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やはり
2019/10/03 07:10
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私もエロミスという言葉に目がいってしまいましたw そんな分野があるのか、これから増えるのか?このお話が、その先駆けになったら面白いですね!
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文庫本で再読
2018/09/11 21:37
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投稿者:RASCAL - この投稿者のレビュー一覧を見る
上木らいちシリーズは好きなので全作読んでます。本作も文庫本になったのを機に再読。でも、屋敷が○ること以外は、犯人も、トリックも忘れてた、ノベルス版から多少手を加えられているのでしょうか。奇想天外なトリックにぶっとんだ犯行動機とさりげなくちりばめられた叙述トリック、おふざけの様で、それでいて大技も小技も効いた、良くできたミステリと思います。
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まさかの館物ミステリ。
エロい探偵社が活躍する話。
罰則のない犯罪、なるほどね、大麻とかでもそんなのがあったなぁ。
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らいちシリーズの最新刊。
探偵役はかの援交探偵上木らいちなのだが、本書の内容はといえば、ミステリでもあり、ボーイ・ミーツ・ガールものの青春小説でもあった。吃驚。
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ミステリ界騒然。史上初の社会派エロミス!
援交少女にして名探偵の上木らいちが、メイドとして雇われた館で連続殺人に遭遇。一方、高校生の戸田公平は、深夜招かれた資産家令嬢宅で逮捕されてしまう。らいちは犯人を、戸田は無実を明らかにできるのか?
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一気読み。というか若干飛ばし読み。ベタな小道具(大道具?)もありつつテンポよくポンポンと読める文章。ミステリー初心者向け。
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『虹の歯ブラシ』に続き、早坂作品三作目。らいちシリーズ、第三弾。相変わらずのエロミスで面白かったw まさかある実在する法に因って結末が齎されるとは…今までにない作品、読後タイトルの秀逸さに驚愕。星四つ。
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本格ミステリって、現実的でリアリティがあるものと思っていました。しかし、本作を含むいくつかの作品を読んで、謎解き・パズル的要素?がフェアであれば、ある程度荒唐無稽な設定もアリなのかな、と思えるようになりました。
ただ、本作での奇妙なギミックの館は現実味がなさすぎて引いてしまいました。他作品の非現実的な設定などはどうなの?と言われると線引きが難しいのですが、ある程度のリアリティがないとトリックなどが本当にフェアなものなのか、不安に感じてきてしまうのです。
そうした点では、序盤の逆井邸にて主人公探偵が厨房にあった料理を一目見てフランス料理と言ったり、グラスに入った液体をシャンパンと言う場面で、すでに本作に対して大きな不安を抱いていたかもしれません。
一目で「これはフランス料理だ」と分かるメニューが思いつかない(ガレットくらい? 私が無知なだけかもですが)し、ボトルから注がれた描写がないのに"シャンパーニュ”だと分かるなんて世界的なソムリエでも無理じゃないかと(しかも主人公は未成年)。
主人公が若いので、もしかしたら逆井邸の金持ちオーラの先入観から「フランス料理」「シャンパン」と思い込んだのかもしれませんが、そうすると探偵としての能力がヤバすぎて、ちっとも本格感がないなぁと思ったり……
でも、帯によれば本作はいろんなランキングで上位に入ってるらしいので、ミステリ好き・本格ミステリ好きにはウケる要素がどこかにあるとは思います。私にはわかりませんでしたが……
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淫行と殺人、2つの物語が絡み合う本格ミステリー。
毎度のことながら、小説ならではのトリックをちりばめてどんでん返しを仕掛けてくるのはなかなか巧み。
らいちのキャラはどんどん憎めない感じになってきた。援交探偵シリーズもちゃんと続いていく予感。
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う~ん最高に面白かった。
本格社会派エロミステリー。
もっとエロ描写を充実させてくれればもっと最高だった。
う~ん特に言うことが無いくらいにはよくできた面白いミステリーだった。
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この作者の頭を覗いてみたいくらいに頭が良いなと感銘を受けた。らいちを始め、登場人物にとても魅力がある。名前が地名なのも、印象が残りやすくて良い。あまり印象に残らないと戻って人物像を回想するのに時間がかかるし。単なる推理小説ではなく、しっかりストーリー性もある。
少し時間を置いて再読したいと久々に思った作品。
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援交探偵シリーズ第3弾。
大掛かりな新本格的な館ものと見せ掛けて、実は…
以下ネタバレ
法律的な意味においてタイトルは嘘偽りがない。
ただし、タイトルは殺人ではなく淫行という法律ではなく条例によって規制される行為に対してである。
各都道府県によって制定される条例に関する矛盾が引き起こす悲喜劇。
テーマとしては非常に興味深く、本来の意味とは異なるかもしれないが非常に楽しめた。
個人的には、援交探偵シリーズでは一番好きな作品である。
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内容(「BOOK」データベースより)
援交少女にして名探偵・上木らいちの元に、「メイドとして雇いたい」という手紙が。しかし、そこは異形の館で、一家を襲う連続殺人が発生。一方、高校生の戸田公平は、深夜招かれた資産家令嬢宅で、ある理由から逮捕されてしまう。らいちは犯人を、戸田は無実を明らかにできるのか?エロミス×社会派の大傑作!
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上木ライチシリーズ3弾!
トリック、見破れそうで、騙された!
エロミスっていうジャンルが
油断させるンですかね?笑
それでも、面白かったですね。
上木ライチシリーズ、もっ読みたく
なりました。
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楽しみにしていたのだが、期待以上だった。
まず、ミステリーとしては叙述トリックを利用した二つの話の繋げ方はもちろんだが、やはりアリバイトリックに驚かされた。
これぞエロミスの真骨頂。エロとミステリーの絡め方があまりにも巧すぎる。
そして、
「本格のルールが現実社会のルールをも侵食」
という言葉がとても印象に残っている。
ミステリーの中にしか出てこないようなトリックによって、まるで本格ミステリーの「フェアかアンフェアか」を問うてるかのような現実社会のルールの穴が浮き彫りになる。
エロとミステリーの絡め方、ミステリーと社会派の絡め方、どちらも非常に鮮やか。
少々ラノベ的な雰囲気はあるが、一人一人の登場人物も面白く、解決編が少し説明的すぎる気はするものの、全体的には中弛みせずにノンストップで読め、数々の伏線(もちろん初読では気づかないが)もしっかり回収されている。
「人」と「場所」、二つの叙述トリックもしっかり騙された。
やはりあのアリバイトリックのような、"まるっきり新しいトリック"を味あわせてくれるのが早坂吝さんの小説の醍醐味だと改めて感じた。