優しい雰囲気と世界観は好き
2020/02/12 00:26
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
喫茶店を営むまでの状況への葛藤とかがないので、妻が転生?したのをすんなり受け入れているのに違和感を感じてしまう
優しい雰囲気と世界観はとてもいいだけに尚更ニャーチ(妻)の存在を別のものにして欲しかった
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変わった感じの喫茶店の話が読みたくて手に取ってみた
こことは違う世界のとある駅舎に併設された喫茶店の話
喫茶店に来る客が食べ物の力で笑顔になって帰っていく姿を見るのはやはりほっこりするなぁ
設定としては、割と文明が進んだ?この地球から、幾分か文明レベルの後退している異世界へ転生した主人公が
喫茶店のマスターを任されて経営していく
その世界にあるもの、なければ似たものを探し工夫して料理を作る
一つ一つの話は短くて読みやすく、料理を作っている過程もわかりやすくさらっと読めて
1話ごとにスッキリまとまりよく終わって良い
作中人物も親しみやすく応援したくなる感じ
ただ何点か気になるところも
まずはやはりルビ
異世界にある食材などの名前に、こちらの世界で該当する名前をルビ振りしてるんだけど
ずっとし続けていて、ちょっと意図がわからない
創作した名前を浸透させたいなら心を鬼にしてルビは取った方がいいと思うし、そうじゃないならもう既存の名前で置き換えて欲しい
せっかく考えた名前をどうしたいのか?
どっちつかずでモヤっとするかも
あとはニャーチ
彼女は彼女でキャラ立ちしていて好きなんだけど、設定がどうなんだろうと思わなくもなく…
タクミのこちらの世界での妻が転生?したのがニャーチなんだけも、妻から転生設定はいっそなかった方が良かったのでは…
編集過程で何かしらの指示があり猫耳ロリ娘を側に置かさせられたのかも知れないが、タクミだけ元の記憶と容姿をすっかりキープして、妻だけ全くの別人になってしまったというのがあんまりで、更に妻としてその見た目小学生ぐらいのロリ娘を見ているというのがなんかとても残念
同一人物の二重人格という設定は、片方を選べないというのが残酷だよなぁとつくづく思う
別人なら選ばれなかった方は違う形で昇華できるけど、別人格となると、内在してるから同じではないか、という話ではないし
もう一つの人格は永遠の悲しみを持ち続けるのかアッサリ消滅するのか融合するのか
とにかくハッピーではないよなぁというところがすごく気になる
作品がハッピーなだけに、すぐ隣にこんな救われないアンハッピーな存在がいることのアンバランスさというか
ニャーチはユウだよ、なんて納得してニコニコしてるタクミがなんか信じられないというか
異世界に飛ばされて記憶も改変されているようなので致し方ないかとは思うけども
というところを深く考えずに読めば気持ちのいい作品だと思う
現地にある食材で地球の料理を作って、これスゲー!て驚かれるのはちょっと手抜きかなと感じなくもないけど笑
でも、なんとか地球風の材料を探して作り上げるのは、創作の賜物かとは思う
とりあえず2巻も買ってあるので、日々の癒しとして美味しい料理の数々を楽しみたい
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漫画版で知ったので原作も読んでみました。
ところどころご都合なところがありますが出てくる料理は美味しそうです。
ニャーチも可愛いしこういう優しい世界好きです。
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姪っ子ちゃんにそそのかされて買った本やっただけあって、小学5〜6年生くらいから、中学生くらいの子にハマりそうな本でした。
電車の事故で別の世界に行ってしまった、主人公達が駅で喫茶店を始めるっていうファンタジー⁇
まだ続いてるみたいで、この本は序章編かな?
この本は姪っ子ちゃんへプレゼントして、今後の主人公達がどうなってしまったかは姪っ子ちゃんにネタバレしてもらおうと思いましたw
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列車事故(?)で異世界転移した先で、駅の待合室を改装した喫茶店をするお話
猫耳もあるよ
異世界の技術レベルは蒸気機関真っ盛りな感じ
読んでから知ったけど、なろう小説なのね
でも、他のに比べてなろう感をそんなに感じない
一人称視点じゃないからか?
小説というよりも、まるで童話を読んでいるような気分になってくる
ただ、色々とご都合主義がまかり通っている
駅長は何者?その認識はそっちの世界でも広く通じるものなの?転移の黒幕は駅長のせいなんじゃねーの?と邪推してみたり
あと、隣りにいた猫耳少女を妻だと確信してそう接する展開とか
他の亜人は普通に喋ってるのにニャーチだけ猫語尾とか
工作技術や料理技術が物語の展開に都合良すぎとか
一つ気になったのが食材の名前
異世界感を出すためなのか、違う呼び方がされてるものの、スペイン語を元にしてる?
ニンニクがアッホだったり、米がアロースだったりね
異世界ではそう呼ばれているのか、タクミがそう変換してるのか?
もしタクミが変換してたとしたら、どこでスペイン語を習った?
名古屋の喫茶店で修行したんじゃないのか?
とまぁ気になるところはいくつかあるけれども、出てくる料理はどれも美味しそう
ちゃんと料理の手順や香り味を想像できればの話だけどね
そして調べてみたら、作者の「Swind」は「神凪唐州」名義で「大須裏路地おかまい帖 あやかし長屋は食べざかり」の人だったとはね
さて、続編はどうしようか?