0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Tomo - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本が文庫化する前にて
元々の原点であるNHK人間大学
源氏物語の女性たちが放映されていた
1997年初版のテキストを
リアルで購入していた事から
いまや懐かし作品になっているね。
文庫化していたのは、見事。
実際NHK人間大学 源氏物語の女性たちを
視聴していたよ。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
それぞれ個性豊かな源氏物語の女性達、読む年齢によって好きな人物がかわったるするのも面白いです。今は、プライドが高すぎた葵上が結構好きです。
投稿元:
レビューを見る
【とっておきのヒロイン、教えます!】NHKの人気番組を文庫化。世界最古の大恋愛小説のストーリーを追いながら個性あふれる魅惑の女性キャラを分析した源氏物語入門書。
投稿元:
レビューを見る
201909-032
登場する女性たち、私は誰が一番好きかな。
考えてはみたが、すぐには思いつかない。
きっと、この時代の女性に感情移入が出来ていないのだろうか…ただ、作者のコメントからはっと気付かされたのは、どの女性たちも、プライドが高い、ということ。
女三の宮か降嫁するとき、紫の上が夫婦のはかなさ、もろさを受け入れるシーンに、人間の心というはかなさを、ひしひしと感じ、仏教の無常さは人間の真理を言い当てたものだと感じた。
投稿元:
レビューを見る
久しぶりに、大好きな源氏の世界に耽ることができました。
寂聴先生、いつもありがとうございます。この本も、とても読みやすいです。
私が一番興味を惹かれるのは、昔から六条御息所です。
投稿元:
レビューを見る
寂聴さんが、光源氏の相手となる女性に焦点を当てて、やさしく解説してくれる。今から約千年前の平安時代に、良く練られた長編小説が著されていたことは世界に誇れるだろう。当時の貴人の性生活を描く大人の小説のため、現代の小説や映画にリメイクされると、源氏のプレイボーイ振りが強調される。しかし、実在した女君たちでさえ「○○のむすめ」のように名前が残り伝えられない時代の女性たちが、源氏を相手にした時の強さ、潔さを本書で知ることができた。古文は苦手なので、現代語訳で読みたい。
投稿元:
レビューを見る
男が好きなのは夕顔、苦手なのは六条御息所に深く納得。
とても面白かった。一通りは知ってるつもりなんですけど、夕顔の娼婦性とか全然考えたこともなかったです。
寂聴先生ならではの仏教観や作家から見た時紫式部もとても興味深い。
「女が恋物語を好きなのは、成就した恋のハッピーエンドに拍手するのではなく、恋に心が傷つき血を流す哀しさと美しさに感動するからです」
ここに深く感動しました。
光源氏はいわゆる狂言回しで本当に書きたかったのは女たちというのは、本当にそうだと思います。
久しぶりにざっくり読み返す時の手引きとかにおすすめです。
投稿元:
レビューを見る
源氏物語、ちゃんと読もうか読むまいか
いつも迷いつつ、読まずにここまで来ました。
この本を読んで、少し興味が湧いて来ました。
源氏=平安期の超プレイボーイで、その恋愛模様が
描かれているだけといった認識でしたが、そうでは
ないんですね。源氏その人にも浮き沈みがあったり、
関わる女性陣の個性的なこと。。なんだか読まなかった日々が勿体無かったかもと思われてしきました。
入門書として、良い作品と思いました。