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「少額訴訟は、60万円以下の金銭の請求であることを条件として、原則1回の裁判で紛争を解決できるようにしたものです。」(本書プロローグより)
貸したお金が戻ってこない、貸家退去時に多額の修繕、クリーニング費用を請求された等、日常での少額の争いについて、「少額訴訟」で訴えたい、訴えられた、ときに役立つ本。サンプル事例と、典型的な審理進行が会話形式で記されているので法律に不慣れな人でも理解しやすくなっている。
もちろん、裁判など使わず話し合いで解決できればそれがベストだが、こじれてしまったときはもちろん、最近は少額訴訟の仕組みを悪用した詐欺もあるらしいので、普段法律について意識していない一般人であっても、本書は十分有用であり、かつ読んでおくべきと感じた。
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請求額60万円以下を対象とした少額訴訟について、初心者向け。
裁判事例の流れをていねいに追っており、わかりやすい。
売買代金、貸金、請負代金の請求、不動産の賃貸借、給与や解雇手当の請求など。
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時間は長く、費用は高い。こんなイメージがこびりついている日本の裁判。場合によっては一日で安く終わる。そんな事例と手続きについて学べる1冊。
人によっては物足りないかもしれません。