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紙の本
夏目漱石の作品と江戸の文学と欧米文学との交点に生まれたものとして捉えた画期的な一冊です!
2020/07/31 10:30
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、、『〈男の恋〉の文学史』や『もてない男』、『江戸幻想批判』、『聖母のいない国』、『恋愛の昭和史』、『谷崎潤一郎伝』などの傑作でお馴染みの小谷野敦氏の作品です。同書は、夏目漱石の作品を江戸の文学(読本、歌舞伎や人形浄瑠璃)と欧米文学との交点に生まれたものと捉えて、比較文学の手法を用いてその関係性をひも解いた画期的な一冊です。同書の内容構成は、「第1章 『坊つちやん』の系譜学―江戸っ子・公平・維新」、「第2章 お家騒動ものとしての『虞美人草』」、「第3章 女性嫌悪のなかの恋愛―『三四郎』」、「第4章 メタ=恋愛小説としての『それから』」、「第5章 惚れる女、惚れられる男―『行人』」、「第6章 『こゝろ』は「同性愛小説」か?」、「第7章 幻の内発性―『明暗』」となっており、夏目漱石ファンにはたまらない一冊です!
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