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トワコさんの横暴さと、解決方法と問題点の普通さ、という点でイマイチかな。つまらないわけではないけど、バーも普通でワクワク感が無かった。
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巻末に各話の関連書籍が挙げられているけれど、本自体に絡ませるのではなく、筋書きを絡ませるという薄めの扱い(オマージュ的)。タレーランの美星さんや、ビブリアの栞子さんと比べると、トワコさんの年齢のせいか、(年齢を重ねたがゆえの?)少し強めの性格のせいか、魅力は低めであまり入り込めず。「2nd TASK『飼育』」は、風変わりな男女関係の形。ちょっと乱歩にも通じる感じ?
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タスクがタスクでタスクを頼まれるお話。
学校では成績優秀だった長原佑(ながはら たすく)は、勉強と違って正解が存在しない"仕事"というモノに付いて行けず、入社二年で会社を辞める。
実家に戻って、ふと出かけた書店で、店主に声を掛けられて…
1ST TASK『告白』 2ND TASK『飼育』
3RD TASK『破局』 4TH TASK『再生』
…と、だんだんと盛り上がりを見せる展開はいい感じ。
ただ、書店とバーの二足のわらじは、やっぱりどちらも物足りないものに思える。
たとえば、一人前に書店を回せるようになった、というくだりがあるけれど、書店員として成長するエピソードは書かれていないわけで…
締めくくりが、今流行りの"働き方改革"でまとめられてしまったように感じられるのも、ちょっと残念な部分でしょうか。
そういうつもりで書いたのではないのかもしれないけれど、タイミング良すぎた。
そして…また不倫話か…
登場する3人のお母さん達の、子供に対する気遣いと距離感は立派だと思いました。
双子探偵のお話がまた読みたいなあ…
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九十九書店の店主は綺麗な女性で、彼女は夜になると書店の地下にあるあまり知られていないバーの店主になる。魅力的な設定だと思います。特に本好き、お酒好きの読者には夢のような場所。お酒を殆ど飲まない私も憧れました。
内容は割と軽め。各ストーリーに有名な本の内容も少し出てきますが、個人的にはもっともっとそこを押して欲しかった。
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主人公である佑の頼りない感じは「珈琲店タレーラン~」に登場するアオヤマに通じるものがありますね。一つひとつのストーリーが小気味よく進みますし、登場人物の関係性、佑が十八子から依頼される”タスク”の内容もシンプルなものなので読みやすく、あっという間に読了。ラストの十八子と凪の別れのシーンはちょっと切ないですね…。
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仕事が嫌になった主人公が辞めてとある本屋にアルバイトすることに。そこは昼は本屋、夜はバーを営むお店。
仕事は本屋のみで、バーはタダで飲める代わりに変わったオシゴトを任されます。
店主のトワコさんが人使い荒いのですが、お仕事を頼むおかげで、色々なひとの問題が解決へと進んでいきます。
トワコさん自身の問題は主人公が仕事を命じます。
何にもできないと思っていた主人公が、トワコさんと出会い、またやり直してみようと思えるようになるまでのお話です。
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会社を辞めて自信を喪失していた佑は、九十九書店の不思議な店主、トワコさんの下でバイトを始める。
トワコさんが夜に開くバーにやってくる困っている人たちを助けるために、トワコさんが佑に一見不思議な仕事を言い渡し、その人たちが本当に幸せだと感じることが何かに気づかせていく。
4話からなるが、どれも気持ちがホンワカしてくるストーリー。こんなバーがあったら、常連になりたい。
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何をやっても裏目に出て、ただ生きているだけで負債が溜まっていく。追い詰められた佑は入社2年で会社を辞めた。
偶々行った地元の九十九書店で、彼の悩みを見抜いた店長のトワコさんに誘われて、書店でアルバイトをすることになり。
九十九書店の地下にはバー・タスクがあり、そちらの店長でもあるトワコさんから、佑は奇妙な仕事を受けることになる。
佑が淡い気持ちを抱く、幼なじみの晴美との関係。
ペットが突然居なくなったと涙する美女のペットとは。
近所の証券会社の不倫の二人を別れさせる仕事、上手くいくの?
トワコさんの過去がやってきた。九十九書店はどうなるのか。
挫折でどん底な佑がトワコさんからの仕事を受けて、だんだんと視界が広がっていく。
どのお仕事もちょっと切なくて、でもこれからが明るい余韻。
天はみずから助くる者を助く。
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会社勤めに疲れた主人公がとある書店とその書店の夜の顔である「バー」を営む女性店長と出会いバイトをすることになる。その仕事を通じて「働くこと」や「恋」や「結婚生活」のよしなしごとを経験していく、まぁ成長譚といっていいのかな…な連作短編集。
バーと書店と探偵ものを一挙にやるので、撮っ散らかっている感が否めず、ちょっと残念。
しかし、世の悩みは不倫と離婚とブラック職場…そればっかり。たぶん作者の意図じゃないだろうが、なんだか世知辛いなぁ。
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人は失敗しながら多くのことを考え成長して行く。
周りの人から見れば大したことでなくても、本人にとっては耐えられない悩みになることもある。
そんな時に受け止めてくれる場所や人がいる(できる)と、心の底から感謝したい気持ちになる。
この本は、自分で立って歩くための「居場所」とは何かを教えてくれる物語。
どんなにどんなに頑張っても、自分一人で立てずに動けなくなることはある。
人や場所、本や経験が背中を押してくれるきっかけになることを物語を通して伝えてくれている。
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「よく聞いて。佑さんの仕事はねーーー」
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仕事が出来ずに追い詰められて会社を辞めた長原佑。ある日書店で出会った年上女性店主から仕事を探しているなら今夜また書店に来るよう言われ、行くと書店の地下には秘密のバーが…そこで言い渡された<仕事>とは。
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タイトルと設定からワクワク。主人公の佑がトワコさんに振り回される様子はヒヤヒヤしつつ、次第に周囲を動かしていき、佑の仕事が、プライベートが全く見えなかったトワコさんの人生の決断にも関わってくるというのも面白い。
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仕事へのメッセージも込められたこの作品。仕事を頑張ろうと思えたし、ちょっと変わったお酒も飲みたくなった。
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タレーランと同じ作者とのことで、中学生の娘から借りて読了。
九十九十八子さんという名前も面白いし、仕事ができない人に命じる仕事も、ああ、それならできるなあと思える内容。でも、その仕事を通して自信を持てて、前に進めるようになれて、ほっこり温かい気持ちになれる作品。
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1話目でいきなり、そんなことに??この2人のことは伏線?と思ったら違いました。
そして、個人的には3話目が一番好き。
4話目もそうなるか!だったけど、あのお父さんの気持ちはちょっとよくわからない。。
タラーレンの作者さんの作品、面白かったです。
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大学時代の先輩が本屋でバイトしてたこともあって、本屋さん家業についてはなんとなく見知ったこと。あとタレーランのモデルとなったって言われているカフェにいったとき、多くの人が本を読みながら過ごしてた(自分もだけど)ので、氏といえば本というイメージもある。そういう意味で手に取った本。
日常の謎としては普通だったけども、軽く読めるという意味ではよかった。ペットの話はさすがにどうかと思うけど(笑)
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最近、本を読んでいても集中ができていない。
そのせいか、この本を読んでも、ピンと来なかったと言うか、なんというか。。
強いて言えば、行動、言動にイラッとする部分があったところ。
それって、身勝手じゃないの?って、思う部分が。。
最初から「ふさわしい仕事」って、ないと思うんですよね。
嫌な仕事も、タスクとしてこなしていくうちに、慣れてきて、外から見たら「ふさわしい仕事」になっているのだと思う。