紙の本
いつものとおり
2021/05/02 10:30
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
陰惨な事件が発生して、姫川と勝俣の勝手は捜査で
なぜか解決してるってパターン。
他の捜査員は報われないわ。
姫川に共感できない人間は悪者扱いだもん。
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久しぶりの姫川玲子シリーズ!やっぱり面白いなあ。カッコいい。
グロいところはナナメ読み。。苦手な方は気を付けて。
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文庫が発売になったので再読。やっぱり姫川玲子と菊田が同じ課に居るのが嬉しい。物語は暗い陰が徐々に晴れていくように一つ、また一つと繋がっていって、、姫川サイドの事件は解決したかもしれないけど林さんの殉職は辛すぎる。そして物語はジウサーガ、東刑事サイドとも繋がっていく、本当に誉田さんの作品は深くて面白い。一度シリーズを読んだら次から次からと読みたくなっちゃう。
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やっぱりストロベリーナイトシリーズは面白い!ジウ・新宿セブンを読んで無いと楽しめないかも。上岡殺害は兄弟作のノアールで解決されるのか?ノアールが楽しみ。
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やっぱり姫川は魅力的!!
【本文より】
「どうしたッ」
玲子の声に日野が振り返る。
「アンソニーが自殺しましたッ」
また、誰かが「救急車ッ」と呼ぶ。
あれ、城土はどうした~。
アンソニーの部屋に全員いるかと思っていた。
だが違った。
「~よせ、お前」
背後からそう聞こえた。反対側、城土の部屋からだ。
振り返ると、ドア口に菊田の背中があった。
駆け寄った。
すぐに室内の様子が目に入った。
正面窓際、中腰で立っているのが城土だ。
その手前には尻餅をついた状態の林がいる。
コートを着、その下はダークグレーのスーツ、ネクタイは濃紺、シャツは白だがその胸が真紅にそまっている。
城土は右手に銃を構えている。左手にはナイフがあり、その切っ先は林の喉元にむいている。
菊田の向こうには中松もいる。玲子と三人、並んで城土と対峙する。後ろにも何人かきている。
「くるなァァァーッ」
「落ちつけ、池本」
城土が銃口を中松、菊田、玲子の順に巡らせる。
「池本、池本ッ」
その瞬間、玲子は見た。
城土の目から光という光が失せ、ただの黒い闇を抱えた空洞になるのを。
そして獣のように。
「ンアッ」
城土が左手を思いきり斜めに引き上げる。
林の喉元にぱっくりと1つ赤い口が開く。
玲子は菊田の手から帯刃防護衣を引ったくり
「シッ」
城土に投げつけた。
銃声はなかった。そのまま玲子は城土に向かっていった。
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世田谷区祖師谷で起きた母子三人惨殺事件。被害者が地下アイドルだったこともあり、世間の大きな注目を集めていた。真っ先に特捜本部に投入された姫川班だが、遺体を徹底的に損壊した残虐な犯行を前に捜査は暗礁に乗り上げる。やがて浮上する未解決の二十八年前の一家四人殺人事件。共通する手口と米軍関係者の影。玲子と菊田は非道な犯人を追いつめられるのか!?
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姫川玲子シリーズの7冊目(シリーズ8冊の内、ひとつ読んでない)。
単行本のレビューを見ると、結構エグイ描写があると書かれてあり、そういうところではいつも頁が進まないこともあって買うのを迷っていたのだが、立ち読みして何とか大丈夫そうだったので買うことにした。
祖師谷で起こった地下アイドルを含む家族3人の惨殺事件を担当する玲子さん。
事件発生から3ヶ月経っても捜査が進まない中、漸く見つけた手がかりと思しき人物に接触しようとした矢先、その人物が代々木で殺害され、そのヤマにはガンテツこと勝俣が加わることに。
加えて、捜査の流れの合間にベトナム戦争で病んだアメリカ人の回想が挟まり、何らか事件との関連を匂わす。
前半結構かったるく、漸くこの二つの事件+米人、玲子とガンテツがどのように絡んでいくのかと思って読むが、後半は結構荒っぽい展開はなって、思わせぶりなネタが色々あったが全ては回収されたように思えず、それはまた別の話になるんだよな?
まあ普通に面白くは読んだが、「ジウ」シリーズとのコラボを彩るとか、作品を借りて日米安全保障についての筆者の意見を開陳したかったのだなぁというところのほうが目立った感じ。
昔、千歳船橋に住んでいたことがあり、小田急沿線の地名は何となく懐かしく、多少は土地勘もあるので自分なりに光景を思い浮かべて読めたのは余得(でも、当時は駅も高架ではなかったし、きっと景色は変わっているのだろうなぁ)。
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誉田哲也ワールドを堪能できる一冊。
姫川の追う事件に「ジウ」の東警部補が絡む・・・
陣内(欠伸のリュウ)も絡む、その二人にガンテツ(勝俣)も絡む・・・ストロベリーナイトとジウの完全相互進行作!
今回も間違いなしの一気読みでした。
そしてジウ側の「ノワール」も来月文庫化されるようだし、しばらく楽しみが続きます(^_^;)
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待望の文庫化、シリーズ第8作。
「黒い誉田」と分かって読んでも…
誉田作品には十分慣れ親しんではいるものの…
のっけからのこの「黒さ」には、かなりヤられた(苦笑)。
文庫化を待つ間にネタバレを警戒しつつも聞き齧った多少の事前情報によると、またも姫川の身近に殉職者がでるとのことで……身構えつつ読んだ。
「もしかして、ガンテツかぁ?」と戦々恐々とする中で、結論(?)は"彼"だったかぁ。。。
なんともやりきれんね。
同じ事件のB面だという「ノワール」も来月刊行とのこと、楽しみなり。
★4つ、8ポイント。
2018.11.25.新。
※前作で「ツンデレ具合が好印象。ここから姫川班に染まっていく過程が楽しみ」との感想を抱いた小幡くんにも、ちょっぴり変化が見られたのが◎。
※菊田への心情描写の微妙さが気になる……。仮にも家庭を築いた男。どんなにお似合いでも、そっちに流れて欲しくはないな。
※連ドラ版のDVDタイトルが「ストロベリーナイトseason1」だったのが、未だに気にかかってる。「season2」を観たい!!!
けどね…。もう無いだろうな…。
小出恵介め、なぜあんな事件を!!!
※短編「カクテル」が、本編ラストの悲しみを少々和らげてくれた。國奥さん、退官したかぁ。。彼との絡みもシリーズの魅力のひとつだっただけに、少々淋しい。
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この作者の作品…ドンドンと視点人物が変わりながら、色々な出来事がスピーディーに展開する…そういう作風の故に、主要な視点人物の脇で現場に居合わせているかのような、そういう錯覚さえ覚えながら作品世界に入り込んでしまうような面が在る…
本作でも相変わらず、姫川玲子刑事は熱い…
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新しい姫川班の部下達といまいちしっくりいかない姫川、同じく主任になった菊田に頼る部分が多い。ただこの二人、特別な感情もあるにはあるのだろうが、同僚としての位置を今後も保ち続けるんじゃないか?あくまでも公序良俗に従い、一線は越えない。それは村上緑子にはない姫川の魅力の一つ。
葉山がガンテツの部下になり、ガンテツは相変わらずキョーレツ。今回ガンテツは敢えて姫川の飛び付きそうなネタを与えて、自分は別の山を追う。ガンテツが追っている山が‥‥おそらく『ノアール 硝子の太陽』を読めばわかるんだろうけど‥‥まだ文庫になっていない。
今回林主任という公務員気質だけどナイスキャラな捜査員が登場する。
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・姫川玲子シリーズ
・最後ストーリーにもう1つ2つ仕掛けがあるかと思って読み進めたものの、意外と最後はすんなり終わった感もある。
・ただ、引き込ませる文章、濃淡の明確さ、それぞれのキャラクター。屋台骨がしっかりしているので安定感は抜群。
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久しぶりの姫川シリーズ長編。
このところの姫川シリーズは短編続きだったような。
やっぱり姫川玲子は長編がいいよなぁ。
引き込まれて一気読み。
この結末 終わってみれば こういうストーリーあるなぁなんだけど 読んでる時は迂闊にも全く考えてなかった結末だったので え?って思ってしまった。
林さん いい人だったのになぁ。
玲子とも いい距離感だったし。
ほんと惜しまれる。
このシリーズって 玲子の味方になってくれそうないい人は
みんないなくなっちゃうね。切ない。
そしてガンテツみたいな憎まれっ子ばかりがはびこる 笑。
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警視庁捜査一課姫川玲子シリーズ第8弾は、再結成された姫川班がアイドル一家惨殺事件に挑む。ガンテツ、ジウの東も絡んで。
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残酷な事件。
でも大好きな姫川玲子シリーズ、止まらずどんどん読み進めた。
まさかまさか、林が…。
惜しい人ほど……。
思い返せば至るところに伏線が。
読後にじわじわ驚かされる。この凄さ、読んで体感してほしい。
そして菊田のかっこいいこと。
ずっとずっと玲子の一番近いところで彼女を守ってるんだ。林が殉職したときも黙って抱き締めてくれる優しさ。
本当に、、、なんであの二人は結ばれなかったのか。