紙の本
爽やかだね
2018/05/11 21:17
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投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あきらの青春は、彼女の陸上と同じように、爽やかに、真剣に走り去っていきました。
それだけで良いはずなのに、なんとなくもの足りないものを感じてしまうのは、おっちゃんになってしまった自分の後悔(悔悛)なのだろうか。
あの頃、自分も、一所懸命に走っていたら、走っていられたら…。
でも、確かに、走っていた自分がいたんだと」、再認識させられるコミックでした。
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【あらすじ】
橘あきら17歳。高校2年生。
ガーデンで過ごした大晦日から
年が明け大雪の元旦。
部屋で一人黙々とペンを走らせる店長。
編み上げたマフラーを下げ
あきらは傘をさし、家を発つ。
「きっと、すぐやみますよ。」
あの出会いの日から季節はめぐり、
二人が雨上がりの空に描くのは―――
『恋は雨上がりのように』 ついに完結――!
【感想】
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終わってしまったーーーー。
あきらちゃんは、いいを恋した。
カッコいいよ!店長。
忘れていた事を思い出して、ちょっと泣けた。
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新刊を楽しみに、また、たまにスピリッツを読みつつ、ずっとあきらちゃんの恋を見守っていました。
どんな結末を迎えるのかなあと思いながら読み終え、うーん、恋雨らしいなという感想。ドラマチックでもなく、日常の続きのような、自然な流れに感じた。
けれど、劇的な結末や答えがなかったからこそ、自分でこの後の想像もできるような終わり方。私だったら、夢を取り戻した後、店長に会いにいくなー。そんなあきらちゃんを、想像しちゃう。次の季節は、それぞれの読者の胸の中にある、なんて。
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◆冴えない中年男性と、輝くばかりの女子高生のプラトニックな恋愛の行方は…。挫折を乗り越えんとするさまが清々しい恋愛未満マンガ、堂々完結◆
余韻を残しつつの完結。
愛し会うには早すぎ、恋をするには遅すぎた2人は、こうなるしかなかったろう。
2人が寄り添って生きるには、少女の存在はそれだけで眩しすぎる。
一方、想いが真っ直ぐであればあるほど、逡巡する相手への苛立ちに繋がる。本巻でも(いやこれまででも)その苛立ちは露わになりつつあった。
しかしながら、別れとは巣立ちであり、新たな出会いのプロローグである。とすれば、それは悲しむべきことではない。
挫折で纏ってしまった殻を破るためには必要であった2人の出会い、出会いが生み出した互いの記憶は、新たな道を切り開く縁となるに違いないからだ。
まぁもう少しの間、夢幻の世界に浸らせてあげても良かったかなと思わないこともないけれど…。
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ネットで悪評書かれるほどのラストではなく、そうだろうなぁって感じで終わった。
タイトルどおり。
もう少しヤキモキする期間見たかったけど、リアルな感じだとこれが限界だなって思いました。
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美しい終わり方だった。大人と子供は生きる時間が違うんだよ。下世話な漫画みたいに簡単に付き合ったりしなくて良かったよ。大人になりましょう。
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見事!完結です!
ストーリーとは別なんですが。
フフッ青いな。「年齢なんて飾りですよ。」
そう呟きながらギックリ腰でガクガクしているおっさん好き
嗚呼・・・無理しちゃうと再発するよ・・・冷や水だよ・・
腰の場合は温湿布だろうが!とツッコミに返す親父好きです
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2人の気持ちが丁寧に描かれていて純文学を読んでいるようです。店長がギリギリのところで踏みとどまったので、本当に美しい最終巻になりました。全10巻、毎回楽しみにしていました。ありがとうございました。
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好きでした。。。
主人公二人の再生、という観点では、とても好きな脚本でした。
作者に感謝です。ありがとう。
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前を向いて進むこと、怖くても進むこと。それができる生命力。
それまでの雨宿り、雨上がりまでを通じて得られること。
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最初は年の離れた2人の恋愛モノを読みたいという動機で、大人買い&一気読みしたのだけど…
そんな動機に後ろめたさを感じるほどの素晴らしい読了感でした。
店長、すごくすごく正直な人で、特にこの10巻での彼はとても大人だった。
店長の書いた文章でこの漫画が終わることが本当に素敵だった…
店長が貸した傘を困ってる人が使えるようにとまた返したあきらだったけど
また別の形で日傘となってあきらの手元に置かれたというのが、なんだかとても切なくて…
あきらの手元には店長からの手向けが残っているんだなぁ…
店長とあきら、お互いがお互いをカラッとした青い空の下に連れ出しあって、お互いにそれぞれの道の一歩を歩き始めたんだな…
雨上がりの眩しい空のように気持ちの良い結末だった。
2人がこれからどんな人生を歩むのか、想像すればするほどこのラストが美しすぎて切なくなる。
すれ違っていってしまうのかもしれないけれど、絶対に忘れられない思い出として2人とも大事に大事にして欲しいなぁ。
店長が笑顔になれてよかったなぁ。
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最終巻。なんか読み終わった後にスッキリとした読了感が。どこでどう終わるのかなとか思っていたけど、まさかこう終わるとは。最近は歳の差あろうと立場の違いがあろうと付き合って結婚しますみたいな展開の漫画が多い中、そりゃそうだろうなあと言う良い意味で普通の終わり方で良かったと思う。元旦の店長の家から初詣、電車が止まってるから家に戻ろうって提案するとき、もうあきらちゃんが可愛くて可愛くて。でもやっぱり好きは好きでも店長とあきらちゃんでは求めるものが違うんだろうとは思う。だからこそ相手を想っているべき所へ帰してあげたような気がする。吉澤くんだけはなんかただの腑抜けみたいに見えて残念だったな。なんか番外編とかで1冊出そうな最終巻だった。
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ほぼ1巻丸々、マフラーを渡す日の1日。おそらく二人にとって忘れない1日。
最後まで読むのがもったいなくて、読まずに置いておいたのだが、令和元年も終わるし、読み切ることにした。
いい終わり方だったなー。
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これは泣きますね。
私はあきらを他人とは思えない
将来自分が命を授かることがあるとすれば、つけたい名前候補のひとつになりました。