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紙の本
知らない世界を垣間見えるお仕事小説
2018/12/24 20:38
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投稿者:読人不知 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お仕事小説。
普段は馴染みのない分野のお仕事を見て、成程そうなっているのか、と小説のメイン筋の恋愛とは別の部分に注目してしまいました。
大企業と中小企業では仕事の進め方が違って当然。
その当たり前の障壁にぶつかって戸惑ったりしながらも、お互いに落ち度は認めていいところはマネして、少なくとも現場レベルの担当者同士では対等の立場で共に手を取り合って、一生懸命ひとつのプロジェクトに取り組むところが、ファンタジー感ありました。
現実ではこうはいかなくて何かと大変。立場の弱い方が一方的に頭を押さえつけられて、ミスの責任を丸被りさせられた上で煮え湯を飲まされることや、大企業による理不尽な下請けいじめが横行しています。
そんな訳で、夢のようにホワイトな合同プロジェクトの環境に和みたい方にもおすすめです。
川村さんの男運は、呪いなのか見る目あるのか。タイミング大事。
小坂さん、バリキャリ風なのにちょっと抜けてるところが可愛いと思いました。
ミスしたら、自分の落ち度を認めて部下にもちゃんと謝れる人間性の高さや、尻拭いを部下に押し付けずに自分で善後策を取れるところが、いい上司。
知っている場所が登場するとニヤけてしまうミーハー心。
神戸観光のついでに作品の聖地巡礼がしやすい場所です。
神戸港の遊覧船に乗れば川重の造船工場が見えます。時期によっては、船長さんが、どこで息継ぎしているのかわからない超早口で、建造中の船や潜水艦のスペックを語ってくれたりもします。
時期によっては、煉瓦倉庫付近の陸地からも作りかけの船が見えます。カルメニの上階にある飲食店の窓際席がおススメ。
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