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当然3億円の宝くじが当たった主人公。どう対処していいか分からなくなった主人公は親友に相談する。ところが、その親友が3億円をもってトンズラしてしまう。消えた親友と3億円を追いかける中で、主人公が見つけた「お金と幸せ」とは・・・、ってな話。
個人的には、人生を幸福に過ごすには、2つの余裕が必用だと思ってて。1つは時間の余裕。1つはお金の余裕。このバランスをしっかりとコントロールしていけば、幸せな人生を過ごしていけるのではないかな、なんて思ってます。文中の言葉を借りるなら「人生には必要なモノ。それは勇気と想像力と、ほんのちょっとのお金(byチャップリン)」ってのがすんなりくるかな。
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うーん、哲学的だったかなぁ。
リアルなようで、ふわふわと現実味がまるでなく、でももしも自分だったらと思わずにはいられない感じが不思議だった。
でも、面白かったかと問われると首を傾げてしまう感じ。
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お金って何だろう?と思ったときに目に留まった一冊!!お金とは人間が作り出したものであり、互いの信用の上に成立しているものだと改めて認識させてくれた一冊。
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たまたま通った駅ビルで、しかももらった福引券で引いた宝くじで三億円が当たった図書館司書の一男。
彼には弟の借金があったが、それを返済しても使いきれる額ではなかった。
大金を手にしてしまった一男は、自分の生活や周りが変わってしまうのではないかと恐怖を覚える。
そして、それを相談しようとしたのは親友だったのに15年も会っていない九十九だった。
しかし、その九十九が三億円を持っていなくなってしまう。
様々な金持ちから話を聞きながら、九十九の居場所を探し始める一男。
お金を巡る様々な出来事を通過して、一男の辿り着いた先は…
なかなか難しいテーマだなぁ。
2019.3.17
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映画化になるとのことで読んでみた。結構、面白かったと思う。お金で買えるものをどんどん買っていく事で、今度は買うものがなくなってくる。そのとき幸せはどこで感じるんだろうか?地味にポイント貯めたり、割引セールの時に買い物することも幸せの一部かも。
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2年ほど前に衝動買いして、読んでガッカリした記憶。
内容は驚くほど覚えていない。
おもんなかった、ガッカリしたという記憶しかないという事は、それほどつまらなかったのだろう。
まぁ、映画化したら案外おもしろそうかも。
以下、読書メーターの感想。
宝くじで3億円を得たある男の物語。『お金と幸せの答え』とは何か?がテーマの本だけど、その答えについて明確には書かれていないと思った。
この手の作品はいつもそうだ。
結局はその答えは曖昧で、てゆうか人それぞれ違うものだから自分で見つけようとしなくちゃいけない。
決して書くことは出来ないんだろうなぁ。
とは言え、風呂敷を広げた割には尻切れトンボでガッカリ。。。
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ずっと身近にありながらもその正体はよく分からず、多すぎても少なすぎても困ってしまう「お金」。一男(かずお)と九十九(つくも)という二人を主人公にしながらもこの本の真の主役はお金かも。チャップリンやサウンドオブミュージック、落語に実在の人物たちの名言などが散りばめられていてストーリーそのものよりそういった雑学みたいなことが面白かったです。ストーリー(というか主題というか)の「お金」と幸せの関係については結局というかやっぱりというか、各自お考えください的な終わり方で不完全燃焼。映画化されるそうで文庫版の解説は主演俳優さんが書かれていました。
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お金の見方が変わる。お金になにを期待して使って来たのかなと、改めて思う。
お金で幸せが買えるとどこかで強く思ってた。一旦頭を空にして、お金と共にどんな風に過ごしたいか頭に描いて行きたい。ワクワクします。
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「電車男」や「モテキ」、「君の名は。」等の映画を製作、史上最年少で藤本賞を受賞し、「世界から猫が消えたなら」で作家デビューした著者が描く、お金と幸せの答えについての小説。
弟の借金を背負ったが故に、幸せだった家庭生活もままならなくなり、妻と娘は別居することになってしまった主人公となる一男は、宝くじで三億円を当てる。
突如として大金持ちになった一男は、過去の高額当選者の不幸な末路を知り、大富豪となっていた親友の九十九(つくも)を訪ねるが、そのお金と九十九が翌朝にいなくなってしまう。
九十九からお金を取り戻すこと、お金と幸せの答えを見つけることのために、九十九と繋がりのある人物たちと出会っていく。
容姿端麗ではあるが、お金を憎み育ってきた結果、愛とお金なしでは生きられなくなったという十和子。
大きな身体に強面、関西弁で馬主、計算や勝算を計ることが得意でビジネスを常に成功に導いてきた百瀬。
ビジネスのニューワールドという宗教まがいのセミナーで信者を集める、九十九のもう一人の親友千住。
一男の妻、万佐子。
人は欲によって生かされている。
欲がなくなってしまっては、人間じゃない。
美味しいものを食べたい、世界一周旅行がしたい、クルーザーが欲しい。
しかし、ただ家族と幸せに過ごしたい、自由になりたい等という曖昧な欲になってしまうと、人間として魅力を失ってしまう。
一男は、親友九十九と再開し、お金を取り戻せるのか、別居してしまった家族は一男のもとに帰ってくるのか、お金と幸せの答えは見つかるのか。
お金と幸せは、どちらかを得れば、どちらかを失うということはないはず。だけど、世のお金持ちの中には、多くのお金を手に入れた代償として幸せを失っていることも事実。お金持ちを目指す者として、先人の失敗からお金と幸せの答えとやらを見つけて、幸せなお金持ちになれる道を探っていきたい。
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落語にかけながらの展開はよかったが、いかんせん、内容が使い古されたようなお金の話で、結局、こころに残らないのが残念でならない。
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3千万の借金を抱えた一男は、
3億円の宝くじに当選する。
15年ぶりに再会する大学時代の親友、九十九は、彼の3億円を持って姿をくらましてしまう。
お金と向き合う人生を歩んできた、数を名に持つ登場人物たち。
彼らが辿り着いた「お金と幸せの答え」とはー
読み始めるまで、まさか『芝浜』だとは思わなかった。
サラリと読める。
面白かったー。
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『お金と幸せの答えを教えてください』
お金があれば幸せだとは思う
『愛があればお金なんて』ってそんな事思った事もない
ただお金は持ちすぎると、いろんな知り合いが増え騙して騙される人が信じられない、信じられるのはお金だけって
そんな人生もつまらないと思う。
チャップリンのセリフが全てですよね
『人生に必要なものは。
それは勇気と想像力とほんの少しのお金さ』
自分の思いを伝える勇気
自分の未来を描く想像力
想像する未来を実現できる必要なお金
人の見る未来図は様々、自分の未来に必要な分のお金があれば人は幸せなのかもしれませんね。
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【前置き】
億男が文庫ででた!
ちょっと前から気になってた本です。
そこそこに、
世界から猫が消えたならがおもしろかったんで、
名前も覚えやすくて覚えてた、川村元気さん。
すぐに買わなかったのはなんでだろう?
活字離れ中だったか、
他にも読んでる本があったからかな?
多分後者。
かぐりんもなんとなく、
すい臓に病を持つ少女に魅かれてるクラスメイト君みたく、
読む順番がある!
なので、
買わなかったんですが、
しるし書店で見つけてしまっては買うしかない!
と、
即買いしたっす!
【中身】
内容的には、
「一男」は借金が3000万ある。
身内の肩代わりだ!
でも、
景品で貰った宝くじが当たって3億円GET!
でも、
「九十九」に奪われる!?
で、
「九十九」を探すため、
「九十九」の知り合いを当たる!
「十和子」
「百瀬」
「千住」
と、
対面していき、
「万佐子」とのいきさつを経て、
奪われた3億円は・・・。
お金持ちになる!
でも、
どうやってなるかだし、
お金がある=幸せなのか?
と、
言う命題に挑んでいく内容ですかね。
途中々に、
偉人たちのお金にまつわるお言葉がちりばめられており、
小説中の登場人物たち以外の、
お金にまつわるお言葉が刺さる内容となっております。
【しるし】
サイトウリョウタ氏は、
本にブックマークたくさん!
と、
鉛筆?
シャーペンによる線引きに、
別紙に名言に対するご自身のコメントが書き書き!
1部抜粋。
死ぬ時が人生最大の金持ち。
これ、
昔っから言われてる日本人の残念ポイントですよね。
物ではなく、
心ではなく、
お金を残す。
そこに、
サイトウリョウタ氏のコメントが、
「僕は貯金できないタイプ」
と、
かぐりんも昔そうでしたが、今は違う!
給料の3か月分くらいはやっぱり貯金してて!
最低でも!
と、
思ってる。
なんだかんだで突発的に必要になる場合があるのよ!
かぐりん的に目安が給料の3か月分!
本当は、
真山先輩みたく、
いつか自分にチャンスが来たときに、
それに「飛び込めるか」「飛び込めないか」は単純にお金の「ある」「なし」にかかってくることが殆どだと思う!
と、
もし好きな女に何かあった時さ、
「何も考えないでしばらく休め」って言えるくらいはなんかさ持ってたいんだよね!
と、
言う金額は確かに持っていたい!
目安100万~300万くらうか?
ここは、
単純に年齢なものか人間性なものかわからんが、変化あるぞ!
【インディアンソウル】
嘘か本当かって聞かれれば嘘も混じってるかもしれんが信じたいのよね。
シルバーアクセサリーってしってるかい?
有名どころではクロムハーツとかな。
シルバー自体は、
実は高くなくてグラム50円くらいかな?
指輪1つが100グラムだとすると5000円くらい。
でも、
クロムハーツって高いでしょう?
でもでも、
質屋に持っていくとグラム50円ですよ!
クロムハーツはクロムハーツの証明書がないとそれだけの価値になります。
証明書が信頼の証!
同じように、
かぐりんはインディアンジュエリーが好きです!
インディアンジュエリーその作り手がどの部族なのかによりますが、
ナバホ族が作ってるものはターコイズがよく使われています。
これ、
ターコイズもダイヤやルビー、サファイアなんかと違って、
宝石ではないので質屋に持っていっても価値0だったりします。
でも、
その世界では100万で取引されるようなものもあります。
ターコイズに限っては、
最終的には信用で動いてて真贋が関係ない場合もちらほらあるとか!
ターコイズを信頼して、
アーティストを信頼して、
作ってもらって、
自分の手元に来るのが本当に、
本物のターコイズか、
本当に本人が作ってるか、
それは、
信頼のみでしか存在しないものがインディアンジュエリーなんですよ!
お金が幸せの元になる?
それは、
使う人の人間力でしょう?
と、
どんな信頼「関係」を築けるかじゃないのかな?
だって、
人間独りじゃきっと幸せになれない。
人間お金持ってるだけじゃ幸せになれない。
と、
思うのよね。
若干「十和子」わ?
と、
思いつつも関係「性」は必要よね。
そして、
占いもそうですが、
自分で経験して血肉にしたこと以外ってあまり意味がない。
つまり、
おい金を手にしてから考えようというか経験しようって感じです。
予習はできても、
それは経験じゃないし、
体験じゃないから意味がないのかと。。。
でも、
かぐりんは、
「募金したらきっと大きくなって返ってきてくれるよね的な思惑を持って関係性を築いておりますので、
いつか、
お金持ちになってそれなりの答えをみなさまにお伝えできるのではないかと思っております。
・・・。
まとまってるかな?かな?
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何を買ったらいいのか悩み、フェア台に平積みされていたので、なんともなしに購入。今更だけども、やっと読み始めて読了。
読みやすい所為か、お金という関心深い内容の所為か、読み終わりまでが早かったなと思う。
終わり方ははっきりとせず、何か確固たる答えを示す訳でもなく、終わり方として判然としないが、取り扱っているテーマは興味深い。
お金の正体はなんなのか。
幸せとはなんなのか。
結局、分からないなと思うし。決めつけられてもたまらない。その点では、小説としては物足りなさを感じたな。
でも、自己啓発?的な本としては、気付かされた事は多かった。特に自分は物事に拘りがなく、周囲に関心が薄い人間なのかもしれないと思った。
だからこそ、勉強が足りないし、具体性がないのだと。
九十九と万佐子の言葉に痛いところを疲れまくりだ。
結局は抽象的であって具体性を伴わず、だからこそ「お金持ちになりたい」、「幸せになりたい」のゴールがどこなのか、道筋はどうしていけばいいのか、考えられていないのだろう。
幸せであったり、お金なんて未だによく分からないが、各人で大切な軸を持てていればいい。
そんな風に感じた一冊でした
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「世界から猫が消えたなら」が好きだったから、文庫化を機に読んだ。
2日や3日で一気に読んだのだが、もちろん文章、は読みやすいし、話の展開も明瞭であった一方で、テーマがあまりに説教くさすぎた。そのせいかストーリーにもあまり魅力を覚えることができなかった、というのが正直な感想だ。