素敵なエンディング
2018/07/11 14:32
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投稿者:kaz_p206 - この投稿者のレビュー一覧を見る
老朽化で取り壊されるつぐみ台三丁目団地。時間を超えたストーリーがとても感動的だった。親子、祖父母、友達、初恋、勇気、懐かしさ、切なさ、、、。魅力的な登場人物につい感情移入。著者の描くこどもは毎回何とも言えない。
よく分からんかった
2022/02/28 14:54
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
ファンタジーなんだから、いいんじゃないっていう感じかな。
団地の老朽化とか建て替えって、まだまだこれからも続くよね。
住みたいっていう人は減ってくるんだろうな。
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一戸建てが夢のような時代。文化的な暮らしのために?長屋から団地へ、我も我もと住み替えていった時代があったね。日本中に"ニュータウン" が一体幾つできたんだろう。
とある団地に住んだ人たちの、昔の出来事と今の出来事。どの時にも色々なことがあって、嬉しかったり悲しかったりしていたんだ。みんながね。
私には、特別なミラクルが起きたわけではないけれど、それなりに色々あったんだ。ウン。
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重松清さんのストーリーは常に書くが登場人物のキャラクターがとてもリアルにイメージ出来、世界観がイメージしやすい。今回もまさしくそれに当てはまり暖かく感じるキャラクターが多い。
時空を超えるというストーリーは重松さんにとっては珍しく有り得ない世界を表現しているようにも思うがそれでも楽しめるストーリー。
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微妙なファンタジーで、正直つまらなかった。
50代、60代の男性で、少年時代を懐かしく思い返せる人には合うのかも。
ガリ版は小学生の頃に使ったことがある(ガリを切るのは先生で、児童が刷ることがあった)ので想像出来るが、若い人には、あの味わいを想像するのは難しいかも。
でも、ラストは良かった。
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ストーリーラインが交錯していて、分かりにくかったかも。ラストももう少しスッキリしたものにしてほしかった。全体の雰囲気は決して悪くない。
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重松清さんらしいストーリー展開。登場人物のキャラも安定感があって,すんなりと読めた。どこか懐かしい物語。
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久しぶりに読む重松作品。
スタートからなんか不思議な違和感を感じながらの展開。
その違和感は、なぜか途中から「あ、これってこういうもんなんだな」と納得が出来てしまう。
子供から大人まで、登場人物すべての「懐かしい」を感じられる。
かと言って登場人物の誰かに自己投影できるかというと、どっちかというとそうではなく、どちらかというと自分も登場人物のひとりになったかのような感じになる。
昔、確かに『少年ドラマ』ってあったなぁ。
NHKのは世代が違うのかわからないのだけれど、『おもいっきり探偵団 覇悪怒組』とか大好きだった。
誰が出ていたのかも覚えていないし、わざわざ思い出して懐かしむことも無く、何気なくあんなドラマあったなと数年に一度くらい思う程度だけれど、出演者そのまま30年ぶりの新作とかあったらちょっと感動するかも。
そんなちょっとした思いを形にしてくれた。
結局最後まで違和感は違和感のままだったけれど、それもまたこの作品の一部。
帯、すごいな。重松作品をすべて読んだわけではないけれど、ここまで言い切ってしまうなんて。
なんか作家と編集者の関係性の良さを感じられる帯。
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初めて読む重松清。長いしまったく面白いと思えなくて苦痛だった。誰に向けたお話しなのかさっぱりわからない。
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取り壊しが決まった築50年の団地。
一昔前に団地で行われた映画の撮影があった。
取り壊しされる前に団地からでた人々が集まり また撮影が???
当時子供だった人々は大人になり、自分たちの子供が……。
ネタバレしそうだから続きは読書ノートに書き綴りたいと思います。
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昨年秋ごろから気になっていた1冊。昨年末から年越しで読みました。
私自身は団地で育っていません。しかしながら、ほぼ同世代の作者が描く1970年代の世界、そして2010年代の現在のものの見方、とらえ方、ひとつひとつに共感を覚えます。
私も小学生の時、ガリ版クラブに所属していたことがあったことを思い出しました。マス目いっぱいに文字をかくことを当時先生から教えてもらいました。
懐かしさを感じる一冊でした。
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高度経済成長期以降、日本全国に建設された鉄筋コンクリートの集合住宅=団地。建物も住人も古くなり、解体そして再開発に。1970年代にこうした団地に住んだ多くの世帯。夫婦と成長し巣立っていった子ども世代。そして、その孫世代の思いとは。
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団地が舞台で、タイムトラベルの基地になってるドラマが本当になっちゃうようなお話。
私としてはあの悪役は立ち直れないほどぼこぼこにしてほしかったところですが、現実はそんなものですよね。
徹夫さんが不器用なりにコミュニケーションをとるところとか、すごく待ってた感がとても可愛いです。
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出来はさほど良いとは思わないのですが。。。
一徹な老人、真っ直ぐで賢くて活発な少女、いじめられる少年、いじめる少年、高慢ちきだがどこか寂しげな少女、ちょっと頼りないお父さん、明るくパワフルなおばさん。老朽化が進み、高度成長期に溢れてた明るい未来など影もなくなったノスタルジックな団地。重松さんがお得意のパターンがずらりと並びます。ですから途中までは初読にもかかわらず既視感など感じながら読んでました。
最後でぶっ飛びましたね〜。満艦飾のフェスティバルみたいなハッピーエンド
最初から『流星ワゴン』的なファンタジー要素はあったのですが、それにしても少々矛盾があろうが無理筋だろうがとにかく突っ走る。重松さんがここまでやるかと少々呆れつつもいっそ爽快でしたね。
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人との別れと出会いの切なさ、儚さ、大切さを感じる作品だった。時系列が色々で、ちょっとわかりにくい部分もあるが、何よりハッピーエンドでよい。