紙の本
現在の不動産分野の本当のところが分かります
2018/06/06 14:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、不動産の近未来について専門的な見地から詳細な分析を行い、予測した書です。現在、我が国の不動産の価格は急上昇しており、「再びバブルか」と言われるままでになっています。しかし、これだけですぐに「バブル」到来を考えるのは早合点です。内外の投資が我が国の不動産に向いているのは確かですが、この傾向はいつまで続くのか、そして近未来に不動産はどうなのかを真剣に分析・考察した良書です。
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不動産バブルとはなんだったかの簡単なおさらい。これからの日本の不動産市況の可能性を、海外投資家、インバウンド、人口推移などとともに2020ピークアウトの可能性を示唆している。不動産は購入し、最後エグジットする事が大切だと再認識した。
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不動産の力学が実に分かりやすくまとまっている。購入を考えるなら事前に読むべき内容。読めばバブル崩壊の見方が少し変わるかも。中古マンションの価値が見直されて市場が健全化する機会になり得るとも言えると。
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少し前の本だが、コロナ前の雰囲気とはそう違和感のない一冊。
コロナ禍で不動産が動いていないので、コロナ後にどうなったかが分かりようもないのだが、オフィスビルや住宅は今も作られている。
一方で、働き方には変化が見られた。リモートワーク化を進める会社がものすごく増えた印象だ。オフィス需要の減少と郊外というか遠隔地の復活でオフィス、住宅ともに大きな変化が出てきそう。
本書で触れられていた、生産緑地の期限切れも間近に迫っている。不動産は大きな変化の時代だな、たぶん。
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うっかり使用価値でマンションを買ってしまったのだなあとつくづく思う。おそらくこの通りになるのだろう。そのあとにからっとした未来が待っているのかどうかはわからないけれど。
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同じ業界関係者として、納得できる内容。
幅広い範囲の様々な事象を論理的に記述しており、説得力がある。
ただ、内容が散らかっていて少し読みずらい。
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2018年コロナ直前の本
不動産市況は海外投資家含むマネーゲームの中に組み込まれており、実需とは一致していない
2022生産緑地の宅地並み課税開始で土地が市場にでてくる
2018の時点でバブルかもと言っていた土地価格は、コロナ禍でのじゃぶじゃぶ金融政策もあり、いまではさらに上がってしまっている。。
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株を買ってる個人投資家は日本人のわずか17.1%、外国人投資家は30%強。日本人には株価より不動産価格の方が大問題。2022年、都内や大都市近郊の生産緑地に宅地と同じ固定資産税が課されるようになる。この気に農地利用をやめて宅地に転用される土地がたくさん市場に放出される?!
土地の所有権は、実は海外では一般的でない。多くの人が土地は借りている。空き家になった時は、日本だと自治体もお金がないから買い取ったりはできないが、海外では、社会に有効に使われる方法が考えられる。