紙の本
サプライズ
2020/02/02 21:52
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
iPhonなどを例に取りながら「脳の活動」に焦点を置いたマーケティングの手法を説明する一冊。(ちなみに、タイトルの「アップルのリンゴはなぜかじりかけのか?」という疑問には、「~~ではないか?」という推測レベルの解説にとどまり、スッキリしませんでした。)
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ジョブズがアップルに復帰する少し前、アップルはドナルド・ノーマンという認知科学者を招聘し、ヒューマン・インターフェース・不ガイドラインを作成した。
ノーマンは「情報処理心理学入門」をあらわし必読書。
今は、よい気持ち、快感がキーワード。
ものを買うとき、別に合理的な意思決定ばかりではなく、最後はエイやで買うわけで、そこを脳認知学で読み解いていきたい。
好きなほうを見るというより、見たほうを好きになる。
保守派はリベラルよりも脳の扁桃体がおおきい。
閾下感情プライミング:
新規性と親近性のバランス
意外性:よい方向で期待を裏切る
認知的不協和を生んで、納得したい
ほしいはあせり、好きは安らぎ。
ちょっとよい印象を与えたあとは、露出をとにかく増やすと、慣れが生じて好感度を上げられる。
買い手をよい気分にさせる。
口コミの力は大きい。
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脳科学とマーケティングの結びつき? ちょっと高度な内容も含まれておりタイトルに惹かれて読んでみたものの、あまり楽しむことができなかった。
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なぜ物が売れるのかを脳科学の観点から紐解いたニューロマーケティングに関する書籍。売れるようにするには脳を知る必要がある。売れる法則は①珍しさと懐かしさのバランスを取ること②期待を裏切ること③自分は正し
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タイトルはつりっぽい。ニューロマーケティングの本。そこまで目新しいことは言っていない。
・モノが市場にあふれるようになった現代は、情緒的価値で訴求していかなければ、消費者には届かない。
1.機能的価値:客観的で数値で表せる価値
2.情緒的価値:費消している時の楽しさや心地よさ
・「好き」は「新しいものが好き:新奇性」と「慣れ親しんだものが好き:親近性」に分解することができる。相反した状態を生み出すことがキーとなる。
・認知的不協和を利用する。
自分がとった選択or考え方を矛盾させないように行動or考え方を都合よく変化させる性質を言う。これを利用すべき。
・消費者は、お金を支払った価値に対して、それ以上の対価を求める。それに応えるために、非日常な空間の演出も大切になってくる。
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人が購買するときの心理を科学的に解く「ニューロマーケティング」について優しく解説してくれる本書。今まで自分が購入するときの心理に当てはまりますね。大部分は自覚があったものなので新鮮な驚きは少ない。
ものを売る側が取り組む科学ではあるが、ものをむやみに買わないよう、心を抑制する科学でもあると感じた。特に大きな買い物をするときに無駄遣いではないかセルフチェック出来そうな内容です。
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ニューロマーケティングについての最新動向が解説されている2018年出版の本だが、使われている資料写真が古すぎて笑える。最先端の話をするのに、こうした手抜きは致命的です。また、法則その4「巧みに不満を演出する」例でだされたWindows(Vista)やMacintoshのバージョンアップの「外れ」があったことで、ユーザーの「欲しい」気持ちを活性化させたと都合よく解釈しているが(P128)、これは意図的な演出ではなく(そんなお金のかかる非効率的なマーケティングをするわけがない)、単なる技術的失敗で、メーカーとしては現行品よりもよりよい機能を追求したものの期待外れだった例であり、仮に継続的な改良品を出し続けていたらどうなっていたかを比較検討しようがないので、外れがあったからユーザーの活性化につながったという結論は早計でしょう。
ちなみに、タイトルの答えは、リンゴがサクランボと間違われないようするためだったそうです。
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脳科学と商品開発やマーケティングの実践が結びついた「ニューロマーケティング」について論じられた本。
興味深かったのは、ホテルやレストランの利用後に書かされるアンケートについてだ。顧客は自分の売買行動が正しかったと思う方向に気持ちを動かすため、利用後のアンケートに若干良い評価をつける。それは最終的に自分の中でもこの店は良かったというポジティブな納得感に繋がる。このようなアンケートを使って店側は顧客のつなぎとめに使っているとのことだ。
目を引いてしまう「アップルのリンゴはなぜかじりかけなのか?」というタイトルの内容については大して言及はされず、釣りっぽい感じはしたが、これも深層心理に働きかけられていたのかもしれない。
脳科学からマーケティングを行う今の時代では、自分の意思でモノを買っているというよりは無意識に買わされているのだと思い、怖くなった。
仕事でマーケティングを担当したりモノを売る人にとっては、何かヒントとなることが書かれているかもしれない。