電子書籍
しんどい親
2018/11/17 15:56
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まんまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
世の中にはしんどい親がたくさんいると思うのでもっとこの本が広がってくれればとおもいました。人によっては「親のせいにする」ことは悪くないと当たり前になる社会になって欲しいです。
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読了。以前何冊かこの著者の漫画を読んだ。女の人は大変だと思うのと、自分も近いのではと思ったりした。今回は、一段大きい視点から観察し、考察されており、自分の人生に役立つように感じた。
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最後のページのおまけ「おまもりシート」の中の、ある1枚を読んで思わず泣いた。自分の問題はこれなのか。
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2019/06/13
毒親シリーズ最新作
くるしみを作品にアウトプットできる人って、抑圧された人が多い気がする。
自分は幸運にもフリーダムにさせてもらったけど
自分がいつか毒親になるかもしれない
それが「愛」だと思い込むかもしれないというのは
頭の隅に置いておこう。
いつまでも「胎児」扱いするなんて、そんなのただの虐待だ
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こんなにも抑圧された環境で育ちながらも「正しく生きようとする本能」は決してあきらめず、抵抗し続ける。もちろん個人差はあると思うが、こういった本能がある限り、どんな状況でも、人は間違いに気づくことができる。そのことが喜ばしい。
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もう共感の嵐だった〜〜〜泣ける
私は去年盛大にビッグバンしたので、今は排出期ですね。
父親が完全にノノシラーでもう本当にイライラ。
くやしくてくやしくてくやしくて、怒鳴りつけたくなる気持ちめちゃめちゃわかるし(というか去年それがたまりにたまって爆発したのだが)、一方でいや世の中にはもっとひどい家庭もあるっていう比較や、ここまで〜してもらったしといった世間一般の親への感謝が当たり前の風潮の中にいると、自分の中では許せないことが沢山あるのに、憎い気持ちを親に持つことへの罪悪感に引っ張られることも共感。でも、積もり積もった納得できないことを、自分のメンタルのためにも、正々堂々と親のせいにする。これって本当大事。
育ちのいい家庭や世間的には、"親のせいにするなんて"、"愛あってのことじゃん"、って言う人もいるけど、その言葉に引っ張られないで無視することも大事。自分がどんなに辛かったかは自分だけのもので、それは他人にとやかく言われるものじゃないし、ちゃんと辛いって感じられることも大事なんだろうな。
「撒き散らさない」には結構モヤッたけど、要は手当たり次第撒き散らすんじゃなくて、まず被害者としての自分を受け止めて、ちゃんと自分が抱えてる不安と向き合って分析してみる、そんで撒き散らすなら適切な場所で撒き散らしてもいいってことなんかなと。
田房さんも現在進行形でまだまだ色々考えながら生きているんだろうな。
まぁとりあえず、連絡先と金銭的繋がりはは真っ先に断ったから、私はとっとと実家を出て親と顔を合わせることのない自分の暮らしを始めないと抜け出せないわ。関係するものを捨てるも実行していこうと思う。頑張ろう。
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親に違和感を抱いたことがあるなら読んでみてください。さくっと読めますが内容はとても濃いです。何度も読みたい。
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筆者が母親との関係性で苦労し、苦痛を感じそこから必死で生きてきた半生を描いた漫画作品。
賛否両論あるのは承知で、思うままに書くが
私はこの漫画を読んだことでしんどくなった。
なぜならしんどいのは母親ではなく、筆者の思考のクセの問題だからだ。
私もある程度は過干渉の母親の元で生きてきた。
だからこの本を手に取った。
この作品の中では母親の問題行動に悩む筆者の姿ばかりが書かれているが
その母親に似た顔や声、知らず知らずに行動や習慣というものが自分についている事はどう考えているのだろうか??
人のせいにする事で気持ちが楽になって生きていける筆者や、筆者と同じ気持ちの方ならきっといいかもしれない。
ただ私は筆者とこの本から負のオーラしか感じないし、もう手に取りたくないと思ってしまった。
申し訳ない。。
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漫画ですが、現在辛い状況に居る人には役立つと思います。
私も過干渉の親を持っています。作者さんの言うことがとても分かります。
輪の中にいると気づきにくいのですが、胸に秘めた不満を吐き出してみる。親不孝と言われても遠ざかって良いのだと思います。
何より大事なのは、自分の人生を生きることだと思います。
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共感しかない。最後のシートで泣きました。
苦しんでいる人がいたら、まずは自分は悪くなかった、から実践あるのみ!
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救われた言葉。「罪悪感は罠。」
親を嫌いだとか恨んでいるとか、例え人に話さなくても、そういう思考を持っているだけで罪悪感がありました。
自分の中に受け入れて良いんだと思えただけで、かなり心が楽になりました。
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毒親育ちの著者が、親から受けた仕打ちに対しモヤモヤを蓄積させてきたが、親の価値観から抜け出そうと、もがく自分の姿を描いている。
漫画はシンプルなタッチだが、内容はディープでヘビー。
著者は怒り、葛藤、自分は悪くない、辛い自分をわかってほしいという思いで、周りに不安、自信のなさを撒き散らかす。
その状態が続くので、読む側ですら、この状態は、いつになったら終わるのか?というほどに、重くのしかかってくる。その状態を続ける方が余程「しんどい」ように思えてくるのだが・・。
周りに「撒き散らかす」のではなく、自分で対処する、その方法が著者の場合は、一旦親のせいにするという方法だという。
世の中、本人はそういうつもりはさらさらないだろうが、「撒き散らかす」人ばかりのような気もしてくる。
最後の方で、著者の世界の見方が変わったという、
同じものを見て人それぞれ感じ方が違う、それぞれの世界で生きているという表現が、とても腑に落ちた。