する。
それとは別に鉄道によって遠征が楽になったり、逆に球団が地方に分散したりというのもあり、球団と鉄道が切っても切れない関係というのがよく分かった。