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著者の成功体験を日誌のように読める
どうしたら水道管でビジネスしようと思うのか不思議だったが、読めば納得。
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加藤さんの相も変らず、熱量が半端ない。アイディアと行動力と熱量でシリコンバレーを突き進む姿に、心を鷲掴みされた感じで、読み終えたとき、ジーンときた。
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タイトルから、ひたすら武勇伝を書き連ねた物語を想像していた(実際、序盤はそんな感じだった)が、節目ごとにきっちり悩んで経営判断していった経緯が残されていて、著者に好感が持てた。
Oculus、Vlingo といったベンチャー発でメジャーになった技術を引き合いに出し、巨人たちの足元を一気にすくうとしながらも、直接的に雇用を奪わずにお金の無駄遣いを抑制するといった表現があり、関係各所への配慮が垣間見えた。
日本企業の悪しき慣習に言及しているものの、故郷で活躍したい想いが感じられた。規模は違うけれど、東京にいないと大きな仕事はできないが地方で地域経済を発展させたいという感情と似ている気がした。
水道業界の情報は少なく、アメリカでは水道管の交換周期が400年(日本ではだいたい100年)ということくらい。中小規模の公共水道事業者と、大規模な民間水道会社の関係性、そこで働く人達の属性にまで踏み込めれば、日本でもフラクタの活躍が見られるかなと思った。
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内面の葛藤も含めて、
赤裸々に綴ったベンチャー企業のトップの記録。
あらためて、シリコンバレーと日本の
彼我の格差を考えさせられる。
これまでの常識を覆して、新たなビジネスを
生み出すには、なにが必要なのか。
日本社会に、課題を突きつけている。
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タイトルは、雑誌に掲載された副題からインスピレーションを受けたもの。内容は、日経ビジネスオンラインの連載をまとめたもの。そのため、時系列に、そしてその当時の様子や想いが率直に書かれていてよかった。なお、2013年はSCHAFTをGoogleに売却していて、著者を有名人と足らしめているみたいだが、この件については記載がない。
特筆すべきは、彼の情熱とシリコンバレーという場所の特異性だ。本書の最初から最後まで、言葉で表現できない情熱と根性とタフさを見せて突き進んでいる。この根源は社会を変えることができる確信性だとおもうが、これまでに至った背景は凄まじいものなんじゃないかと思慮した。その中で、アメリカで躍起する日本人という文化の違いが書かれているのも良かった。
シリコンバレーは世界的に、特にIT分野における特異性は周知の事実だが、その内情が書かれていて良かった。また、本人による分析もあったりと、客観的に想像できた。
2度目の企業ということで、再現性がある程度あること、1度目よりも洗練されていることなど起業のやり方の参考にもなる。ただし、1項目ですでにラースさんとあっているので、起業アイデアの探し方、アメリカ法人を立てようとした根拠などは簡潔に、言い換えると超短文で書かれている。ここを求める場合は本書は合わない。
途中から中弛みが起きてしまった。理由としては、日記になっていたため。ここはしょうがないと思う。
本書の最大の欠点は、本を読んでる人の前提条件に立っていないことだと感じた。基本的には、著者を知らない人でも読み始められるのが望ましいと考えるが、著者についての情報が一切なく経歴も不明なため、冒頭は置いてけぼりにあった。理由としては、雑誌の掲載を”まとめた“のみという点である。これは、あとがきを先に読むことで解消されたので留意したい。
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熱いです。
こういう日本人がいるのは嬉しい。
でも自分ではちょっと無理かな、と思った。
仕事にワクワク感は必要ですね。
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* とても泥臭く地道に前に進んでいることが読み取れて元気が出る。CEOとCOOの圧倒的ポジティブさ、見習わなきゃなと思わせる。
* 逆に海外で先に出たアイデアをコピーして、国内ばかりを向いて華々しく浮き足立ってる今のスタートアップ界隈に危惧してる感じも凄く伝わった。
* 妙に古臭い言葉遣いが、不思議と日本の昭和のいいおじさん感を出していて、超グローバルのはずなのに親近感が湧いた。
* この人自身のWantはどこなのだろう。ドラえもんを実現させたいから人型ロボットを!みたいなストーリーではないことは、今回の水道管事業を見て伝わってきたけど。おもしろそうと思う業界とか技術分野は特にないのかな。日本人として一旗あげたい、社会的インパクト、という軸があるのはなんとなく伝わって来たが、次に何をやるのだろうというのはとても気になった。
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大野晋 日本語練習帳
Occulus lift ソフトの力でVR
16個の小さなレンズで、画像処理し高クオリティの画像をつくる 一つのレンズの会社と勝負
そもそも最近は期待することは間違いと思っている
アメリカにはプラスもマイナスもたくさんある。その合計がプラスになっていれば、それでオーケー。そういう国なのだ
英語 REAL STEEL
ソニーの創業者 井深大 仕事の報酬は、仕事だよ
栗田工業創業者 城山三郎 打出小槌町一番地
ヒラリー・クリントン 敗北宣言 concession speech
今回の敗北は大きな痛手です。しかし、どうか、自分が正しいと思ったことのために戦うことは、きっと勝ちがあるのだということを、どうか信じ続けてください。それは、いつも価値があることなのです。今も、そしてこの先もずっと、私達はあながた人生を通じて、自らが正しいと思ったことのために戦いづつけてくれることを望みます。
人生は時として、「何かを捨てなければ、何かを得ることはできない」ということだ。
ハイテクベンチャーを成功させるために必要なことが3つの要素がある。それは、1志と技能を併せ持つ経営者、2タネになる先端技術、そして、3ロングタームで付き合ってくれる投資家だ
一番怖いのは信頼を失うことではないか
ベンチャーとは、つまるところ部活動のようなものであり、有る種の思い出づくりなのだ
スティーブ・ジョブズが語った言葉に、The journey is the reward.
目的地に着くことが旅の目的ではない。旅すること、その事自体が、旅の本当の木底である
掃除のおばちゃんに、これからアメリカで仕事をしようとおもっているんだといったときの答え きっとうまくいくわよ、なぜならこの国にはチャンスが溢れているから
中国 商時代の湯王の音場にあるように、旬(まこと)に日に新たに、日日新たに、また日新たなり (意味 今日の行いは昨日より新しくなり、明日の行いは今日よりも新しくなるよう心がけるべきである)
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著者も書いている
まるで部活だ
楽しくてやっている
だから人が集まってくる
9時に出社するのはみんな集まって
話がしやすいから
人間ドックの待ち時間で一気読み
しょぼい起業とはまた違った世界の起業
こんな仕事がしてみたかった
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言っていることは「根性論」だ。
こんなことは大昔から言われていて、それで根性を植え付けるために部下を指導すれば、今はパワハラと言われてしまう。
結局、どっちなの?ということなのだけど。
世界は益々根性論。
日本は益々パワハラNG論。
つまり強制したらパワハラになるのだけど、自分の好きなことであれば、人に強制されなくていい。
好きなことを一生懸命に、ものすごい努力をしてヤレってことなんだ。
これを読むと、これからの時代の生き方を指南していることが読み取れる。
もう20世紀型の生き方では絶対に生き残れない。
ほんの数年後でも当然そうだし、すでに今でもそういう状況に入っていると思う。
だからこそ「クレイジーになれ!」なのだ。
今からでもクレイジーになって邁進しないと、未来は絶対に開けない!
これからは、言われたことをお行儀よくやっても評価されても、そんなことに意味はないのだ。
未来を考えると、そんな生き方に価値はないのだ。
だからハートに火を点けて努力と根性で前に進むんだ。
その時に大事なことは、仲間を大切にすること。
創業者はその仕事が好きだから、放っておいても前に進めるかもしれない。
だけど、メンバーはどうなのだろうか?
これからの時代は益々「誰と組むか」が非常に重要になる。
マッチングコストは非常に安価になり、日本ですら人材の流動性は高まって行くだろう。
だからこそ優秀な人、ガッツのある人をつなぎとめておくためには、ものすごい情熱が必要なのだ。
自分の中の人間的な魅力をどうやって育てていくか。
誰と組むか?
どうやって情熱の火を絶やさずに燃やし続けられるのか?
クレイジーで行こう!本当にそう思う。
(2020/3/14)
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情熱のない人を情熱ある人に変えるのは難しい。
情報を発信する、話をする。その人に情熱があれば向こうからやってくる。
フラクタ
水道管の交換スケジュールAI最適化。
今後35年で100兆円の産業。20兆以上のコストダウン。
テクニカルな問題は良いチームに恵まれれば乗り越えられる。
栗田工業との提携に。
クレイジー=人と違う
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凄い人がいたもんだ。
異才のベンチャー起業家
ベンチャービジネスとはルービックキューブ
出来るか出来ないかのその前の高揚感が大切
情熱とコミュニケーションの人。スピード感が凄いんだけどそれ以上に人間の感情の機敏が読める人。
肩書きやスキルはいらない。大事なのはその人がどういう人なのかという事。
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「グーグルとスタンフォードが認めた男」「朽ちゆく全米の水道管は僕たちが救う」と大それたキャッチコピーが踊っているが、内容はベンチャーでの苦労話。栗田工業とFractalが2021年現在も成功していることは存じているが、本著に記されているのは精神論ばかりで参考にはならなかった。
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社内で新規事業にチャレンジしたいと思いながら何もチャンスが無く悶々する日々。アメリカで様々な国の人たちと一緒に新しい事業にチャレンジする話を読んで、羨ましい、自分も早く何かにチャレンジしたいと刺激を受けた。一方でシャフトを売却した資金もあるから大胆にチャレンジできるのだろうなと思い、自分にはここまで思い切ったことはできないと思った。ここまで思い切ったものでなくても、社内で出来ることもあるので色々とチャレンジしてみようと思う。
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作者と同じアメリカで事業を起こそうとした人から猛烈に薦められた本。読むと、熱量がシンクロしたのだろう、薦められた理由が分かった気がした。
本著はノウハウ本とも、啓発本とも言えるかも知れないが、歴然とした起業と事業売却までのサクセスストーリーの「記録」である。啓発に見えるのは、起業やベンチャーにおける黎明期に最も大切なのが情熱であり、それこそがガソリンとなって、次々と打ち手やアイデア、判断、行動を打ち出す原動力になるのだが、企業の持久力も、結局、この情熱の持続力に左右される。この情熱をクレイジーと表現し、筋論、哲学という自らの信念に当てはめて、突っ走る。情熱を語れば精神論ながら、しかし、それこそが最強のノウハウと言える。
びびるな、動け、会話しろ、目立て、前向きに、良い仲間と密に…この連続。暑苦しい?学ぶものがない。いや、それくらいじゃないと、アントレプレナーは務まらないという事かなと。