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紙の本
東京は住みやすいか、それをたどれば
2019/02/01 08:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
豪雪や台風のニュースを目にするたびに、東京というのは気候の負担をあまり受けない都市だと実感します。
もちろん、かつて東京を襲った関東大震災のように地震による被害はありますが、これは二本全国どこにいっても変わりません。
あとは火災。この季節のように乾燥期だと強風で一気に燃え広がるということはあります。1657年の明暦の大火は江戸城の天守閣も燃えてしまうほどの火災として有名です。
それでも、他の都市の災害や季節負担と比べると、東京は住みやすい都市ではないでしょうか。
その礎を作ってくれたのはやはり徳川家康ということになるのでしょう。
『銀河鉄道の父』で直木賞を受賞した門井慶喜さんには『家康、江戸を建てる』という抜群に面白い小説があります。
その縁でしょうが、その刊行以降、門井さんが江戸の町づくりについて講演する機会が何度かあって、この本はそれらの講演を元に構成されています。
小説『家康、江戸を建てる』のサブテキストとして読むのもいいかもしれませn。
家康が作った江戸と現在の東京がつながるのでしょうか。
「幕末から終戦に至る時期は、復興の連続、建て直しの連続が江戸・東京の歴史だった」と門井さんはこの本の中に書いています。
何より不思議なのは、維新の時東京に遷都したことです。
あの時、大阪ではだめだったのでしょうか。名古屋は京にも近いに場所的にもよかったはず。それを東京に都を移した。
その英断が現代の東京の繁栄につながっているような気がします。
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