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日本はこのままだと人口減と借金で破滅し安倍晋三は国を滅ぼしたと言われると予言。辛辣だが事実を言ってるようでかなり面白い。外国語やリアルアセットに北朝鮮と農業を推奨。
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混とんとした世界情勢をどうつかむかが難しい。信用できない本もたくさんでているから吟味が必要だ。ロジャーズの本を読むのは初めてだが、国際資本については、資本家に聞くのが一番だと感じた。
例えば日本人だったら今の朝鮮半島や中国を考える上で、当事者性や、歴史性を含め、いろいろな要素を考えざるを得ない。しかしロジャーズはいさぎよいまでに資本の流れしかみていない。だから米国や日本・ヨーロッパはすでに終わった地域で、中国、ロシア、そして統一朝鮮半島こそが、これからもっともホットな場所に見える。
こういうふうにみて行くと、現在東アジアで地勢図が急速に塗り替わっている理由の一つがつかめてくる。なんとなく分かっていたことではあっても、ズバッと言い当てられると、自分たちにとって耳の痛い話には無意識にバイアスをかけていることにも気づく。
国境を越えて広がる資本の力が、いま国家や民族や文化といった要素とぶつかり、さまざまな問題を引き起こしつつある。確かに格差は大問題だが、増え続ける人口を養ったり、環境問題などに対処する技術を生むのもまた資本だ。資本そのものは人間社会を豊かにする力を持っている。ロジャースは投資家として、その力を信じているようだ。
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はじめに
序章 風はアジアから吹いている―「ただし、その風には「強弱」がある
第1章 大いなる可能性を秘めた日本
第2章 朝鮮半島はこれから「世界で最も刺激的な場所」になる
第3章 中国―世界の覇権国に最も近い国
第4章 アジアを取り囲む大国たち―アメリカ・ロシア・インド
第5章 大変化の波に乗り遅れるな
第6章 未来のお金と経済の形
おわりに
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資本家・投資家視点を理解する一冊。
部分的にはたくさんのミスリードや誤解があり、突っ込みどころが満載だが、お金の流れから見た国際秩序を考えると大局的には納得度がある。
ただし、人は感情を持つ生き物なので、文化や志向のちがう人たちと同じ生き方になるはずもない。
継続・循環を豊かとすれば、お金の流れだけに任せてはいけないと強く思う。
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”今10歳の日本人はこれからの人生で大惨事に見舞われる。
犯罪大国になる2050年の日本。
40年後には、彼らの老後を保障する金は尽きている。
アベノミクスが成功することは無い、いつか安倍が日本をダメにしたと振り返る日が必ず来る。
日本に投資するなら観光・農業・教育。
日本ほどクオリティに対し、抑えがたい欲望を持っている国は無い。その姿勢こそが日本を偉大な国にした。
日本のカジノは近隣諸国のそれより、品質の高いものになる。
2020年のどこかで米国株式市場の上昇トレンドは終焉する。そもそも上昇しているのはFAANGだけ。
ロシア投資はねらい目。
一つだけ成功する方法を挙げるとしたら、「誰も目を付けてないものをすぐさま買え」
金融緩和が進めばリアルアセットに資金が流れ込む。歴史の真実だ。
日本の若者がこれから絶対に必要になるスキルは外国語を習得すること、英語の他に中国語かスペイン語。
私が日本人の若者なら、移住先は韓国か中国、あるいはコロンビアかベトナム。”
示唆に富むなあ。朝鮮半島が統一したら、経済的に日本の脅威だろう。今韓国の若者は高学歴でも就職口がない。統一は短期的には混乱をもたらすだろうが、長期的にはHappyだ。
コロンビアは大麻解禁国が増加しており、投資したいと思っていた。
著者の言うことを信じぬ人も多いだろうが…
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アメリカ人投資家ジム・ロジャースの日本の読者に向けた語りおろし投資の将来話最新刊。
ロジャース氏のバイクで世界一周の本を読んだのは、1996年頃。ブラックマンデー、山一證券や拓銀や長銀が潰れ、まだネット証券もなかった時代。世界中を見て回り、歴史を縦横に考察する面白い人だと思った。
今や娘2人のパパとなり、シンガポールに在住、すっかり好々爺となったロジャースさん。
もともと資源コモディティの専門家なので実体、実需を大切に考えている。また、市場のセンチメント(心理)に振り回されないためにも歴史を学べと口すっぱく語る。
これから北朝鮮が熱い!とか、シベリア開発とか、みんながダメだと思ってるところに投資しろとか、読んでいてワクワクする。日本はちょっと、ん〜みたいな論調。
大金持ちになっても普通の感性を維持するって難しいんだろうなと思うが、バフェットさんにも通じる、健全な日常感覚かな。
バフェットさんもロジャースさんももう高齢だけど、娘さんたちはどんな人生を歩むのかな。
英語中国語のバイリンガルになってエリート中国人と結婚するのかな。
…ロジャースさんの別本では、自分が若気の至りで一度離婚しているので、結婚は28歳過ぎてからにしろとか書いていたけれどね。
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投資の考え方、国勢・世界情勢から考えうる未来を知ることができる一冊。ジム・ロジャーズが語るからこその説得力を感じた。テレビでよく見る経済評論家のその場限りの意見ではなく、ジム・ロジャーズという偉大な投資家が世界の歴史と、その中で経験してきた自らの知見に基づいて予見する未来が分かりやすく書かれている。100%鵜呑みにするべきではないが、誰も目を向けていない国、商品、システムに投資をするべきだというのは、投資において重要だと感じた。ニュースなどで知りうる情報からだけではなく、自分もその国、場所を訪れ、商品を手にしながら、伸びていくものを見つけていきたい。
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世界三大投資家のひとりジム・ロジャーズ。
富が日米欧からアジアへと逆流しているという。
北朝鮮と韓国が統一することで、世界で最も波に乗った国になるという。
歴史から未来を紐解く。そして若年人口の増減が経済に大きな影響を及ぼすというのは、何だかわかる気がします。ただ、統一に関してはその前に紆余曲折ありそうな気もします。
変化は恐れるものでなく楽しむもの。
仕事でも、投資でもすべてに言えること。
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アベノミクスが成功することはない! いつか必ず歴史が評価する
日本の衰退 人手不足で賃金上昇 高齢化で社会保障費増大 移民受け入れ
日本への投資 観光・農業・教育
日本の強み
①Quality 価格競争は✕
②勤労意欲
③貯蓄率
中国に投資 ①環境 ②インフラ ③ヘルス
リアルアセットが身を守る 世界金融危機→株・金・切手
リーマン後の世界ほど、世界中が自国の通貨価値を減らそうとしている時代はない
「ブロックチェーンの革命性」金融業界へインパクト 仮想通貨ではなく
⇒AIとブロックチェーンの時代
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■2019/02/23読了。
■ジム・ロジャースの世界政治観、世界経済観を基にした有望な投資先について、問わず語りしているもの。
■従って、内容はすぐに陳腐化してしまうだろう。しかし、歴史に学べ、勉強をしろなど、生き方には共感できる。お金の流れをどう見ているのかわからなかった。題名と内容が一致していないように感じる。
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資本主義の社会で生きていく以上、世界に目を向け、日本に縛られない考え方は重要だと思う。
資本主義における世界のマーケットをざっくりした情報を知るには良い本だと思う。ただ、もう少し踏み込んだ解説がほしい。
移民政策や北朝鮮、中国、ロシアの動向を把握できてよかった。
最近、中国マネーが日本市場を牛耳ることもあると日に日に感じる。
そこで自分は何ができるか、その時に備えておく必要があると改めて危機感を感じた。
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この本のポイントは以下の通り。
・歴史は繰り返されるので、過去に起こった歴史を理解する事
・今後伸びるのはアジア。特に北朝鮮と韓国。
・投資は他人の言う事は聞くな。自分の判断で自分の責任で行う事
・待つ事ができるのは重要な才能の一つ
・後1,2年で大きな経済的な減速がある
北朝鮮が有望だとのコメントは流石にどうかと思ったが、他人から気が狂ったか?と言われた時が成功する時だとのコメントを見て、なるほどと思った。
最近仕事にかける時間が大きくて、投資はあまり時間をかけないインデックスばかりに偏っているので、今後の投資を再度考え直してみたい。
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世界的投資家のジム・ロジャーズ氏の最新著書。
今後の成長が期待できる国、投資をするにあたっての心構えが理解できる。
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・世界の負債は西洋に、資産は東洋にある。世界最大の債権国は日本、中国は3位。外貨準備高1位は中国、2位は日本。
・北朝鮮は借金がない。毛沢東時代の中国も。
・アメリカのバランスシートは10年で5倍。
・日本の農業は政府に保護されすぎ。
・胡錦濤、温家宝、江沢民、みんな技術者。
・ロシアと北朝鮮に投資。
・世界でおこる出来事のすべては、あなたの仕事が何であれ、あなたの人生に影響する。
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・アメリカ株式市場は2009年3月の底以来、10年上昇で市場二番目の長さ(下げる日が近い)
・アメリカ経済が一番繁栄していのは移民法制定される1920年代の前(外国人に門戸を開け。閉じると繁栄も止まる)
・経済発展は国民の労働、貯蓄率と投資率の高さによるものであり、インフレによるものじゃない。インフレによる借金帳消しは一時凌ぎなのだ。
・機会の窓