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アニメライターを志す、ではなく既にプロとして活躍している女性二人を主人公に据えているのはちょっと特徴的かも
因みにプロと言ってもカエデはデビュー作が大コケして、その後は鳴かず飛ばずの寂しい状況だったようだけど
既にプロとして活動中であり序盤から有名ライターのユキカと組むことになった為か、そこまで逆境に対してぶつかり実力を伸ばしていくというタイプの作品にはなっていないのは少し残念だったかも
見ようによってはカエデの作品が何故大コケ扱いされたのかと疑問を覚えてしまう部分もあるし
その代わり、本作で売りの要素として扱われているのは実際のプロライターによる解説部かな
脚本の書き方とは?プロットとは?シリーズ構成とは?
アニメを見ているだけでは中々判りにくい部分をこうして解説してくれているのは有り難いかも
第1巻でカエデとユキカが向き合うことになった投稿サイト発信のラノベアニメ化
原作付きということはその作品には原作者の想いが込められているということであり、アニメ脚本家はその想いと上手く向き合わないとギクシャクしてしまう
カエデとサリは予想外の過去から反発が始まってしまったけど、サリが抱いていた不安感は原作者なら誰もが持ちそうな代物
カエデはそれをアニメや原作が好きという気持ちで無事に乗り越える事ができたようだね
そこでサリとの信頼を築けたからその後の原作を改変しなければならない事態もどうにか乗り越えられる
アニメ脚本家はただ良い話を書けば良いわけではないのだと判る話が展開されているね