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HSP、ハイリーセンシティブパーソンの本です。
HSPは訳すと「とても敏感な人」
5人に1人の割合でいるそうです。
背の高い低いと同じように、生まれつきの気質です。
性格とは違います。
この本では敏感ではなく、繊細さんと説明しています。
小さい頃からずっとあった違和感の正体に気づけました。
アレもコレもそうだったのか!と。
他人と自分の境い目があいまい
ネガティブな感情をくらう感覚
相手が何を求めているか察してしまう
誤字脱字にすぐ気づく
疲れるとまわりの音が入ってくる感じがする
嫌いって言えないし思ってもいけない
性格だから変えなきゃってもがいていました。
楽しい気分や小さな幸せに気づけるのも繊細さんの特徴です。
元気な繊細さんでいられるように、自分の感じたことを優先してみたいと思えました。
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[キライを禁じると、苦手な人に自分から近づいてしまう]
・自分の中でキライを禁じていると、「嫌ってはいけない」を通り越して「相手を好きにならなければいけない」になってしまい、無意識のうちに自分から合わない相手に近づいてしまうことがあります
・苦手だと気づかれまいとして、かえって歓迎ムードを出しているケースがあります
・あたたかい人間関係を作るには、苦手な相手をきちんと嫌って遠ざけることが必要
・自分の中で「キライ」を禁じていないか?チェックする
[自分の本音を大切にすると、どんどん元気になる]
・繊細さんが、自分のままで元気に生きる鍵
・それは、自分の本音ー「こうしたい」という思いを、何より大切にすることです
・自分の軸が太くなるにつれ、相手の感情や意見に左右されにくくなり、人の中でも楽に過ごせるようになる
・繊細さんは、自分の本音を大切にすることでたくましくなっていくのです
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【失うのではなく、入れ替わる】
HSPという言葉を知っていますか?
HSP(High Sensitive Person)=敏感すぎる人、繊細な人という意味です。
僕は、おそらくこのHSP。
「本当に?」とか「診断されたの?」、「自称してどうすんだよ」だなんて言葉がとんできそうですが、あくまで関連本を数冊読んでの自己判断です。
HSPは病名ではなく概念であり、もし心療内科で「私、HSPなんです。先生、治してください」と言うと「私、B型なんです。先生、治してください」と言っているのと同じような受け取られ方をすることもあるそうです。(精神科医 樺沢紫苑さん 談)
この本
《「繊細さん」の本 武田友紀 著》は、
「私って打たれ弱いなぁ。ダメだなぁ、こんな自分。こんな状態でこの先大丈夫だろうか…」
と、繊細である自分に自己嫌悪や不安を感じている人は、ぜひ一度読んでみることをオススメする一冊です。
僕が読んだHSP関連の本の中で、いちばん読みやすかったと感じました。
理由は、以下の3点。
・HSP専門カウンセラーの著者が接してきた繊細さんの実例が多く盛り込まれていること。
・ところどころに、ゆるフワなイラストや四コマ漫画が入っていることで親しみやすさがあって、肩の力を抜いて読めること。
・各所、たとえ話がうまく使われていて、イメージしやすいこと(例:人に頼る発想=洗濯機を使うイメージ。自分で手洗いできるからといって、すべて手で洗う人はいない。洗濯機に頼るように、日常的に相手に頼ってみよう)
そして本作のなかでいちばん目からウロコだったのは、『人間関係が入れ替わる』という考え方。
著者いわく、「人間関係の基本構造は、『表に出している自分』に合う人が集まってくるというシンプルな事実。表に出している自分と素直な自分が違っていた場合、素直な自分を表面化させたときには一時的に人が離れ、寂しい思いをするかもしれない。けれど、かならずその素直な自分を受け入れてくれる人は残り、そんな自分と合う人が新しく集まる。人間関係の入れ替わりがおきるのだ」と。
正直な生き方をすることで『失う』と考えるよりも、『入れ替わる』と考えたほうが最近の自分の身の回りで起きていることに、納得がいくように思えます。
この本、僕のHSP仲間に勧めてまわりたい。
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いくつか「なるほど」と思わされるコツのようなものが紹介されているものの、
「得意を活かそう」系のアドバイスは「そりゃそうだよね」としか言いようがないし、「適職の選び方」に至っては「それは諸々上手く行った強者の目線なのでは」と言いたくなってしまうような、普遍性の高いものでした(ごもっともな内容ではあるのですが、それは非・繊細な人にとっても「望ましい仕事」なので。。。)。
悩んでいる人は、この本を読むために体力をつける必要があるかもしれません。
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本屋さんで何気なく手に取った本、当てはまるところばかりで即購入。そっかそっか、センサーがいっぱいあって、脳内伝達物質も違うのか!なんだなんだ、性格の問題じゃないし、直せないのか!どうりで今まで何度も同じことで怒られて、つまづいて、納得できなくて、もう消えたいって思っていたはずだよ。やっと自分のトリセツ見つけたよ。私が言語化できなかったこと、全部書いてありました。気持ちの薬箱に入れておこうっと。
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世の中の5人に1人いるという気が付き過ぎてしまう人。そんな人の世間への対処法を前向きな気持ちから記した一冊。
HSP Highly Sensitive Person 通称:繊細さんについて。筆者は予約が殺到する人気カウンセラーだとか。
人よりささいなことにきがついてしまい、勝手に気を回してしまい、多くのストレス、対人関係での問題などを抱える人に具体的な解決策を示す。
生き方を前向きに積極的に肯定する本。最近とみに増えているように思う。昔よりストレスが増えているのか、それとも昔の人は泣き寝入りしていたのだろうか。
深く考えずありのままを受け入れることを肯定した内容。
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読みやすく、さくっと読めた。
読んだあとは、楽になった。
繰り返し読みたい本。
ずっとそばに置いておきたい本です。
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「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる。表紙のこの一文に惹かれて買ってみた本。
とても敏感な人のことを専門用語でHSPと言うそうで、自分がそれに該当するのかどうかは分からないけれど、中身を読んで共感できる部分が多かったところを見ると当てはまっているのだと思う。
「人と一緒にいると(無意識に気を遣ってしまい)疲れる」「周りの人の機嫌がすぐ分かり、分かるがゆえに気になってしまう」「考えすぎだよ、とよく人から言われる」「自分より相手の感情を重視しがち」など。
私も昔からそうだけど、集団生活がひどく苦手な人もこれに当てはまるのかな、と。
こういう性質の人間はマイノリティまではいかないかもしれないけれど、けしてマジョリティではない。どちらかと言うとマイノリティ寄り。
だから自分を責めがちだけど、悪いわけではなくひとつの個性であることを認めて、むしろその性質をプラスに働かせるにはどうすれば良いのかが書かれている本。
解説だけじゃなくて実際のHSPの人の体験談もところどころに挟まれていて、分かりやすかった。
繊細だからこそ、些細なことに人よりも多く気づける。繊細だからこそ、人の感情がより多く分かる。
時には疲れる性質だけど、それを活かすことが出来れば人付き合いや仕事の役にも立つ。
疲れるから後ろ向きに捉えてしまいがちなこの性質を前向きに捉えて、日々の感じ方や考え方を書き換える意識をしていけば、とても楽に生きられるようになるだろう。
それは容易ではないかもしれないけれど、少しずつ意識を変えるようには出来ると思う。
大抵の人から理解されず苦しい思いをしているHSPの人も多くいるだろうけど、けして自分は特異ではないし否定されるべき人間でもないことが分かるし、同じ思いを抱えている人がこの世の中にはたくさんいることを知ることが出来る。
自分は人より敏感なのではないか、と感じている人には是非読んでみて欲しい本です。
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書いてあること全てがわかる、わかる…って思いました。
すんなり入ってくる言葉たち。
3時間くらいで、あっという間に読んでしまって最後の
「私は、そんな繊細さんがとても好きです。」って著者様のあとがきに涙がぼろって出てきてしまいました。私も同じ事を思っていたから、繊細な人を、私を(自分が嫌いだって22年間思い続けてきたけど本心では)大好きだし、大切にしたいと思っていたから本当に嬉しくて…
直したいと思うのにいつまで経っても直らなかった、
私がずっと悩んできた"これ"は問題じゃなくて先天的な気質、病気じゃなくてちゃんと向かい合えば大きな長所なのだ、と知って肩の荷が降りる心地がしました。
考えた事もなかったけれど頼もしい対策が、沢山載っているのが大変魅力的。付箋を貼ってこの本をお守りに手元に置いて、またスマホにもメモを入れました。出来ることから取り組んでみます!
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「感覚が違う」と知るだけで、心は軽くなる!
繊細さんにとって最大の罠は
「相手の"わからない"という感覚がわからない」こと
自分が当たり前だと持つ感覚が相手にはないのではないかという疑問を持つと心が軽くなる
・優先順位をつけるより重要なものを一つだけ選ぶ
・自分の居場所は自分の中に作る
不機嫌な人への対処法 -他人の感情は放っておく-
対策① この人機嫌悪いなー、と思って放っておく
対策②できるだけ物理的な距離をとる
対策③相手ではなく自分をケアする
自分の本音を知る方法
①言葉を手がかりに読み解く
「こうしたい」(本音の可能性)なのか「こうしなきゃ」(世間の声)なのか判断すること
②繊細な感覚を感じる
こうしたいと言いつつ、行動に移せない場合は
今まさにこの瞬間どうしたい?と問うこと
③自分と会話をする
自分の幼い頃を思い出して迷っていることを聞いてみる
→幼い自分は自分の本心そのもの
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HSPのことについて学びたく買った本。
HSPは先天的なものであり、気にしないと鈍感になることは自己否定である。
HSPの繊細な感受性を課題ではなく、プラスに捉え幸せを深く感じるスキルが書かれている。
人と一緒の時間が長いと苦しくなるのは人が嫌いなわけではなく、刺激過多が原因。一人でいる時間をもつ。
五感の中でも自分は嗅覚、視覚、聴覚が過敏であると気づいた。五感のケアは徹底的に、自然に近い状況を目指す。
休むときには、必ず相手に理由を伝える。相手と相手のことを気にしてしまう自分のためにも。
HSPは自分の感覚が当たり前で他の感覚がこの感覚をもっていないことが理解できない。自分が自然に行う気遣いや配慮ができない人をみるとストレス。しかし、全体からするとHPSの配慮は高水準。上の水準ばかりではなく、たまには配慮ができない人(下の水準)を見ることも。
自分の感覚をわかってもらうのではなく、やってほしいことを言葉で具体的に伝えないと伝わらない。わかってもらおうと相手に甘えない。テレパシーに頼らない。
嫌うことが良くないという思い込みは、人との飛距離をとれなくしトラブルに巻き込まれる。学校目標ではないので誰とでも仲良くする必要はない。
相手との距離をとる上でテレビ映像やガラス板(イメージ)、物や物理的な距離を利用する。
感覚が敏感なため、相手の感情を捉えることが出きる。しかし、感情の原因までわかる気がするのいうのは勘違いが多い。勘違いが多いのだから、むやみに自分を原因と考えない。自分が消耗するだけ。
先走って助けない。気遣い助けることで余計なトラブルに巻き込まれることもある。明確頼めれてから手伝う。
物事を半自動的に気づくことは仕方ない。改善できない。しかし、気づいた上対応しない、するは自分の意思で選ぶことができる。気づいたが対応しないという選択肢があることも知る。
特に怒っている人は気づいても相手にする必要はない。自分のケアに注意を向ける。
小さなことでも自分の本音(やりたいこと) を大切にして行動する。
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社会人になる前、気になって買った本。
当初はパラパラと読んで、「ほーん、こういう考えもあるんか。ちょっと気になることあるけど、自分はこの程度じゃないし、大丈夫だろ」って感じだった。
社会人数年後のいま、適応障害と診断され、「この本を通して自分自身を知ろう」と再読。
改めて共感できる。「もう我慢しなくていいんだ、てかめちゃめちゃ繊細だったわ自分」と知れた。
考え方のクセも知れて、安心材料の一つになったし、ラクになった。
じっくり自分について考えつつ、何度も読み返して実践方法を実践できるようにしていきたい。
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小さなことでクヨクヨしてる自分が嫌い。とか、
なんで自分はこんなに悩みやすいんだろう。と、
悩んでいる人にぜひ読んで欲しい。
HSP関連の本で、
一番救われた本です。
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HSP (High Sensitive Person) = 「繊細さん」のための本。
・小さなことに気づいてしまう、気になってしまうのはしょうがない。そういう気質だから。
・大事なのは、対処の仕方を身につけること。
・例えば、視覚に敏感な人は部屋を真っ暗にして視覚を休める、音に敏感な人は耳栓やノイズキャンセリングイヤホン使ってみてる。
・周りの人の意見や考えに影響を受けて、自分の考えややりたい気持ちを保てず疲弊しがち。→自分のほんとにやりたい事に素直に。
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他者と自分は違うことを認め、自分の物の見方は自分にしか見えないことを認識することで、大分気持ちが楽になった。