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ダヴィンチ 2015/8から2018/4まで連載されていた
エッセイをまとめたもの+α
自分探し
社会探し
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このコンプレックスと厭世観、おじさんになるにつれての変化、こんなにも共感できるエッセイはないですね。
ただ、自分は酒が飲めないので一人で飲みに行くこともないし、もっと内向的ですかね。
応援しています。
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オードリー若林のエッセイ集。最初は拗らせてるな〜と笑い、でも徐々に俺もそうだよ!と共感して泣き、最後はこんなにもダサくてカッコいい本をありがとうと感謝したくなった。『47年おつかれさまでした!』『逃げる正論』『ナナメの殺し方』が特に好き。この人の相方が春日ってのがまた良いなぁ。
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2018.10.6
この本の感想は、個々の人格によっていろいろなんやろうなあという気がする。ただ前作も含め若林さんの本が受け入れられるのは、共感する人が多いからなのかもしれないなあと思ったり。生き方下手を感じてる人って、いっぱいいるのかも。若林さんの言うように、生き方上手には行き方上手の悩みもあるんだろうけど。
俺はもうほとんど人生は、"合う人に会う"ってことで良いんじゃないかって思った。
そのためにならたしかにがんばれるかも。
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レビューするのも難しい。この本は全世界で若林さんにしか書けない本だと思う。多分別の人が自称「面倒くさい人」という若林さんだからこそ、こんなにも誰の心にも共通するもやもやした部分を言葉にできたんだと思う。この本の一つ一つに勇気をもらえる読者の方は多いはず
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40代男性がどういうことに悩むのかがよく分かりました。「合う人に会う」というあとがきについても、私も合う人に時間を割きたいタイプなので共感しました。本のタイトルも好きです。
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この人の、自分探しが大好きです。
絶望に対するセイフティネットとして趣味は必要とか、人生は"合う人に会う"ってこととか、正にその通りー!って思うことがたくさんあった。でもそれは、若い時には分からなかったと思う。
前作にも言えることだけど、真面目で理論的で、正直な人だと思う。普通の人が何となくしていることを、いろいろ考えまくって辿り着いた人なんだろうなと思ったら、あとがきで本人も同じことを語っていた。
今作は、本人も青年とおっさんの狭間の不明瞭さが全体を覆っていると言っていたけど、ほんとそんな感じ。
これから読む人は、社会人大学人見知り学部卒業見込みから、世の中を肯定できるおじさんになるまでの成長を、まとめて読んでみて欲しいです。
でも自分探しと社会探し終わっちゃったのか。この人の内面の成長をずっと見ていたかったから、ちょっと寂しいな。
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前作の「社会人大学人見知り学部 卒業見込み」からの若林さんの変化を感じました。
若林さんと並べるのは畏れ多いですが、自分なりに気づいたことと重なることがあって(歳の頃合いも似ている)、あ~~~そうだよね、と思いながら読み進めました。
・生きづらさを抱えている
・不器用
・繊細
・ネガティブ傾向
・自意識過剰がち
そういった傾向があると自覚がある方には、何か学びがあったり、心がほぐされたりするのではないかと思います。
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南海キャンディーズ山里氏と並び、ひねくれたお笑い芸人のエッセー。感受性が強すぎるのかわからないが、テレビで見る限りでは想像がつかない。
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自分の内面に向き合いすぎてどんどん考えこむネガティブなところが自分と重なるようでした。「繊細なんだねー」はわたしも言われたな。オードリーのラジオ聴いてみたくなりました。
片頭痛2にでてくる心療内科の先生がほのぼのしててすき。
自分磨きの意味がずっとよくわからなくて最後のほうでわかりましま。恥ず笑
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山ちゃんの本と同じタイミングでみて興味を惹かれた本。読んでみてエッセイとしてはこちらの方が興味深かった。生き方論についてはいろいろな本があるが、これは同世代の自分が読むと共感できることが多かった。年齢を重ねることで見えてくること、どうしてもたどり着けない領域、そして他者への寛容性。同じように思い、このような形で文章化してくれると納得感がある。同じように思っているのは自分だけじゃないと傷を舐めあうことができる1冊。
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前作のアンサーソング的な要素がありそうだった本作品。
前作読者として「コレは読まなければ…」と不思議な使命感?が芽生えて購入(笑)
若林さんのエッセイ、やっぱり好きだなぁー( ̄▽ ̄)
世間を斜に構えて見ているところ、ちょっと中二病っぽいところ、高過ぎる自意識、そしてネガティブ具合…共感できるところが多いからかも(笑)
個人的に印象に残ったのは、お気に入りの定食屋が閉店した話。
うまく言えないけど、何か素敵な話だなーと。
昔は「人生は何かを成し遂げなければ」っていうある種の脅迫観念みたいなものがすごく強かった気がする。
だから、あまり意味の無い他人との出会いってすごく軽視していたし、そんなところで時間を無駄にしたくないと思っていた。
でも、今はちょっとその感覚が変わってきて「人生なんてどうせ暇つぶしだから楽しんだ方が勝ち」という思いが強くなってきている。
だからこそ、一見あまり意味のない他人との繋がりとか、会話とか…その余白、寄り道こそが人生を豊かにしてくれる気がしている。
定食屋の話も、何となくそれと似ているかなーと。
それ以外にも、すごく真理を突いていると思うところが多数あった。
「自分の生き辛さの原因のほとんどが、他人への否定的な視線への恐怖だった。
その視線を殺すには、まずは自分が”他人への否定的な目線”をやめるしかない。」
「誰と会ったか、と、誰と合ったか。俺はもうほとんどの人生は“合う人に会う”ってことで良いんじゃないかって思った。」
もう少しで何か大切な答えに辿り着きそうな感覚、ゆっくりと考えてみたい。
と…そんなつまらない感想はどこにも晒さずに、使う当ての無いコンドームの様に財布にそっと忍ばせておくべきだったか…(*´∇`*)
<印象に残った言葉>
・「みんなといないと寂しい人」がいて、そういう人は「みんなが、みんなといなきと寂しい」のだと思い込んでいる。だから、一人でどこかに行った話をすると「寂しくないの?」と聞いて来たりする。(P21)
・自分の正直な意見は、使う当ての無いコンドームの様に財布にそっと忍ばせておけばいい。それは、いつかここぞという時に、行動を大胆にしてくれる。(P26)
・仕事と仕事の合間に寄った時は、ミスをして痛めた心をかにクリームコロッケが慰めてくれた。急に忙しくなって、気がおかしくなりそうな時にはポテトサラダが正気を取り戻させてくれた。(P107)
・自分の生き辛さの原因のほとんどが、他人への否定的な視線への恐怖だった。
その視線を殺すには、まずは自分が”他人への否定的な目線”をやめるしかない。(P157)
・誰と会ったか、と、誰と合ったか。俺はもうほとんどの人生は“合う人に会う”ってことで良いんじゃないかって思った。それは、家族だし、友達だし、先輩だし、後輩だし、仕事仲間だし、ファンだし、相方だし。そういう合う人にこれからも会えるようにがんばる、ってことが結論で良いんじゃないかなって思った。(P217)
<内容(「Amazon」より)>
オードリー若林��待望の新エッセイ集!
『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』から3年。
雑誌「ダ・ヴィンチ」での連載に、大幅に書き下ろしエッセイを加えた、「自分探し」完結編!
ゴルフに興じるおっさんなどクソだと決めつけていた。
恥ずかしくてスタバで「グランデ」が頼めない。
そんな自意識に振り回されて「生きてて全然楽しめない地獄」にいた若林だが、四十を手前にして変化が訪れる――。
ゴルフが楽しくなり、気の合う異性と出会い、あまり悩まなくなる。
だがそれは、モチベーションの低下にもつながっていて……
「おじさん」になった若林が、自分と、社会と向き合い、辿り着いた先は。
キューバへの旅行エッセイ『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』では第三回斎藤茂太賞を受賞。
「生き辛い」と感じている全ての人に送ります。
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こんなに売れっ子なのに、このエッセイ読むと強度の偏頭痛持ちだし、飲み会は苦痛みたいだし、基本ネガティヴだし(まぁだから、ネタが作れるんだろうけど)若林ってあまりしあわせって感じじゃないのね。
でも、毎日がハッピーだったらきっとつまらなくなるね。
だから今のままでいて。
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今度は、一つ前の本で解説を書いていた若林さんの本を。生き辛さ、中年になることで思うことを素直に語っていて、それがまた共感でき。一つ一つ掘り下げて考えてゆく姿勢、いいですね。彼なりにしっかり歩いているんだなあとビシビシ伝わってくる。キューバに行ったりゴルフをしたり青年(?)が成長していく過程が見えました。誰にでも心の中には歪さがあると思うけれど、自分だけではないというのでそれが力になり。テレビでは見れない、素の一人の人が見れました。この本だって、ややこしい人だなあって思う人もいるだろうけれど、共感した、気づきがあった、力をもらえてたと思えた人もいるだろうし、私としてはこの本に巡り合えて読めて良かったです。
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生き辛さに関して、状況は違えど自分の過去を追体験しているみたいな気持ちになっていたたまれない。よくここまで自分と周りを観察して書けるなぁと思う。頭の中で考えているのと言葉にして目に見える形で生み出すのでは大きな差がある。辛くないんだろうか。これも仕事のひとつなんだろうけど。
キューバに一人旅した話がすごく良かった。新しくて古くて悲しい。
嫌うというのは結構エネルギーのいる行為で、批判しないにしても他人について思いを巡らせるのは疲労に繋がる。でも「共感できない」ことも大事だなと思う。その範囲を徐々に広げて、少しずつ知っていきたい。私はその段階にいる。