夢中になる！江戸の数学 英文版 みんなのレビュー

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投稿者：ちこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、当時としては世界の最高水準を誇ったと言われる江戸時代の数学、一般に「和算」とよばれる世界について述べた書です。私たちはあまり知っりませんが、江戸時代は、平和な時代が続いただけあって、庶民は非常に学問好きでした。そして、その中から、「算聖」と謳われた関孝和は登場したり、『塵劫記』を著した吉田光由が現われたりしたわけです。同書は、こうした我が国の偉大な数学者を取り上げながら、江戸時代の数学世界を探求した作品です。加えて、本書は英文版なので、英語力も見に付きます。