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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戊辰戦争の局地戦を時々刻々で伝える本。取り上げられている戦は比較的詳細な流れを紹介している。しかし五井戦争や飯能戦争、本宮線戦争など漏れているところは多々ある、
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会津若松に出張する予習用に買ったが、一つ一つの戦況図が生々しく感じられた。台風で船が座礁したことが戦況を変えたことなど、戦術だけではなんともできない「運」が左右したことの積み重ねが「歴史」なんだなぁ、というのが面白かった。
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戦争の歴史に興味があるものにとっては、地図上での戦闘推移が不可欠なんです。だって、文字だけで説明されてもなかなかわからないですから(今の地図を改めて広げるのは面倒ですし、当時と地名が変わっていたら戦況の把握は困難です)。
本書では、紙面の関係でそれほど細かな戦闘推移は表現できていないものの、すべての戦闘が地図上で解説されているので、文字だけのものと比べると理解度は雲泥の差があります。
本書は、各戦闘毎に記述内容に濃淡はあるものの、戦闘推移はわかりやすいです。
記載内容が豊富なのは、「鳥羽・伏見の戦い」、「会津戦争(母成峠から鶴ヶ城にかけて)」、「長岡城争奪戦」、「箱館戦争」ですね。なかなか詳しく解説されています。
また記述は戦闘解説のみに限らず、その時々の歴史の背景や時代状況の解説もあるので、それも含めて非常に親切なつくりになっていると思います。
「舞台となった土地に実際に行って歴史を感じたい」という方にも本書はおすすめです。
(私は福島は白河城と二本松城を旅した経験を思い出しました。)
本書を片手に戦跡をめぐってみるのもいいかもしれません。
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序章 混迷する幕末情勢
第一章 鳥羽・伏見の戦い
第二章 関東の戦乱
第三章 東北戦争
第四章 函館戦争
第五章 戊辰戦争の「その後」