紙の本
ぜひ3クール目を!
2019/11/19 17:49
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投稿者:moon - この投稿者のレビュー一覧を見る
せっかく相思相愛のコンビなったのだからぜひ3クール目の続編も読みたいです!この巻で完結だなんて寂しい。
本当にこのシリーズは面白くて、人と物の怪の起こす事件の奇怪さに魅せられます。鬼丸のベニーに対する尊敬と信頼を垣間見せる視線がすごく好きでベニーの有能なのにちょっと抜けてるところもいい。だから二人がお互いを認知してからのお話が読んでみたいです。
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内容紹介
〈陰陽師〉と〈鬼〉……天敵コンビの伝奇警察小説シリーズ、完結巻!
東京で人間業とは思えない怪事件が続発していた、陰陽師でもある警部ベニーと、鬼刑事の鬼丸の呉越同舟コンビが最終決戦に臨む。そして、秘密裏にしてきた鬼丸の正体がついに!? シリーズついに完結!
内容(「BOOK」データベースより)
「この庁舎内に鬼がいる」真剣な顔で告げる陰陽師ベニーに、鬼丸は正体を隠し続けることに限界を感じ始めていた。そんな中、万博工事関係者の連続失踪に、吸血鬼が関与していることを突き止めた小麦早希が音信不通に。鬼丸は、謎の少女ヒョウリから小麦発見の通報を受け、邪気が漂う新宿御苑に向かうが、そこでは、“真怪・家康の首”による悍ましい“吸血の儀式”が始まろうとしていた。ついに最終決戦!陰陽寮チームの運命は?
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「この庁舎内に鬼がいる」真剣な顔で告げる陰陽師ベニーに、鬼丸は正体を隠し続けることに限界を感じ始めていた。そんな中、万博工事関係者の連続失踪に、吸血鬼が関与していることを突き止めた小麦早希が音信不通に。鬼丸は、謎の少女ヒョウリから小麦発見の通報を受け、邪気が漂う新宿御苑に向かうが、そこでは、“真怪・家康の首”による悍ましい“吸血の儀式”が始まろうとしていた。ついに最終決戦!陰陽寮チームの運命は?
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これで完結と思うとちょっと惜しい気がする。ベニーとオニマルがやっと互いに真実に向き合えて、これからもっとスムーズに事に当たれそうなのに……。ともかく本作も、禍々しい人ならぬものとの戦いであり、ベニーの身体もダメージを受ける。オニマルの、陰陽師を忌みながらもベニーを助けずにはいられない気持ちが、はっきりと形に現れた物語でもあった。だからこそ正体がわかってしまったのだが。本来分かり合えないはずの者たちも信頼しあえるという見本のようでもある。ホラーは苦手だが、コミカルな面も多く、愉しめるシリーズだった。
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陰陽師でもある警部と鬼である刑事のコンビが活躍するシリーズ。
3作品が収録されており、ラストで前作から引っ張っている吸血鬼の謎を解決する。
最初の「天狗隠し」は謎解きミステリだが、最後は壮大なSFになってびっくり。
それにしても鬼丸さん、ベニーのこと好きすぎで笑った。
内容紹介でシリーズ完結と書いてあるが、続編希望。