将棋思考で子どもの能力は開発される!
2019/01/20 12:43
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、子ども将棋教室を開催されている高野秀幸氏によって書かれた画期的な作品です。近年、史上最年少として有名になった藤井聡太七段や、大人気映画「3月のライオン」の主人公の騎士などで、将棋が注目されています。この将棋は実は子どもを考える能力を伸ばしてくれるのだと著者は言います。ではん、なぜ、将棋が子どもの考える力を向上させてくれるのでしょうか?詳細は、ぜひ、本書をお読みください。
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今まで色々と見聞きしていたこととほぼ同じような内容だったけど、著者は現役プロ棋士で将棋教室等で長年指導されてるということもあり興味深く読めた。
なるほどなぁ、と思ったことをいくつか。
・「負けました」と言えるようになった子どもは言い訳をしなくなる。
・将棋は選択の連続。いい選択はいい人生を創りる。
・一緒にたのしめるようにルールやマナーを守るようになる。
・自分、相手、自分の三手思考。気づくと相手のことを考えるようになる。
・セルフジャッジなので揉め事を自分たちで解決する機会が増え、自主性が育まれる。
・情報化社会は高速道路。創意工夫、オリジナリティを育むべき。
・集中と俯瞰を両立させるための細分化と順序。
・待つのも将棋のうちだから。待つ、我慢するトレーニングに。
・予測不能な現代社会にフィットする対応力が磨かれる。
このうちの殆どは将棋でなくても育めるんじゃないかなと思うけど、1番目のは将棋にしかないかな。
すでに遅いかもしれないけど、うちの息子にも将棋やって欲しいなぁ。
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将棋にはあまり触れてこなかった。子どもの頃、父に負かされてばかりでのめり込もうと思えなかった。
この本に書かれてる将棋思考の効果?は共感できることがとても多かった。ネットゲームで興味関心が狭まってたり、抑制が効かずに喧嘩になったりと、社会的な問題になってる中での、一つの希望に思えた。
アプリとかではなく、実物を家に置いて、家族とやりたいと思う。