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よく行く飲み屋の常連アズマッチと盛り上がっちゃいました。
理不尽に対する姿勢ちうのでしょうか?胸打たれるです。
塚本晋也監督で映画化のお話しあったのですって。主役永瀬……。
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読後に、爽やかな感動のある名作。不器用なさぶと、要領の良い栄二。
二人の若者が事件に遭遇し、それを乗り越えながら、友情を深め、周りの人たちの厚意に気づいていく。
時代小説ではあるけれど、どんな時代にも共通する人間らしさが描かれている。
誰もが、かけがえのない存在として、世の中で役に立ったり迷惑をかけたりしながら、少しずつ成長していくんだと思う。
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どうしてこの本の題名が「さぶ」なのか、全部読みきると理解できます。そして泣く!この純粋でひたむきな感情を味わってください。
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タイトルはさぶだけど、主人公はむしろ栄二の方かな。今行ってる大学の受験前日に読んだ。ええ話や。きっと赦す心が世界を救うんだな。
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人は辛い時、どうしても自分だけが辛いと思い、他人を恨んだりしてしまう。けれど「さぶ」のように、ただひたむきに人を信じ、愛することはとても難しいと思った。さぶとおのぶが、とてもいい味を出しています。
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どの時代にも通じる友情と人間の「成長」の物語。この物語はさぶと栄二の二人のキャラクターがあってこそ。爽やかな読み応えと満足感が得られます。山本周五郎はここから入りました。
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無実の罪をきせられて人足寄場へ送られるはめに陥った栄二が、世の中を激しく憎むようになる。しかし、まるで現実に適応できない者たちの楽園のような人足寄場での経験は栄二を変え、ついには憎しみも薄れてゆく。栄二の成長を読み進めていくのはおもしろかったのだけれど、「おすえ」の魅力が今ひとつ理解できない。どうして栄二は彼女を好きになったのか。
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栄ちゃんがイイ!日本男児はこうでなくちゃね笑。まじでカッコイイです。そしてカッコイイわと思っているうちに知らず知らずに涙が頬を伝っているのです。これもなんか泣ける小説。中盤辺りだけれど、いい文がたくさん出てきて胸を打たれましたし、なんか考えさせられちゃいました。
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またずっと同じ作家のばかり読み出してしまった。
しばらく山本周五郎にはまっていくかもしれない。
文庫の裏書を見ると、はじめの私の中のブームは結婚する前
次は今から12年くらい前。
読みたくなるとしばらく続くが
そのうち、戦前のものにいきあたったりし、
良妻賢母や(好きな「花筵」はまさしくこれで矛盾するけれど)、
武家の、何よりお家大事という思想にまとわりつかれると
その古さに嫌気がさしてきて、そのうち読まなくなる。
年数がたつと、内容を忘れてしまうこともあり、
いったん手にとると再び、彼のおもしろさに再びはまっていく。
名もない市井の人々を描いた作品は、
現代にも合い通じる点があって
あまり古さを感じさせない。
どうしてこんなにいきいきと
今見てきたかのように書けるのだろう。
部屋の間取り、置いてある道具
路地の様子、
まるで映像を見ているかのように、頭に描けるのだ。
このそしてこの「さぶ」は、表題のさぶよりも、むしろもう一人の人物、栄二の物語のようでもあり、
彼の心もちを、精神状態を、じっくりと描いていく。
でも、さぶあっての栄二、栄二あってのさぶ。
愚図でのろまだけれど、全く誠実なさぶの純粋な行動は、
私を最後の最後までひきつけてやまない。
とにかく読み出したらやめられない。
先を読みたいが、読んでしまうのが惜しい。
明日仕事中に猛烈に眠くなるのが恐くて、
もうやめよう、
とやっと本を閉じる。
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何度も読もうとして、読んでなかった本。ステキなお話だなぁって思いました。この時代の話はニガテなんですけど、でも読む価値のある話だと思います。
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山本周五郎の作品は、これが初めてでした。普通に面白かったです。さぶと英二の友情が素晴らしい。さぶの、英二に対するおもいやりに悩む英二の姿がとても印象的でした。英二の人柄も好きです。あんな人いたら惚れるかもしれません(笑)最期の結末にも驚かされました。
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またずっと同じ作家のばかり読み出してしまった。しばらく山本周五郎にはまっていくかもしれない。 文庫の裏書を見ると、はじめの私の中のブームは結婚する前次は今から12年くらい前。 読みたくなるとしばらく続くがそのうち、戦前のものにいきあたったりし、良妻賢母や(好きな「花筵」はまさしくこれで矛盾するけれど)、武家の、何よりお家大事という思想にまとわりつかれるとその古さに嫌気がさしてきて、そのうち読まなくなる。 年数がたつと、内容を忘れてしまうこともあり、いったん手にとると再び、彼のおもしろさに再びはまっていく。 名もない市井の人々を描いた作品は、現代にも合い通じる点があってあまり古さを感じさせない。 どうしてこんなにいきいきと今見てきたかのように書けるのだろう。部屋の間取り、置いてある道具路地の様子、まるで映像を見ているかのように、頭に描けるのだ。 このそしてこの「さぶ」は、表題のさぶよりも、むしろもう一人の人物、栄二の物語のようでもあり、彼の心もちを、精神状態を、じっくりと描いていく。でも、さぶあっての栄二、栄二あってのさぶ。愚図でのろまだけれど、全く誠実なさぶの純粋な行動は、私を最後の最後までひきつけてやまない。 とにかく読み出したらやめられない。先を読みたいが、読んでしまうのが惜しい。明日仕事中に猛烈に眠くなるのが恐くて、もうやめよう、とやっと本を閉じる。
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山本周五郎で一番最初に読んだ本。新装版の表紙ってこんな渋いんですね・・・内容は忘れてしまったので、そのうちまた読み返そうと思います。
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私が持ってるのは、古い初版昭和40年のもの。
この表紙栄二、本当こんな感じだ〜♪
くさい人情物は説得力がないけれども、この「さぶ」は違う。
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人として何が大事なのか,心が洗われる1冊。自分の中の傲慢さを指摘され,また足元を見直すきっかけにもなりました。バイブルの1つ。でも,この表紙で読んだわけではない!なぜ,これ?!