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紙の本
私は「学年誌」で大きくなりました
2018/11/08 15:23
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前ある人からどうして本好きになったのかとたずねられたことがあります。
時にきっかけとなった本があったこともなく、両親も本を読む人でもなく、そういえばどうしてだろうと考えて、もしかしたら小学生の頃に買ってもらっていた小学館の「学年誌」の影響が大きかったように思うと答えました。
私が小学生だったのは昭和30年代から40年の最初にかけてですが、その当時は本屋さんが発売日に自宅まで配達してくれていて、発売日に届かないと泣いて母親を困らせたものです。
付録をはさんでふっくらと膨れた雑誌にどんなに癒されたことか。
本がそばになくても、「学年誌」を購読してくれた両親に感謝しないといけないと今さらながらに思っています。
小学館の「学年誌」は「学年別・学習雑誌」で学年が進級すると、例えば小学五年の時は「小学五年生」を購読し、六年生になれば「小学六年生」を読むようになる、といった仕組みです。
では「学年誌」はどういう位置づけだったかというと、「あらゆる情報を詰め込んだ子どものための総合情報誌」だったそうです。
もっとも私の小さい頃には「情報」という言葉もほとんど耳にすることはありませんでしたが。
なので、載っている記事は漫画や読み物だけでなく、社会や事件、あるいは未来予測や芸能や流行と多岐にわたっています。
この本では昭和40年から49年にかけた10年間で、「学年誌」がどのような記事を載せてきたかを振り返っています。
なんといっても、付録についたように「日本万国博覧会」(1970年)が大きなニュースでした。
私はもうその頃は「学年誌」を卒業して「中一時代」とか旺文社の「学年誌」を読んでいましたが。
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