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ん?どういうこと!?
途中まで読み進め、犯人もその手口も想像ついてしまった。また、その手口も説明によって読者に明かされるのではなく、もうちょっとスマートにさり気ない描写で示して欲しかったなと思いながらのラスト。
頭の中が一気にクエスチョンマークだらけになってしまった。
ん?ホントにどういうこと?ここで詳しく疑問を書いてしまうと完全にネタバレになってしまうので書けませんが、誰かにこのモヤモヤをほぐして欲しい(^◇^;)
主人公の陽司は中学校でバスケ部。全国大会を目指すバスケ少年だ。家庭は父親を亡くし、母子家庭で弟が1人いる。
母親はスナックで働き、そこで働く女性たちを泊めたりすることもしばしば。
ある日、母親が付き合っている男性の甥っ子を預かることになり、その日から生活が一変する。
甥っ子は素行が悪く、仲間を連れ込み飲み会をやったり、弟に悪戯をしたり。
弟の挙動から不審に思った陽司は、甥っ子のことを憎むようになり・・・。
それまで青春路線だったのが、ここからミステリ要素が含まれ、物語の層が厚くなってくる。
途中で読めてしまってはいたが、普通に面白かった。でも、ラストで冒頭の『どういうこと!?』である。
うーん。モヤモヤが止まらない。
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初読みの作家さん。
主人公がバスケ部のスポーツ青春ものかと思って読み始めたら、いきなりガツンと暗い雰囲気に…予想とは違ったけれど、先が気になり一気に読了。
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青春ものかと思って読み始めたが、ただの青春ものではなかった。ミステリー小説。兄弟の物語。
母親の知り合いの息子ということで、急に金髪ヤンキーと同居することになった兄弟。それがきっかけで、いろいろ壊れていく。金髪ヤンキーも含め、みんな心に闇を抱えながら生きている。色んな事に耐えながら、もがきながら生きている。そんな物語。
なんとなく結末は見えるけど、気になってどんどん読み進めちゃう本。映画化…あるかもな。
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長岡第弐中のバスケ部で全国を目指す見原陽司の家に、地元の不良として名高い小金井進が居候することになる。
戸惑いを隠し切れない陽司と弟の良哉。
因縁のライバルである早河率いる青乃中バスケ部との対決を控え、地区予選を順調に勝ち進む弐中バスケ部だが、その間にも小金井やその仲間達の狼藉は激しさを増す。
そしてある日、決定的な悲劇がもたらされて―。
家族と仲間、それぞれの絆を問う哀切のミステリ。
(アマゾンより引用)
いや、もうこれ母親どうよ?
真犯人は察しがついたけど、そもそも、もう少し母親に人を見る目があればなぁ。
途中途中に含みのある表現がいくつかあって、最後に回収はされるんだけど、何て言うか、このシーンが重要ですよって言われてるようで、気になる(笑)
さりげなく表現されてて最終的にスパーッと回収されたら気持ち良かっただろうなと思った。
けど、物語は面白かった。
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父を亡くして以来母と弟の三人家族の『陽司』は、中学のバスケ部で全国大会へ向けて練習に励んでいた。そんな最中、母の勤めるスナックの従業員『小金井』を家に住まわせることになるが、過去に犯罪歴もあり素行の悪い彼と、陽司は度々揉めるようになる。ようやく出て行った小金井だが、弟の『良哉』に対しストレス障害を引き起こすほどの行いをしていたことを知り、激しい怒りを覚える。
やがて小金井が公園で死体となり発見され、暴行を加えた不良仲間が捕まり、事件は終わりを迎えたに見えたが…
早い段階で犯人は陽司ではなく弟だろうと察せられるのは、作者の書き方が良心的なのか。
兄弟に同情してしまうほど小金井を憎たらしく描くことには成功しているが一番イラつくのは母親。
全体的に人物の内面の掘り下げは今一つだし、場面場面がぶつぶつと切れているように感じられる。
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たまたまタイトルひ惹かれて手に取り、読みました。初めての作家さんです。
簡単に読み進めることができました。読みやすかったです。