気楽な本です。グルメ本ではありません。
2019/03/03 23:14
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
菓子パン、ご飯かカレーのどちらかが冷たいカレーライスが好きといった内容です。
なかなかお目にかかれないエッセイです。
全くカッコつけていない。
食に対する著者独特の思いが、率直素直に述べられています。
共感はできないのだけれど、目が離せないです。楽しい本です。
「君がいない夜のごはん」(文春文庫)
2019/06/15 18:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雨宮司 - この投稿者のレビュー一覧を見る
食についてのエッセイといえば、食の原体験や美味い店巡りが相場なのだが、この本にはそういった要素がまったく出てこない。初句に関する考察が主になるのだが、その感覚が、どうも普通の人とはずれているのだ。それでも充分に読ませるし面白いから、結局は読んでしまう。不思議な本です。
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【電車の中で読んではいけない絶品エッセイ集】料理が出来ず味オンチと自覚する穂村さんが日常で見出した「食べ物」に関する六十編。深くて笑えて思い当たる。傑作エッセイ集。
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食べ物についての3,4ページのエッセイ集。
舌ではなく頭で食べている、という着眼点がすべてのベースか。
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食に関するエッセイなんだけど、斜め上を行く感じ?! ヘンテコなんだけど、共感出来てしまうところもあって、面白かった。
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おもしろい。3ページ半でこんな風にエッセイを綴れるのはやはり歌人だと思う。言葉の選び方や、なにげない事柄の切り取り方が素晴らしい。
表紙もすごく好きだから、星をたしておきます。
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月初め、読書に勢いをつけるため、さくさく読めそうな新刊を。
ネタのジャンルを限定しない、何でもありの穂村さんも面白いけれど、「食」に絞ったネタもまた楽しい。
酔っぱらいの考え、理解できないですよねぇ。酔っぱらいの私にも理解不能です。しらふで酔っぱらいにつきあってくれる人にはホントに毎度どうもすみません。
「混ぜ」の問題に関しては、どうも私は穂村さんと同じ。混ざっているところと混ざっていないところの食感の差が好きなのだと今の今まで自分で肯定的に捉えていましたが、単なる気合い欠如です、きっと。これまたすみません。
穂村さんのエッセイで最初に読んだ『絶叫委員会』でアホほど笑ったので、以降の作品も同程度の笑いを期待してしまっています。そう考えると笑い控えめだけど、楽しいのは間違いない。電車の中で読むとやっぱり怪しい人になりそうです。
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この本を一言で表すならば"事実は小説よりも奇なり"がぴったりとくる。
作家というのは日常をつぶさに観察する能力に長けている。当たり前だけれど。そう感じる本だった。
「肉か魚、一生でどちらかしか食べれないとしたらどっちにするか」という
誰もが考えたことがあるんだけど、誰もが考えたことを覚えていないようなことなどに焦点を当てて丁寧に文字に起こしている作品。
面白い出来事というのは生活の中に確かに存在していて、いかにそれに気づけるかだなあと読んでいて思った。
スルスルと読めて時間潰しに読んでいたはずが、面白くて予想以上に時間をくってしまう作品だった。
ただ一つ注意点があるとすれば、これはご飯の美味しさを伝える本ではない。文章を読んでいてお腹が空くことはないので、食の喜びを感じたい人にはオススメできない。
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あぁ、その感覚わかるわかる!という部分と何でそうなるの?(笑)という部分が絶妙なバランスで混ざったエッセイ。食にまつわるエッセイだけど、食にまつわるって言葉からは想像できない世界が展開される。本作も面白すぎて一気に読了。
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ホントはすごい人なぶりっこおじさんほむほむ。エッセイを2,3冊しか読んだことはないのだけど、独特なほとばしるダメ人間感性がダメ人間の心に刺さって心地よい。でもこの人本当はできる人なんだよ。
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久しぶりに読んだホムラワールド。
声出して笑ってしまった。
この人ホント面白い。考え過ぎ、というか妄想激しいというか。。飛び抜けてます。
d-ポップは地獄行き、センスの罠って。。
ホムラさんのビビリとは別にそんな風に思う人もいるんだなぁ。
人生トラップも下巻2冊って…ホント辛い。
キオスクのおばちゃんの罠なのか?
自分の食についても考えながらのんびり読める1冊。
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たぶん私はこの著者と、
笑いのツボが著しく似通っているのだろう。
もうひたすら可笑しくて可笑しくて、、、
私も高級チョコの美味しさが今ひとつわからないし
アーリオオーリオだのファルファッレだのは
食べ物であること以上の知識は欠片もない。
そんな違いの判らなさ加減も、おしゃれな食べ物に対する知識のなさも
自分なら知ったかぶりしてしまいそうな所を
穂村さんは堂々と味方につけて
笑えるエッセーに仕立ててしまうのだ。
誰の悪口も言わず、誰も傷つけない笑いはいいな。
読んでいてとっても楽しかった。
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にょっ記シリーズに比べると、食に関するエッセイとして、題材が縛られている分、穂村さんの自由な感じが、ちょっとだけ窮屈そう。穂村さんらしく、ちょっと忘れかけている昭和な何かを思い出させてくれるテイストは、健在です。
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穂村さんのエッセイは本当にいつも面白い。あどけなくてかわいくて共感できて多才だ。男性をキュートと言ってはいけないのかもしれないけど、穂村さんは間違いなくキュートだと思う。うさうさ。
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着眼点が独特で、B級グルメのように変にやみつきになって定期的に読み返したくなる本です。おしゃれな食べ物に怯えたり、ひとりで飲食店に入れなかったりとダメさが愛おしくも面白おかしいです。