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マメな豆の話 世界の豆食文化をたずねて みんなのレビュー

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (3件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本

日本だけではなく、世界の豆文化を紹介した書です!

2019/01/24 15:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、日本だけでなく、世界の豆文化を紹介した画期的な書です。我が国では、昔から豆を使った料理や食材は豊富にあります。豆腐、しょうゆ、納豆、油揚げ、湯葉などですが、このような多彩な豆文化は、実は日本だけの専売特許ではなかったのです。世界にもこれに勝るとも劣らない豆文化があります。本書は、それを丁寧に紹介した貴重な一冊です。これまであなたも豆博士に慣れるかもしれませんね。

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紙の本

「え~ 豆ってそうなの?」という驚きの詰め合わせの本

2022/12/18 09:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:大阪の北国ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

豆の薀蓄満載の書である。豆の種類と食べ方がこんなに多かったのかと驚かされる。
そのまま煮たり、それに砂糖をまぶしたり餡にしたりして食べるほか、発祥の地は外国であっても豆腐・納豆・醤油・味噌などへの加工が日本の食文化を大きく特徴づけることに異論はないだろう。しかし大豆のほとんどが「絞るための油脂用」だと聞いてまず耳を疑う。その絞り粕が飼料として利用されているとのことで、まずは安堵した。
農村に行くと田んぼの畔に枝豆用大豆が植えられているのをよく見る。これが穀物と共存しているのは豆の根が窒素を固定し、穀物に栄養を供給しているということまでは知っていたが、昔 春先の田んぼによくレンゲの花が見られたのは、レンゲを一緒に耕し土に混ぜることで「堆肥」の代わりにしたという説明に目からウロコが落ちた思いがした。そういえばレンゲにはキヌサヤの赤ちゃんのような豆がなっていたことを思い出す。雲南省にいけば田んぼの畔には大豆ではなくソラマメが植えられているらしい。豆の役割は変わらないようだ。
世界各地の豆料理の説明を読みながら進んでいくと、豆に含まれる有害物質(毒)とそれを除去するための料理方法の説明がある。そして、唸らされたのが、豆になる芋の話である。地上には豆ができ、同じ木の地下には芋ができるとは。豆の木が愛おしくなった。その芋の種類も豊富であり、料理方法も多様である。これは私には全く未知の話であり、知的好奇心が満腹になった。ちなみに日本では寒い冬を過ごせない豆は一年草が多い一方で、藤やエンジュなど日本でも見られる木のほか熱帯では何年も生きた豆が大木に成長し、豆をぶら下げるとのことだ。
中尾佐助先生が提唱された照葉樹林文化。その中心部である東亜半月弧から日本にまでつながる文化のうち重要なパーツを成すのが食文化である。米、茶、なれ鮓などの共通項があげられるが、その中でも納豆の果たす役割は大きい。しかし本書を読んでみると、アジアをはじめ旧大陸、新大陸において如何に多数の豆が存在し、それぞれが多様な料理法で食されているかということに驚かされる。そのなかでの納豆という加工法は世界レベルでみると、ホンの微小な部分でしかない。それほど多種類の豆と料理法があるのなら、そのうちの一種の献立がたまたま共通したからとて「日本文化の源は東亜半月弧にある」といわれても説得力に欠ける。もちろん中尾先生の提唱は納豆だけではなく「多種の共通文化」から起源しているのは百も承知である。中尾先生ファンの私ではあるが、似たような原料と料理法が世界レベルで分散的に発生した可能性も否定できず、その多種の共通文化は「結果として重なった」こともあったのかも知れない、とやや視野を広げた次第である。進化論における多起源説の論旨と似ている。
そして巻末にはまさかの高野秀行先生の解説が付されている。秘境メシ、ねばねば納豆、さらに怪獣などを世界に追い求める高野先生による解説である。面白く充実した内容は、普通の「解説」以上の価値のある文であった。この最後の「カーテンコール」に至るまで楽しい読書の時間を過ごした。

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紙の本

世界にはいろいろな豆がある。

2018/12/10 08:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

豆は、穀物では足りない栄養を補う。
豆は、土壌を整える。
世界中で、土地に合った豆が、土地に合った加工をして食べられてきた。
世界中のいろいろな豆が紹介されています。
知らない豆もたくさんありました。どんななり方をして、どんな風に食べるのか写真があればもっと良かったです。

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2018/12/09 22:13

投稿元:ブクログ

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2020/04/16 15:16

投稿元:ブクログ

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