紙の本
魔力の胎動
2018/05/03 09:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yasu - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化された「ラプラスの魔女」の前日譚。
自然現象を見事に言い当てる彼女の不思議な“力”により、悩める人たちを救う短編物語。「ラプラスの魔女」へのつながる設定が興味深い。
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さすが、東野さん。そらさないなぁ。
円華の能力は、いつからあんなふうに発揮されるようになったのだろう。
おべんちゃらも言わないし、困った性格だけど、なんだかんだで人を助けている。
終盤、~魔女につながる展開になって、映画がいよいよ楽しみになった。
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ラプラスの魔女のストーリーを全然覚えてなかったからかな…楽しめなかった。
結構、やっつけ仕事感あふれでてます。新作出せば売れるし仕方ないのかもだけどかなりの期待はずれ。
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『ラプラスの魔女』からの続けて、『魔力の胎動』さすが東野圭吾さん。ますますラプラスの世界が広がって繋がって円華ちゃんがどんな子なのか親しみが深まりました♪ラプラスの前にはこういうことも有ったのかと、物語の世界の時間がより深くなってったなぁ。最終章では青江先生も登場。映画も本当に楽しみだなぁ。
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「ラプラスの魔女」の映画公開に合わせた続編の発売かと思いきや、意外にも「ラプラスの魔女」の前に円華や青江が遭遇した事件を描いた前日譚の連作短編集。
作者も「ラプラスの魔女」の発表時にコメントしているが、この作品は少し異色で、読んでいても、なかなか内容を受け入れることが難しい作品。それを映画化してしまうのも無謀だが、それの続編みたいな作品を書くのも、かなり勇気のいることだと思う。
そんな訳で、「ラプラスの魔女」の内容をネットで振り返りながら、読むことに…相変わらず、円華のキャラクターは受け入れられないが、物語の展開はどこか「ガリレオ」シリーズを彷彿とさせる。長編じゃない分、前作より読みやすいし、この作品から読み出しても、充分理解出来る内容に仕上がっている分、今作の方がすんなり物語を楽しめる。
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ラプラスの魔女とどっちから読もうかと悩んだ末やはり前日譚からだなと思って読みました。
やっぱり面白かった!
どうして京太がナユタと名乗っていたのか、円華との出会い、そして最後の「魔力の胎動」はラプラスの魔女に繋がっているんだろうなと思います。
どうしてなのか東野圭吾さんの本は惹きつけられますね。
読み出すととまらない。
次の「ラプラスの魔女」がますます楽しみです!
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同作者の『ラプラスの魔女』の続編ですが、作品自体は前日譚にあたる5つの中編集になるのでこちらだけでも楽しめます。風の動きや、気候の変動を空気の変化などの些細なことから予測することができる不思議な力を持った少女・羽原円華が鍼灸師・工藤ナユタとともに,スポーツ選手,恩師,作曲家などの抱える問題を解決していく物語です。
『ラプラスの魔女』は人には予測できない自然現象を用いた殺人事件を紐解いていく物語でしたが、今作は人の精神を科学や物理の法則を使って救っていく物語になっています。
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自然現象を見事に言い当てる、彼女の不思議な“力”はいったい何なのか――。
彼女(羽原円華)によって、悩める人たちが救われていく。
『ラプラスの魔女』の前日譚。
針灸師の工藤ナユタの過去も。
それにしても、東野さん、よくもまぁいろいろ思いつくこと・・・w
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『ラプラスの魔女』を読んでから、だいぶ経ってしまったので、あんまり覚えていない…。
でも、これはこれで面白かった。
短編で読みやすいし。ナユタも好印象だった。
ラプラス、もう一回読もうかなぁ。
***
自然現象を見事に言い当てる、彼女の不思議な“力”はいったい何なのか――。彼女によって、悩める人たちが救われて行く……。東野圭吾が価値観を覆した衝撃のミステリ『ラプラスの魔女』の前日譚。
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めずらしく☆3つ。
『ラプラスの魔女』の前日譚とのことですが、『ラプラスの魔女』のストーリーはすっかり忘れ、ナユタや円華も関係性がどんなか、、、も1回『ラプラス~』読も。
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『ラプラスの悪魔』の前日譚
前日譚といわれると、本当に”前日”の話をするのか、と思ってしまう...
短篇5編の構成で、前4編は鍼灸師のナユタという男とその患者や友人知人の事件のようなものを円華が解決。5編目は、青江教授の赤熊前の硫化水素調査について。
日常ミステリという感じでとても面白い。
奥西さん好き。
ガリレオみたいに、シリーズ化、ドラマ化してくれないかな。
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2018.6.9
ラプラスの前日譚だと知らずに読みました。
サクサク読めたけれど、どうしても広瀬すずちゃんの顔が出てきて・・映画が少し残念だったので、なんとなく引きずって読んでしまった感。
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内容紹介
映画化『ラプラスの魔女』前日譚
自然現象を見事に言い当てる、彼女の不思議な“力”はいったい何なのか――。彼女によって、悩める人たちが救われて行く……。東野圭吾が価値観を覆した衝撃のミステリ『ラプラスの魔女』の前日譚。
5話からなる連作短編集。
『ラプラスの魔女』は3年前に読んだので うろ覚えです。
円華の超人的な能力や生い立ちが気になります。
続編はいつかあるのかなぁ?
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iいつも通り面白いんだけど、映画化に向けて「もうひと儲け」的な臭いがしてならない。
単に4話+書き下ろし1話を並べるだけでなく、もう少し丁寧に作れなかったのかな?
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「ラプラスの魔女」が読み終わったので
前日譚ということで手に取りました。
第一章 あの風に向かって翔べ
第二章 この手で魔球を
第三章 その流れの行方は
第四章 どの未知で迷っていようとも
第五章 魔力の胎動
5つの章でなっています。
スキージャンパー、野球などのスポーツを科学的、
物理学的を中心にして解明されているので通常とは
違った見方でスポーツを楽しめた気がします。
そしてナユタの視点からミステリーとなり円華との接点などが分かり、
「ラプラスの魔女」の補足的なストーリーへと続いています。
特別にこの作品を読まなければ「ラプラスの魔女」が
分からないというわけでもなく、
これは単なる補足的なものでそれぞれが単独なストーリーと
なっているのでそれを楽しんで読むのが良いかと思います。
ナユタの正体が思わぬ形で分かってしまいますが、
その部分が「人魚の眠る家」の作品を想像させてしまいました。
どんな分野でも理論的に的確に描かれているので、
面白く読みやすかったです。