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あまり、……
2022/03/03 04:04
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリー作家兼刑事って人はそういない、とは思いますけど……。でも、毒島が、作者を、モデルというのは……。ドラマで見た方は違いを比べてみて下さい。自分はドラマのほうが良かったですが
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刑事兼作家という一風変わった職業の毒島と、出版業界の事件の話。短編集なので読みやすい。
作家とか出版業界の話が面白かったけど、毒島に交換を持てなかったので☆3。
だんだん毒島が「イン・ザ・プール(奥田英朗)」の伊良部とかぶってきたのは私だけだろうか、、、。
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なんて人が悪いんだ、作家で刑事のこのおっさんは!と思いながら、言葉で追い詰めてうふふと意地悪く薄笑いしてみたい自分もいるのを感じる。
七転八倒の中山さんが刑事になったらこんな感じ?悪いことをして捕まったらこんな取調べが待っているのはいやだなぁ
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名前からして毒があるけど、毒島のキャラクターが強烈。連作短編なので1つ1つのお話は比較的軽めだけど、読みごたえは結構ある。最後の「原作とドラマの間には深くて暗い溝がある」は、どことなく恨み節を感じる。中山七里もドラマ化では結構煮え湯を飲んでそうだし。
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新人賞の選考に関わる編集者の刺殺死体が発見された。三人の作家志望者が容疑者に浮上するも捜査は難航。警視庁捜査一課の新人刑事・高千穂明日香の前に現れた助っ人は、人気ミステリ作家刑事技能指導員の毒島真理。冴え渡る推理と鋭い舌鋒で犯人を追い詰めていくが…。人間の業と出版業界の闇が暴かれる、痛快・ノンストップミステリ!
エッセイで、連載中の楽屋裏が書かれていたので、読んでみた。どこまでリアルなのかは、知らない方がよさそうだ。
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出版界の闇のお話。
だいたい先生と呼ばれるような職業に、まともな社会人は居ないわけで、まぁ作家もその一角を担う存在なのだ。
元警官の毒島が、出版業界出来ないから起こったさまざな事件を解決する短編小説。まぁ、当然続編はあるだろう。
だって、面白いもの。
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なんとなく気づいたら作家買いしている作家さんかも。
いやぁ、出版業界、濃いな(笑)人も、業界も(笑)
個人的には図書館で借りた買ってもいない本に文句言うなとか、5,600円しか出してないのにいっぱしの批判するなって意見はわかる気もするけれどもでもちょっと違うとは思う。小売業や接客業、役所や他業態の仕事にまるきり文句を言わない人なら別かもしれませんが。小売業だった時はお客様の理不尽なクレームを受けてたけど千円満たない商品買ったからって客ヅラするな!なんて思わなかったものなぁ~
作家も出版業も大変そうだけれども知らないだけでこういう困った人ってどこの業界、ジャンルにも沸いてそうだなぁなんてちょっと思いました。訳知り顔で、自分だけは特権意識を持っていて、妄想癖があって声の大きい人。上昇志向が強く、上や有名人には弱く、下には辛くあたる。人間の縮図なのかしらん?
自分はアハハと楽しく読みましたが文筆業に就いてる方とかは笑えないんだろうなぁ… まあでも自分の本の評価なんか気にしてるヒマがあれば一枚でも多く書けって言うエールなのかもしれない。そうじゃないかもしれないけど。
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最後の奥付前の
この作品は完全なフィクションです。
現実はもっと滑稽で悲惨です。
出版に足を突っ込んでる身からすると
非常に刺さりますね。
毒島真理は個人的には
完全に菅野良一さんですね。
うふ。って似合うよね。
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著者の経験をもとに?ミステリー作家で警察官という特異なキャラを作り出し、出版業界の実態を鋭くブラックユーモア的に暴き出したミステリー。
「怒っても疲れるだけ。だったら、そういう相手には嗤ってやるしかない」と、シニカルで破天荒なキャラの主人公。
彼が舌鋒鋭く容疑者を追いつめる様は、小気味いいが、著者の異名たる「どんでん返し」が見られないのは、ちょっと物足りないかな。
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作家のみならず,文壇に関わる皆全て(消費者は言わずもがな,図書館やテレビ業界まで)が毒をまき,文壇をやせ衰えさせる.毒をもってして毒を制せず.滅びても自分たちの悪行には気づかないまま,結局自分たちも滅びの道をひた走るのだろうな.
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なんか読むのしんどかったわー。
毒島さんのキャラクターは良かったんだけども、イタい人ばっかり出てきて……作家をめぐる人達、あんな人達ばっかりじゃないはず(^_^;)
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ものっそい「キャラの濃ゆい」探偵役(^ ^;
ずば抜けて頭脳明晰で、計算高くて嫌味で、
常に人を見下した態度でヘラヘラしている(^ ^;
とてもじゃないけど「好きになれない」キャラ(^ ^;
肩書きは作家兼警察の嘱託指導員みたいな。
なので「物書き」として出版社やテレビ局と付き合い、
「警察官」として捜査や取り調べも行う。
事件の本質を立ち所に見抜き、
真犯人を炙り出していく様は痛快ではある。
が、常に「人を食った」嫌味ったらしい言動で、
容疑者側はもちろん警察内部からも煙たがられている。
連作短編集で、様々なシチュエーションの中で
「意外な」真犯人を看破していく...という体裁だが、
後半になってくると犯人の目星がつくようになる(^ ^;
これは短編で登場人物が少ない中で、
「意外な人ってぇと、こいつかな」という風に
消去法で察しがつくようになる、という訳で(^ ^;
...と思ってたら、最終話ではとうとう毒島先生が
容疑者の一人に数えられたりして...(^ ^;
軽い文体でさくさく読み進められるが、
書いてある内容は意外と辛辣で重い(^ ^;
特に文学界やテレビ界など、一般人からすると
「特殊な業界」の実情をかなりあげつらっており...(^ ^;
作者は、夜道を歩く時は後を常に注意した方が
良いのではないかと、つい余計な心配を...(^ ^;
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作家にして刑事である毒島が毒舌で犯人を追い詰める短編集。同時に出版界やテレビ業界の闇も描かれていて,出てくる人物の濃さがすごい。
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作家刑事という設定で事件解決を絡めつつ、実は、作家や出版業会にかかわる面々の姿を皮肉を交えて笑い飛ばしている。
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①ワナビの心理状態、②編集者は偏執者、③賞を獲ってはみたものの、③愛瀆者、④原作とドラマの間には深くて暗い川がある、読書好きにはたまらない出版業界の裏側が見え、でも文芸に対する愛情が溢れていて、知念さんの解説まで含めて興味深く読めた。
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