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数少ないOKRの本の中では最も実践的かつ簡潔に書かれているので、とても良い。OKRを導入したい人にお勧めしたい。
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年初の個人目標の参考になればと読んだ。
アメリカ、シリコンバレーが発祥となっている目標設定とそのアプローチ手法の解説本で、日本でもビズリーチやメルカリが取り入れているらしい。
自分自身の経験から定量評価が難しい職種に配属になって以来、毎年の自己評価のタイミングで定量評価と定性評価とを行っているので、ここ数年の手探りでやって来た自己流がすっきりまとまってくる。
読んで満足しちゃいけない本。必ず実践として実行しなきゃ意味がない。
全体を通してのまとめは
・シンプルな目標Oを設定
・目標Oを実現するために必要な結果KRを設定
・結果KRの自信度は50%を目安
・毎週、設定したKRに近づいているのか、自信度に変化があったのかを確認
・自信度に変化があった場合、その理由を確認する
・これを続けて、四半期で総合評価をする
<間接部門のOKRを会社の目標と結びつける> -P164-
→計測が難しい目標をどのようにして書き換えるのか。
1. あいまいさを指摘して、定義を明確にする。
2. 部門を越えて共同で整合性をとるようにする。
3. KRが測定可能だとわかるように、過去の指標を確認する。
4. タスクではなく、結果にフォーカスするために、ゴール達成時に想定される結果を調べる。
5. 境界条件を問い、方向性を確認する。
6. KRがポジティブになるようにする。
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目標管理システムOKRに関する数少ない書籍。本書は、前半では目標管理にまつわるシリコンバレー起業家の物語を、後半ではOKRフレームワークを紹介する。
OKR(Objective & Key Results)はインテルで始まったシステムで、これまでにグーグル、ジンガ、リンクトインなどが導入して迅速かつ継続的な成長を実現している。
従来型の目標管理MBO(Management By Objectives)の課題を克服する形で生まれた。MBOはチームや個人の目標が、会社や部門の目標と結びつかず、個人の目標達成が部門の求める課題解決に繋がらないことがしばしばあった。
OKRは3つの理念のもとにできている。
1.人を鼓舞し、効果を測定できるようなゴールを設定すること。
2.やることが他にどれだけあっても、自分のチームが常に望ましい最終形態に向けて進むようにすること。
3.チームのメンバーが目標を忘れず、かつ各メンバーが責任を自覚できるような習慣を作り出すこと。
目標を立てているにも関わらず、なぜやり遂げることができないのか。
1.ゴールに優先順位を付けていない。
2.熱意をもってもれなくゴールを伝えていない。
3.やり遂げるためのプランがない。
4.重要事項のための時間を空けていない。
5.繰り返さずにやめてしまう。
■ Oの基本
・定性的で人を鼓舞する内容にする
・時間的な縛りを作る
・各チームが独立して実行できるようにする
例)
・サウスベイ地区で法人向けコーヒー小売り直売市場を勝ち取る
・すばらしいMVPを立ち上げる
・パロアルト地区におけるクーポンの使い方の習慣を変える
■ KRの基本
Oで決めた感覚的な言葉を定量化する。どうすればOを満たしたと言えるかというシンプルな問いを立てる。ストレッチゴールにすること。
例)
・40%pのユーザーが1週間に2回以上再訪する
・製品を勧めたいかどうかのスコアとして8を獲得する
・コンバージョン率15%
ー以下、メモー
ティービー社のストーリーはケーススタディに有用そうだ。
1.目標管理が機能していない事例として取り上げられているが、他の解決策はないのだろうか。
2.自分の身の回りで目標管理が機能不全を起こしていないか。
3.自分のチームに取り入れるとしたらなにが障害となるか。
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チーム毎に運営ルールをカイゼンし続ければいい。
カイゼンの数だけ愛着が湧き、それが日々の行動力になる。
弊社では、週末のWin-Sessionでは自分の、チームの「できたこと、よかったこと」などポジティブな、褒めてもらいたいことを共有して互いの一週間をねぎらう。
互いのしていることを理解して興味を持つまでの儀式みたいなものです。
週末は自身、チームの一週間を厳しい目線で振り返って、問題解決のためのインプットと仮説を時間の許す限り行い、週明けのチェック・イン・ミーティングで仮説を共有し、メンバーの意見も取り入れて今週の計画を決めている。
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OKRについてはネット記事で何となく目にしたことがある程度だったので改めて体系的に学ぼうと思って読んだ。第1部が物語形式なのは予想外だったが、第2部まで読み終えるとなるほど見事な構成。いきなりHowから入るよりも目的が理解でき、その後の方法論も頭に入りやすい。決して簡単ではなさそうだけど導入してみたいとポジティブに思える。まずは小さくやってみるか。
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OKRについて知りたかったので、ざっと読んだ。
OKRが何かを知るには充分な一冊です。ただ、もう少し具体的な事例とか欲しかったかなって思った。
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OKRの手法が把握できる。方法論には流行り廃りがあると思うが、KRに自信度を書く点と「健全性」の欄がこれまでに無い手法だと感じた。
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OKRを聴いたことがあるけど、よく知らない人向けの良書。
なぜOKRなのか、KPIではなく。
Oは何か?
KRは何を設定すべきか?
を繰り返し述べている。
わかりやすい良書です。
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MBOの進化版とも言えるOKR。
重要な事は「やるべき事にフォーカスする事」。
その為のプラットフォームとしては使えると思う。
組織全体でOKRが回り始めると、ダイナミックに物事が進みそう。
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目標のO(objective)と、結果となるKR(key result)によって組織の事業を推進するための指南書。仕事に関係してくるので読んでみた。OKR導入にあたって、効果やメリットはシンプル、丁寧にわかりやすくまとめていて、本の大半が導入にあたっての不安に寄り添うような内容になっているのが助かる。
『OKRはゴール設定に適した仕組みだが、達成するための仕組みがなければ失敗する』、これはOKRに限らず、世の中すべてのゴール管理フレームワークに言えること。その点で、四つのマスは、日々の検証を継続させる、させたくなるようなスイッチを入れてくれる仕組みなんだなぁと思った。
企業の事例紹介を見て、意外と自由なアレンジも許されるのが救い。まずは個人目標からやってみようかな。
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OKR: Objectives and Key Results。Google、Zynga、LinkedInなどシリコンバレーの先進企業で多く採用されている管理手法のことだ。Oは目標(Objekutive)、KRは主な指標(Key Results)を示す。目標を設定して管理をするのだから、MBO: Management By Objectives (目標管理制度)と比較されることが多いが、実際にはMBOと言われる大きな枠組みの中のひとつの現代的な手法として体系化され実践されたものだと捉えるべきだろう。現状、MBOが実際のビジネスでは他に代替がないものの、運用上の問題からかあまり評判がよくないこともあり、OKRがMBOに代わる魔法の杖のように語られることがある。それは決して正しくない。OKRをそう名付けられる前から発展させて広めたIntelのアンディ・グローブはその著著の中で、彼の手法をMBOの始祖とも言えるピーター・ドラッガーについて何度も言及していることからも、それが相反するものではなく、MBOの思想を発展させたものであり、少なくとも延長上にあることがわかるだろう。
OKRで特徴的なのは、目標および成果基準の設定方針とその運用にある。具体的には、最も優先される目標を設定することだ。そして、その達成ために重要な数値指標を3つ程度設定することだ。目標達成までの期間は比較的短くする。およそ四半期程度で設定して、見直しをかけるべきだ。また設定する数値は、高く設定することが重要で、その時点での達成に対する自信度は高くても50/50程度にしておくことが重要だ。失敗は、高い目標に向かって挑戦をしているというポジティブな指標となる。あまりに低い目標が設定されることを避けるためにも、成果達成と評価や報酬は連動させない。その代わりに、OKRを繰り返し強調し、OKRを共有するメンバーと頻繁にフォローのためのミーティングを持つことが必要な条件として推奨されている。そして、上手くいかない場合でも再挑戦をすることだ。
「数字にこだわらない人を鼓舞して動かすのがO。数字にこだわる人に対してOの現実味を示しているのがKRだ。朝ベッドから飛び起きてやる気が湧いてくれば、いいOを設定できているということだ。もしかしたら達成できないのではないか、と少し心配になれば、適切なKRだと言える」
という表現が、OKRの本質を表しているかもしれない。重要なのは、メンバー全員がOKRを知っていて、それに向かってベクトルを合わせて挑戦している状態を作ることである。
本書は、仮のベンチャー企業がOKRを設定して、危機的状況から回復していく様子が描かれる。読み物として理解をしやすくするために書かれたのだと思うが、OKRで主張することは比較的単純である。MBOを導入している組織であれば、少し調整するだけで試すことができそうだ。問題は実行である。
「アイデアを思いつくのは、あなたが思っているよりもずっとやさしい」と著者は言う。本当に難しいのは「アイデアを現実に落とし込むこと」その実行である。
その通り。
ジョン・ドーアの『Measure What Matters』の方が面白かったが、OKRについて、それがどういうものかを知るためにはシンプルでわかりやすい本。
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『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』(アンディ・グローブ)のレビュー
https://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4822255018
『パラノイアだけが生き残る』(アンディ・グローブ)のレビュー
https://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4822255344
『Measure What Matters』(ジョン・ドーア)のレビュー
https://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4532322405
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OKRについて理解を深めたくて読みました。
第一部のお話(スタートアップベンチャーがOKRを取り入れてくストーリーを小説風にしたもの)がリアルでドキドキしながら読みました。
後半の第二部でOKRのフレームワークを具体的に解説してくれます。前半の話も頭に入っている状態ですので、フレームワークについての理解もしやすいです。
おそらく、この本を読むほとんどの方が、後半のフレームワークを読み進めながら、自社や自部門ならどう展開するだろうか?と想像しながら読み進められるのではないかと思います。
自分もその一人で、改めて全社OKRを書き出してみたり、自社で展開するにはどう進めたらよいかをイメージしたりしてみるきっかけになりました。
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第一部がOKRを導入する紹介のための小説、第二部がOKRを導入するためのノウハウの説明という感じで、理解しやすい&イメージしやすかったです。
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OKRの入門書として良い教材だと思う。
仮想のベンチャー企業がOKRによってどのように成長して行くか描かれていて、とてもイメージがつきやすかった。
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Objective一つ四半期
KR key results 3つ 四半期
週間進捗 P1 p2 4つまで。
グーグルやインテルも、採用している目標達成のための手法。