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・ほぼ日刊イトイ新聞
・ほぼ日手帳ーほぼ日読者の証。コミュニティの可視化。
・手帳=LIFEのBOOK=「LIFE1、ライブ瞬間」「LIFE2、ライフ、人生」=1ページはライブ1冊はライフ
・ほぼ日の学校ー大人の教養、古典学びなおし
・アイデア3原則ーやりたいこと、正しい方向、的外れでない
・共感と意外ーex)井戸端会議、「わかるわ、そうよね」と「そうなの?知らなかったわ」
・自分が何を面白いと感じたのか
・会社の社会責任=両隣の雪かき、祭りの山車の寄付、峠の茶屋
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ほぼ日手帳というベストセラーとネットコンテンツで稼ぐ「ほぼ日」が株式会社化、そしてジャスダック上場を果たす。
日本を代表するクリエイターである糸井重里自らが社長となり、会社を経営する。しかも、顔の見えない株主へ配慮しながら。
文章を創り出すという才能で勝負していた彼も老いたのか。これからはクリエイティブ力ではなく、企業経営者として世の中で勝負したいのかなと思った。が、その予想は本書で覆される。
「株式会社ほぼ日」はコピーライター糸井重里による言葉の力を使った企業経営の新スタイルだった。上場や人事、営業などには糸井氏の斬新な発想がよく表れている。
今の時点で成功・失敗の判断はできないが、「すいません」と言いながら、糸井氏独特の経営がこの先、進展していくのだろう。しかし、それが許されるのは、糸井氏の言葉の力があるからこそ。彼の後を継ぐことができる代表者って現れるのだろうか。
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上場のところが興味あって読んだ。幸福を基軸に評価されるようなことを目指している。あとは厳しさを得るために。いいなと思った
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2019年5月21日読了。「株式会社ほぼ日」の経営者としての糸井重里へインタビューした本。何をやっているのかよくわからない・ゆるふわWebメディアを自分のネームバリューだけでやってきている、ように見えたイトイ氏が、手探りしながらも経営とは何か・企業とは・上場とは・人間の幸福とは何か、について根源的な問いを重ね、少しでもそれを実現できる方向に組織を動かしてきているということが分かった。これを読むと、一般の経営者のトークは深さが足りない・当たり前に前提事項にしている事柄が多すぎるのではないか、という気がしてくる。やさしく・つよく・おもしろく、とか「夢に手足を」とか。言葉は大事だね。
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かっこいいと思うものが組織文化となる。糸井さんが大切にする価値観というものが、理解できた。なにをするか以上に誰と働くかということにこだわっているように感じた。採用の質が高い(単に優秀とかではなく、人柄と組織の文化がマッチしているか)からこそ、自由でクリエイティブな組織を作ることができるのだろう。
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言葉が丁寧に吟味されて、洗われてるのに親近感がわく、不思議な人だなあ。仕事論の本というより、人としてな部分がたくさん書かれていて、自分は誠実と貢献できてるかな?と思い返して反省
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誰でもしってるイトイさん。
「おいしい生活。」だけではなくて、
バブルがはじけても、
ネット時代になっても、
スマホが普及しても、
いつでも、ずっとなにか面白そうなことに絡み続けているイメージがあります。
クリエイターとしての才能がすごいのか、
周りを固めるスタッフの力がすごいのか、
すごさの中味はわからないでいましたが、この本を読んで「ほぼ日」という会社の中味、そしてそこにイトイさんがどう関わり続けていっているのかがよく分かりました。
いいなぁ、こういう会社、と思うところがあちこちに。
身の回りでおもしろそうなことを拾って歩くだけでは、小さいサイズから変われない。でも、小さいところから大きく、とするには、小さいと大きいのつながりがなさすぎて、最初から大きいことを狙わないととても対応できないこと、などが伝わってきます。
この本は、起業して、成長して、上場して、というサクセスストーリーとしてではなく、イトイさんがどうしていきたいか悩んだ軌跡でもあるのかもしれません。
結果として、会社っぽくない会社がひとつ出来上がった、ということなのだと思います。
誠実と信頼がセット、というあたりはとても伝統的です。
誠実というのは自分で判断ができること、
誠実であればおのずと信頼が生まれる、という考え方もとても伝統的と思います。
ある程度大人の方向けです。
読むと落ち着きます。
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経営に興味がある訳ではなく、人間糸井重里さんに興味があり読んでみたかった。
いろいろな考えに共感と憧れを持ったが、会社の憲法の最初にくるのが、「やさしい」がくることが、糸井重里さんを理解するに充分だった。
普通の企業では考えられないけど、後進のためには、こういう経営者を望むし、押し上げないといけない義務感を感じた。
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今や上場企業である「ほぼ日」の社長、糸井重里さんをインタビューして書かれた本。糸井さんの経営についての考え方がよく分かる。こういう誠実な社長さんばかりなら、仕事でメンタルをやられる社会人が減ると思う。
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ほぼ日 2019年8月期通期決算
売上高:54億6500万円(前年同期比+8.5%)
営業利益:6億4000万円(同+13.8%)
経常利益:6億3800万円(同+12.5%)
純利益:4億4100万円(同+13.3%)
売上高営業利益率11.71%
ROE12.70%
ROA13.10%
自己資本比率71.37%
有利子負債ゼロ
18年8月時点での社員は 75名(39.7歳)。
平均年収688万円 も立派。
ひと言で言って、すごい。
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・水を飼う
水槽の魚を元気付けるにはその子に何かするのではなくて、その子の環境、すなわち水をコントロールすることが大事という話。
クルミド珈琲の影山さんの話を聞いてから、リーダー像が見えなくなったような気がしていたけど、そういうことかもな、と思った。
みんながいきいきできるような場作りがリーダーには必要なのかも。
・天が見ている
心が負けそうなときに思い出そう。
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この本は詩だ.詩集だ.
終わりの方で出てくる「夢に手足を」のようなダイレクトな詩だけじゃなくて,組織が子どもの自由にとらわらていたと気づいたときの違和感というか引っかかりに言葉を与えたのも同じ.ダースベイダーはお父さん役なんだというくだりも同じ.「いやな,うちのお父さんな,ダースベーダーやねん」の書き出しでなにか小説でもはじまりそうな予感すらさせる,歌のようなおしゃべり.
良質なドキュメンタリーフィルム,キャメラはホンマタカシ.音楽は矢野顕子(ピアノ).を心の中でみた感じ.
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感想をブログに書きました。
https://richterminal.com/hobonichimanagement/
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会社の規模も形態も、もちろん自分が働く会社とはぜんぜん違いますが、【働いていくなかで大事にしたいこと】だったり【こんな姿勢でありたいなあ】と共感することがたくさんあった本でした。
糸井さんがほぼ日を上場させるときに「できる限り、ぼくらが普段使っている言葉でじぶんたちのことを説明しました」というのがとても印象的でした。そのマインドがこの本にも溢れていて、メモしたキーワードがたくさんありました。
経営の本って苦手だと思っていたけど、こういうふうに説明されたらわかるんだな…と、ふだんの自分の話し方や伝え方を振り返るきっかけにもなって良かったです。
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頻繁に「仲間たち」というワードが出現する。社員というよりも「読者」とか「お客さま」とかの外にいて、いっしょにたのしんでくれている人のこと。顧客でもないし、取引先でもないし、ステークホルダーでもない。
その捉え方が、ほぼ日をほぼ日たらしめている大きな要因のような気がした。