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新しい推理小説の形。
フィクションも入ってるのかな?自分にはそんな専門的な知識がないから、とてもあり得そうなロジックに聞こえてしまう。
現在起こっている奇怪な事故(事件?)
事故現場に現れる不思議な力を持つ少女
甘粕才生という映像界の鬼才を襲った悲劇
天才脳外科医・羽原
様々な謎がひとつの答えを導き出すとき、生まれるのは悲劇か奇跡か。
東野圭吾の実力を久し振りに読んで目の当たりにした。傑作だと思う。
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途中でちょっと間延びした感もあったけれど、わりと面白く最後まで読めた。ラストにかけて急展開でグイグイ進んで行く感じがよかった。犯人とその真相にはあっと驚いた!面白い。
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300キロ離れた2つの温泉地で、観光客とおぼしき男性2人が死亡。たまたま通常より高値で発生した硫化水素を吸ったがゆえの事故と思われたが、2人と共通の知人の存在が浮かび上がる。これは殺人事件なのか。
まもなく公開の映画版では、調査に出向く研究者に櫻井くん。謎の力を持つ少女にすずちゃん、同じ力を持つらしい青年に福士くん。
何かを起こす力ではなく、何が起きるかを予知する力。実際にはあり得ない話ならば徹底的にファンタジーのほうが好みです。だから、好みかと言われるとビミョーなわけですが、きっとそこが問題ではないのですね。東野圭吾を読めばいつも感じること、科学の力は使う人によって良くも悪くもなる。自然を予知する力があったとしたら、それも使いようでどちらにもなるんだって。
約500頁、夜ふかしするつもりはなかったのに、読み終わるまで眠れない。さすがです。
映画の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/f45fde1d8ab04cbb2bcd11fee60d637b
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ある地方の温泉地で硫化水素中毒による死亡事故が発生した。
地球化学の研究者・青江が警察の依頼で事故現場に赴くと若い女の姿があった。
彼女はひとりの青年の行方を追っているようだった。
2か月後、遠く離れた別の温泉地でも同じような中毒事故が起こる。
ふたりの被害者に共通点はあるのか。
調査のため青江が現地を訪れると、またも例の彼女がそこにいた。
困惑する青江の前で、彼女は次々と不思議な“力”を発揮し始める。
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うちは、非現実的な小説は好きじゃない。
読んでても、何でもありやんってなる。
でも、この人の書く非現実的な内容は、ありえなさそうに見えて、科学が追いついてないだけで、実は、ありえる話なんかなと思ってしまう。
それぐらい、現実として違和感なく面白く読める。
今回も、そうやった。
最後の最後で、何それ?という内容ではなく、最初から最後まで、話が通ってた。
警察が最後、脇役中の脇役になってた所が、ちょっとビックリやったけど。
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ラプラス、の描写にどうしても浅さを感じてしまい単なるご都合能力にしか感じられませんでした。
そんな天才なのにこんな手間かかることする?ってどうしても思ってしまう。
ヒロインがラプラスになろうとする理由もあっさりだし、そこ辺りの葛藤とかはもっとあってもいいんじゃないかなーとか。
ミステリー的な煽りを前半でしつこいぐらいやっておいて、後半は怒涛の幕引きに感じました。
うーん、やっぱりもう少し人物描写に集中するか、ラプラスがどれくらい凄い能力なのかの描写に力入れるかして欲しかった。
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前半、300kmも離れた温泉地で、同じ火山性のガスで死亡したケースから話が始まるのだが、登場人物が多いし、どう繋がり合っていくのかわからなくて、頭の中が混乱。でも、後半の謎解きは、あまりにあっけなくて、がっかりした。
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映画を見てから、本書を読みました。
東野作品は、面白い作品が多いですが、本作もそのひとつ。
フランスの数学者、ピエール・シモン・ラプラス。
あらゆる原子の現在位置と運動量が分かれば、物理法則により、時間的変化を計測可能であり、未来の状態が予知できる。
本作のモチーフとして、ラプラスの悪魔が出てくるが、現実にはありえないものの、ミステリーとしてうまく読者を誘導していくところは、やはり東野作品のうまさか?
映画では、登場人物の立ち位置や物語への関与など、理解できないところがいくつかありましたが、本書を読んで、理解できました。
厚い本ですが、ぜひどうぞ。
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読書習慣を復活させたくて、久しぶりに手に取った本がこちらでした!
久しぶりだったけど、どんどんのめり込んですぐに完読しました(^^)
スピード感があって読みやすい!
内容も面白いです!
映画化するようなのでそちらも見たいと思いました!
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面白い。
最初は、バラバラだった登場人物、死亡事故がだんだん繋がっていく。
非常に特殊な設定だか、絶対無いとは言い切れない。いや、無いんだろけど。
円華が魅力的。桐宮玲にも惹かれる。ボディガードの武尾、青江教授も良い。
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前半は謎が多すぎて、
説明的なこともあって
少し長く感じるのですが、
謙人の性格、動きが
わかりはじめてからが面白い!
後半は一気に読めます◎
東野圭吾作品は
タイトルの意味をわかった瞬間、
ドキッとするものが多いですよね
この本のタイトルにも
ちゃんと意味があって好きです。
全てのことについて
魔法とか非科学的なことではなく
あくまで科学と物理の説明にするのが
個人的にはすごくいいな〜と思いました。
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やはり映画に比べ、説得力のある内容になっています。映画だから細かい内容は込められないというのは言い訳でしょう。原作をどうさばいて見る人の共感を得られる映画とすべき。何だか映画のレビューみたいになってしまい、失礼しました。
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自然現象を予測する少年と少女の話。
登場人物のキャラが立っていて、「あれ?これ誰だったかな?」と思うことがなく、最後まで楽しめた。
次作もありえる終わりに期待しつつ読了。
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時系列ごとに主観が変わって行くので、とても場面でのストーリーがわかりやすく読みやすかったです。
映画で、この小説を再現するのは、とても内容的に薄くなってしまうだろうなという印象です。
また、専門的な知識が多い所はやっぱり東野圭吾だなぁと感じます。
それによって作品に入り込めれた気がします。
設定が少し現実離れしてる様ですが、だからと言って悪印象を受けることなどは全くありませんでした。
少し長い小説ですが、普通に小説を読まれる方であれば楽しめる作品かと思います。
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なんと恐ろしいことに、既読本でした!ヒロインの竜巻の描写で、あれ?と思いましたが、途中でやめたんだったかな?と、読み続けました。そしてラストまで読んで、読んでたこれ、と愕然となりました。なんでだ!?
私の記憶が齢とともに怪しくなってきているのか、ストーリーがまったく心に刺さらなかったのか‥。
物語は東野さんの理系分野が発揮されて、そんなバカな、でもすでに実施されてたりしたね、な特殊能力者が出てきます。円華はケントとまた再会できるのかな?1人じゃ悲しすぎるよね
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青江教授が探偵役かと思いきやそうではなく、存在感も今ひとつ。話は複数の視点でサクサク進む。とても読み易くはあるが、先が読める展開。現在公開中の映画を観に行こうと思える内容ではなかった。