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バングラデシュを中心に児童労働の撲滅を目指して活動している、シャプラニールが中心となって書かれた本。
バングラデシュの貧しい農村やスラム出身の女の子は家事使用人として住み込みで働き、学校に行けてない子が多いです。
まず、その女の子たちの話、家事使用人になる理由、また雇用主が幼い女の子を雇う理由、女の子たちが経験する苦しみなど、バングラデシュの実際の状況を章別に書かれています。
そして、バングラデシュの国の状況と世界中にいる児童労働者の状況を説明し、社会を変える方法や国際支援がどのように進んできたか、我々にできることは何かを解説して結んでいる。
わかりやすくまとめているので、誰が読んでも理解しやすいと思う。
個人的に、絶対的貧困と相対的貧困の条件がわかりやすかった。
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途上国の現状を知った。統計上は改善されていてもその数字は信頼に値せず、まだまだ児童労働者がいること。雇い主、使用人として送り出す親、政府への働きかけが必要だと思った。フェアトレードのものをできるだけ買ったりしてファストファッションに加担せず途上国のこどもたちのためになることをしていこうと思った。
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前半では、バングラデシュで家事使用人をしている子どもたちの現状を、後半では、それを解消するために日本で、世界では何が行われているのか、自分たちには何が出来るかを教えてくれている。
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主にバングラデシュにおける児童労働の実態。
別世界過ぎてピンと来ないのが実感。
でも事実。
本にも記してあった通り、意識を持って少しでも出来る事に貢献しよう。
例えば寄付とか。
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世界には幼くして、働きに出ないといけない子供たちがいる。タイトルにあるように、8歳の子が家事使用人として働くケースはまれではない。
本書は、バングラディッシュでの事例を中心に、貧困国における子供たちの実態をまとめている。
教育を受けられない子供たち。その多くは女子だ。
彼らが教育を受けられるように支援しているシャプラニールという団体職員らも執筆しており、具体的な援助も分かり易く書かれている。国際協力に興味があり、それらの団体で働きたいと考えている人には特におすすめだ。
シャプラニールを知ったきっかけは、ある新聞記事。
やはり教育を受けられなかった子供が、団体の支援により高等教育を受けることができたという内容だったと思う。シャプラニールという団体の活動と、夢に向かって努力した少女の話が印象的だった。
私も何かの役に立てたらと思う。
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【琉大OPACリンク】
https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB27137018