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ニーチェの思想がマンガで読める画期的な一冊です!
2020/03/16 15:49
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ドイツの哲学者フリードリッヒ・ニーチェによる哲学的研究の重要な書の一つ『ツァラトゥストラはかく語りき』をマンガで描き直した画期的な書です。内容は、19世紀末におけるヨーロッパの没落を背景にして、キリスト教的な理想に代わる超人の思想が展開されるというもので、ツァラトゥストラを主人公とする物語の体裁をとっているものの、大半はツァラトゥストラによる思想の吐露となっています。山に篭もっていたツァラトゥストラは、神が死んだことを知り、絶対者がいなくなった世界で、超人を人々に教えようとしますが、低俗な人々は耳を貸そうとしません。そこで、ツァラトゥストラは、自分の思想を理解する人を探し始めますが、「師に従うばかりではいけない」と結局弟子も棄ててしまいます。ツァラトゥストラは、あらたな思索の末、人々に対して自らの思想を語ることを控えることを決め、山に帰郷します。山の中で、ツァラトゥストラは、何人かの特別に高等な人々と会い、彼らとの交流の中で歓喜します。最後には、ツァラトゥストラが再び山を降りることで、物語は締めくくられます。この一連の物語において、ニーチェは神の死、超人、そして永劫回帰の思想を散文的な文体で論じています。ぜひ、この機会にニーチェの思想をマンガで読まれては如何でしょうか?
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