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漠然として将来に不安を抱く主人公青野。
転職コンサルタントである黒岩と出会い、自分を見つめ直し、
転職というものを試験に考え始めるようになる・・・
小説の形態をとって、読者が理解しやすいようになっているが、内容は実に本格的。
転職するしないに関わらず、社会人としての自分の生き方に対して、
非常に多くの示唆が得られる良書と言える。
少しでも心当たりのある読者であれば、大変響く内容であり、
改めて、自分自身を色々見直す必要性を感じた。
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今年から営業に異動し、自身のキャリアの身に付け方を学ぶために読んだ。
今の会社では自由に仕事ができるが、逆に頑張るも頑張らないも自分次第なところはある。
営業としてどう力を付けていけば、仮に他の会社に移籍した際にも通じるのかが分かってきた。
良書☆
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20180725読了。
転職に限らず一般的な人がキャリア形成にあたって必要な思考法が書かれた本。
転職に必要な考え方、これからどうすれば良いかが具体的に示されている。
本筋とは関係ないけど、意思決定について書かれている箇所が心に残った。
以下抜粋
意思決定とは、 いちばん情報を持っていて、 いちばんコミットしている人間がやるべき なんだ。本人にしかわからない部分がある。だったら最後は信じるしかない。
「世の中で最も恐ろしい言葉のひとつは、失敗という言葉だ。これほど定義が難しく、残酷な言葉はない。多くの成功者が言うように、最後さえ成功すれば、その途中の失敗も、すべては『必要だった』と言える。要は考え方次第なんだ。だが、その中でも『100%失敗を招く、唯一の条件』というものがある。それは 腹を括るべきタイミングで、 覚悟を決めきれなかったときだ
重要なのは、どうしても譲れないくらい『好きなこと』など、ほとんどの人間にはない、ということに気づくことなんだよ。いいか? そもそも、君に心から楽しめることなんて必要ないんだ
なぜなら、世の中に溢れている成功哲学は、たった1%しかいないto do型の人間が書いたものだからな。彼らは言う。心からやりたいことを持てと。だが、両者は成功するための方法論が違う。だから参考にしても、彷徨うだけだ
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今の自分にぴったりな本。
転職を考える人だけではなく、新卒 高校生にもぜひオススメしたい。人生の選択肢を多く持つほど、人々は幸せになれると思う。
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自分の市場価値、転職業界の真実。
何に重きを置いて、何を重視して物事を考えていけばいいのかヒントをもらえる。
もう一度読み直しながら、考えを整理して、自分自身のことを再考してみたい。
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転職後に読んでます。
私も主人公と同じ斜陽産業→成長産業に転職をしました。
そもそもの「雇われる」の認識を変化させることが大切だと思います。
自分は独立した1人のプロとして、会社にどう関わっていくのか、自分は何を会社に提供できるのか。
そう考えて日々仕事をしようと改めて思えた1冊です。
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「to do型とbeing型」という考え方が非常に腑に落ちるところでした。自身のキャリア、部下のキャリアを考えていくうえでとても参考になる視点でした。
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転職を阻む心理的障壁に関して具体的なアドバイスかつ方法を知ることができる本。2人に1人が転職する時代。自分自身も他人事ではないのにどこか他人事。そうした誰もが抱える迷いと悩みに関して明確な道筋を与えてくれる。飛ぶ怖さは飛んでしまえば消えるのだろう。
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最高評価をつけます。
この本の内容、伝え方に合わない人も多いかもしれないが、自分にはマッチしました。
マーケットバリューを高めていくこと、それを分解して論理的思考を進めていくことによって、自分自身の結論を導ける。
実際には、転職できるという精神状態になるところから変化が始まる。当然、行動は決断と選択の連続になるが、それを適切にサポートしてくれる思考法を身につけられる。
肌感覚で身につけるにはさらなる学びと実践が必要だろう。
楽しくもありあっという間に読めた1冊。7ページかけてノートに書き出していったので、あとでまた読み返して実践を進めていきたい。
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転職を考えているわけではないのですが、書店でパラパラとページをめくってみて、キャリアの考え方について参考になる気がして読んでみました。
ダニエル・ピンクの「フリーエージェント社会の到来」にもありましたが、働くものが会社と対等な位置に立ち、仕事を選び、貢献しながらキャリアを重ねていくことで、より能力を活かせる働き方ができるように思います。本書でも、常に転職をいう選択肢があることを意識しながら仕事に取り組むことで、働くものはより自由になり、会社も魅力的になり、結果として社会がより活性化していくと指摘しています。その通りだと思います。
個人的には今の年齢で転職はないと思いますが、人生100年時代ですから、会社の定年後もまだまだ仕事をしていくはず。そのときに向けて、参考になる1冊でした。
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物語調で進んでゆくが、物語の進展に伴って、
転職の思考法を獲得してゆくというもの。
物語には起伏もあり、とてもうまくできていると思った。
なによりも、たいへん読みやすい。
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このままでよいのか!?という危機感から読了。
自分のマーケットバリューを測る要素や伸びる市場を選ぶことの大切さは参考なった。
転職は悪ではないと主張しているのだが、それが転職させようとしているようにも捉えられてしまいそう。
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転職の思考法
〈市場価値マーケットバリューの測り方〉
技術資産×業界の生産性×人的資産
・どこでも通用するスキル(専門性)や経験
そのスキルや経験の社会からのニーズ
・社内外の人望、意思決定の力
・市場の生産性と成長性
→その業界の人一人当たりがどのくらいの価値を生み出しているか
・自分の市場価値の成長見込み
◎意味のある意思決定
=自分の意思で何かを捨てることを伴う
◎20代は専門性、30代は経験、40代は人脈
普通の人ほど経験で勝負すべし
〈仕事のライフサイクル〉
①ニッチな市場
代替不可能で雇用少ない
②スター
雇用多くなる
→仕事を汎用化し仕組み化する必要性
③ルーティーンワーク
同じ仕事を誰でもできる状態
④消滅
機械化が進み人の担う部分が少なくなる
◎ピボット型キャリア
ピボット→方向転換
〈伸びているマーケットに注目する方法〉
①ベンチャーや投資の動向に注目
複数のベンチャーが参入している
②業界の非効率を突く正しいロジックを持っているかどうか
〈会社選び〉
・マーケットバリュー
・活躍の可能性
・働きやすさ
★なぜその会社がエージェントを使っているのか、エージェントがその会社をオススメするのかが分かっていること
〈良いベンチャー企業選び〉
・競合はどこか?その企業も成長しているのか?
・現場の社員も優秀か
→面談を頼んで逆質問への応答を見る
・他社からの評判を業界に詳しい人に聞く
・新卒or中途が活躍できるカルチャーか
・自分の職種と会社の強みとなるエンジンが一致しているかどうか→裁量権
①BtoC
商品やサービスに触れてみて良いところを探し、どの部署なのか考える
②BtoB
経営陣などのバックグラウンドを調べて、どの部署出身の人が活躍しているか見る
〈良いエージェントの条件〉
①面接に対する良かったところと懸念点のフィードバックをくれる
②その人のキャリアにとってどういう価値があるかという点からのアドバイスをくれる
③企業に回答期限の延長や年収の交渉をしてくれる
④「他に良い案件はないか?」という質問に粘り強く付き合う
⑤社長や役員、人事責任者とのパイプがあって、面接を自由にセッティングできる
〈意思決定に必要なこと〉
・ロジック
・共感
・信じてもらうこと
〈人間の2パターン〉
to do→コトに重きをおく
being→状態に重きをおく(自分と外部環境)
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「転職=悪」のイメージは私も生活しながら感じてました。
少し前の時代だったら同じ会社で勤めあげるのが良かったかもしれないけど、今はそんなんでは生き残ってはいけないのは明らか。
でも転職はしない。
私自身は転職回数は多いけれども、この本のような思考法で仕事を選んだかといったらそれはNO。
なので反省するべき点、次回参考にしたい点はありました。
マーケットバリューの話などもその言葉ですら聞いたことがなく、身をおく業界も考えないといけないという視点は新鮮でした。
とはいえ、身をおいてる業界が医療職。このあたりは将来どうなっていくのか?というも少し知りたくもありました。転職エージェントの裏事情などこれから転職を考えている方は読んでおいても良い本かなと思います。
ストーリー仕立てで読みやすかったです。
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転職を考えているわけではないけど、会社にしがみつかなくても生きていく選択肢を持っている人は小さな嘘をつく必要もなく楽しく生きていけるのだろうと感じた。