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灰と幻想のグリムガル13巻。
物語は足踏み中というところでしょうか…。
ダスクレルムに行ったあたりで、他のパーティーと行動をともにすることが多くなったときに「技のインフレが起きてる感じでちょっとなぁ…」と思っていたんですが、ここ数巻は「異世界のインフレ」が起こっているような…。
やっと元の世界に戻ってきて、やっと自分たちパーティーの人間関係やいろいろな伏線を手繰り寄せるフェーズになるのかな、と思っていたら、また、なんでもありの変な世界に引き込まれちゃいました…。
ランタのこと、メリイのこと、「元の世界」?のこと、どこにも取っ掛かりがなくて少しつまらなかったな、という印象。もう少し何かを手繰り寄せるヒントが欲しいのに。
ただ、この巻で出会った人物が「元の世界」の記憶を持っているっぽいのが気になるところ。そこいらへんから、物語を先に進める糸口が出てくることに期待。
ドラマCD付きを購入したんですが、ドラマCDは、アニメからグリムガル世界に入った私には美味しい物語でした。久々にランタの声が聞けましたしね〜。彼は今、どこで何をしてるんでしょうね。ハルヒロも頻繁に思い出しているぐらいだから、いつか再会できると期待。でも、一体どんな再会になるのやら(楽しみw)。