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朝井リョウの世にも奇妙な君物語を読みました。
世にも奇妙な物語のテイストの5つの短編が収録されています。
どの物語も、面白く読みましたが、読んでいて一番ザワザワしたのはコミュニケーション能力が裁判で審判される世界を描いた「リア充裁判」でした。
konnokは若い頃から空気が読めない人間なので、こんな法律がある世界に生まれていなくて良かったなあと思ったのでした。
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短編集が苦手と気が付いた今年の終わり。
表題のままにちょっと奇妙な…
もとい、ちょっと皮肉った話の5本立て。
「何者」のときも思ったんだけど、朝井さんの文体が馴染まないみたい。
根本的かつ個人的な問題
今年の20冊目
2018.12.15
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異様な世界観。複数の伏線。先の読めない展開。想像を超えた結末と、それに続く恐怖。もしこれらが好物でしたら、これはあなたのための物語です。待ち受ける「意外な真相」に、心の準備をお願いします。各話読み味は異なりますが、決して最後まで気を抜かずに―では始めましょう。朝井版「世にも奇妙な物語」。
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・リア充裁判
私もどちらかというと知子側の人間なので、リア充を皮肉ったような書き方に途中までは快感すら覚えていたのに。最後の一文で完全にしてやられました。そうだ、朝井リョウってそういう人だった、、、
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「世にも奇妙な物語」、私もテレビで放映されるときには録画して見逃さないようにしてる。話によって、コメディだったりシリアスだったり、感動系かと思いきや裏切られたり、展開が予想できないところが毎回毎回観てしまう要素だと思うのだけれど、本作もテレビで観るのと同じく、オチはなんなんだろう?と気になって、あっという間に読んでしまった。実際に番組構成を意識しているからこそ、観たことがあるようなデジャブを感じるし、その中にもいつもの朝井節を利かせつつ、短編集のようでありながら上手く1冊にまとめられている。これはこれで映像化を見てみたいと思った。
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性依存症の人たちがお互いを監視する目的で共同生活を営むシェアハウス。
保育士への飴と鞭をスケジュールで管理するママ友軍団。
コミュニケーション能力を測る目的でリア充裁判が開かれる世界。
夫の浮気を疑いながら自らの浮気をすんでのところで思い止まった一連の流れを、息子の参観日で面白おかしく報告されるネット記者。
そしてこれらそれぞれの物語を脇役として演じていた俳優たちが、主役の座を巡って参加するオーディション。
なんだか脈絡がなくて「不思議」な世界。「奇妙」な世界。
作者は「世にも奇妙な」という言葉に、背景や理由をすっ飛ばして「なんだか奇妙な」世界を描き始めることができる強さがあり、作家として魅力的な道具だとあとがきで書いていた。
なるほど、そんな効果が確かにあるのかも知れない。
だけど私はやっぱり、「理由」がほしくて「背景」を知りたくなる。
どうしてこんなことが起こっているの?何を目的にこんなことになってるの?何が起こってこんな流れなの?
そこをすっ飛ばすのは、私には不親切で退屈に映る。
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5つの短編集。『世にも奇妙な物語』、実は全く観たことないのだけど、こんな後味の悪い話ばかり続くのなら次から観てみようかな。
"シェアハウさない"、"立て!金次郎"が特に好きだった。ブラックなユーモアやゾクっとする展開。
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自分と同世代の作家で、共感できる部分が多く、分かりやすい表現、文章なので一気に読めました。
個人的に、「立て!金次郎」の話が好きです。
“子どもに降りかかる情報をせっせせっせと振り払うより、たくさんの情報を浴びた子どもが何を選び取り、何を捨てていくのかを見守り、ときに助言をするのが親の役目ではないだろうか。”
というフレーズには、とても感銘を受けました。教育観に考えさせられるものがありました。
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「世にも奇妙な物語」が大好きだという朝井リョウさんが書いた5編
文字だからできる仕掛けが面白かった!
特に最後の「脇役バトルロワイヤル」が、なるほどそういう構成かと感動しつつ、所々ぷっと笑えた。
楽しかった。
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世にも奇妙な物語って感じでした。短編集はあまり読まないんですが、これは読みやすかったですし、各章の最後には「えっ?」と思わせる展開が用意されてて面白いです。
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オチが凄い!
とあったけど、ちょっと気味が悪いものもあって、読後感は良くないので注意。
短編なのでサクサク読めますが、本当にテレビを見ているような世界観。
少し怖かったかなf^_^;
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超気持ちいい。
小説版、世にも奇妙な物語。
著者あとがきにもある通り、世にも奇妙な物語は“世にも奇妙な”物語だと最初に宣言しているからそこに理由や意味を求めない。
ゾクっとしたりクスッとしたりのバランスがいいし、最終話のまとめ方もすき。テーマや登場人物のバランスにもセンスを感じる。
季節ものの二時間特番を見るような気持ちで一気に読みたい。
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あっという間に読んだ。読みやすく面白かった。不思議な映像が浮かぶ。世にも奇妙っぽいのは、『立て!金次郎』『脇役バトルロワイヤル』かなぁ。最後の脇役の話はイメージキャストで撮って欲しい。ただ、帯の「オチがすごい」「ミステリー集」の煽りは…少し引っかかるけど。。
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いつもテレビで見ている、世にも奇妙な物語、の台本を読んでるかのような、あのままの世界観。
1〜4話の内容を覚えてるうちに5話目を読むのがおすすめ。イッキ読みすることで、この1冊がより楽しめると思う。
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短編。
まさしく世にも奇妙な物語を活字で読んでる感じだった。
私が好きなのは最後の脇役バトルロワイヤルだな。
笑った。
想像出来すぎて笑った。