紙の本
ラノベと侮るなかれ
2019/05/18 18:47
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投稿者:れもねーど - この投稿者のレビュー一覧を見る
ライトノベルであるという理由だけでなんとなく手を出しづらかったこの作品。角川文庫でカッコ良くなっているのを発見して購入、読んでみましたが、これが面白い。普通の学園ドラマかと思いきや突如SF的展開が始まり、引き込まれました。おすすめです。
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岡部先生は私の1年の時の担任です!
2020/12/31 12:39
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投稿者:amisha - この投稿者のレビュー一覧を見る
谷川先輩、やっと読むことになりました。
いままで放置していてすみませんでした。
北高の後輩より。
岡部先生は私の一年の時の担任でした。
知っている風景がこんなに出てきて、母校が文学の、アニメの聖地になるなんて。
西宮北口の「ドリーム」は移転して以前とは少し違う場所になりました。それでも、聖地巡礼でクリームソーダを注文している人をよくみかけます。谷川さんと同期の美術部の先輩から、時折昔話を聴いていましたが、そんな機会も減りました。この作品を読みながら、なぜか30年前の北高を思い出してしまうのが、とても不思議です。もう立派な中年なのに、見えるのはあの制服姿なのが…アニメではなく、小説の持てる力をこれからも信じたいですね。
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後半から面白さが加速していきます!
2019/07/09 01:55
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投稿者:言音 - この投稿者のレビュー一覧を見る
キョンと呼ばれている面倒見の良い青年が、涼宮ハルヒという横暴で奔放な少女に付き合わされ、渋々厄介ごとに巻き込まれるラブコメディ。一見そのように思える序盤だが、物語半ばから急展開が訪れる。
キョンが巻き込まれるのは厄介ごとなんてものを遥かに超越した「危機」。世界が一転してからはどんどん物語が進み、退屈することなく読了した。
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物語は、とある県立高校の入学式後の、一年五組のホームルームにおける自己紹介から始まります。
「東中学出身、涼宮ハルヒ」「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」
この強烈な個性を放つ「天上天下唯我独尊女」の涼宮ハルヒが、無理やり引きずりこんだ4人の団員(キョン=語り手、長門有希=○○○、朝比奈みくる=△△△、古泉一樹=□□□、○や△や□が何かは読んでのお楽しみ)とともに「SOS団(何の略かは、これまた読んでのお楽しみ)」なる同好会を結成し、彼女の高校生活を退屈させないための活動に乗り出すお話です。
個人的には、小中学校の頃に読んだジュブナイルSFが現代風にアレンジされてよみがえったようなテイストがとても気に入りました。
正直、現時点でハルヒのキャラは好きになれないんですが(なにせ天上天下…まあ、たまにかわいいとこもあるけど)、ほかのキャラやストーリーは十分に魅力的なこのシリーズ、続けて読んでしまう予感がします。
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始めは突き抜けた美少女を中心とした学園ラブコメ
ちょっとミステリーな様相を呈しているが、
急にSF要素を濃い口で加え、軽く読める楽しい
エンターテインメント作品として完結する。
しかしこれが始まりであり、完結しているわけではなく
この後に様々な物語が絡まって学園ラブコメも
ミステリーも、SFもさらにからまりあって
より太く、より深くなっていることを
私たち(の一部)は(元の文庫、アニメで)
る知っている。
知っていてなお、時間を経て、読み直して楽しめるのは
完結していないからかもしれないし、キャラクター、
語り口に惹かれているからかもしれない。
ごくフツーのキョンくんが、普通の人間の気持ち
とりうるであろうリアクションを代弁しながら
いつのまにか、自分とキョンくんの距離が縮まって。
さらっと読めるけど、その中にあるエッセンスや
単語をより深く知りたいという欲求をくすぐることが
できたなら、ライトノベルという枠ではなく
ワクワクするエンターテインメントを中心において
文芸・思索の世界への入り口にもなりえて、
良質の娯楽と思える作品
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初ハルヒ。名前は前々から知ってはいて、多少アニメ版は観ましたが…如何せん、ラノベ嫌いなので読むことはなかった——。しかし、角川文庫入りを機に読んでみた!……結果、メチャクチャ面白かったッ!!キョン君のノリがラノベ風なのであって、内容は立派な(?)SFでした。解説が御三家の筒井康隆氏とはなんと豪華なことか。「神人」なんてまんまエヴァのアダムだし…。他にも色々オマージュとかあるんだろうけど、パッと思いついたのはこれだけ。今後、月イチは読んでいきまーす^^ 星四つ半。
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「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」高校入学早々ぶっ飛んだ挨拶をかましたえらい美人、涼宮ハルヒ。誰もが冗談だと思うこの言葉が大マジだったことを、俺はのちに身をもって知ることになる。ハルヒと出会ってしまったことから、気づけば俺の日常は非日常になっていて!?ライトノベルの金字塔が、豪華解説つきで襲来!
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後輩が東京ドーム前でハルヒダンスを踊っていたり、
北京オリンピックのパクリキャラクター涼宮ハルビンが現れたり、
ライフライナー事件にAYA STYLE、地獄のエンドレスサマー、今でも思い出せる数々の始まりのラノベである。
初版16年前の2003年だ。
あの現象は一体、なんだったんだろうか。
この度、ラノベが小説版になったので読んでみることにした。
「この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」
涼宮ハルヒは高校入学の自己紹介開始早々にブッ飛んでいた。
席が彼女の目の前で、毎日変わる髪型について突っ込んでしまったばっかりに、涼宮ハルヒに振り回されることになったキョン。
彼女が立ち上げた同好会SOS団には、彼女が乗っ取った唯一の文芸部員の長門有希、拉致されてきた先輩の朝比奈みくる、転入早々に強制連行された古泉一樹が加わる。
何か非日常的体験は起きないか。
街中を探索しようが、そんなことは起こるはずもない。
しかし、涼宮ハルヒ自身が気が付かないところで、非日常の世界は彼女を中心に浸透していた。
情報爆発の中心地、時空の断層、世界創造の神。
涼宮ハルヒは何者なのか。
傍若無人な彼女自身だけが、まだ知らない。
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アニメで一世を風靡し、いまだに挿入歌はカバーされ続ける。そんな作品に興味を持ってようやく小説版に手を出しました。
人気を博しただけあって、全く挿絵のない文庫本を読んでみて「キャラクターが可愛い」だけの物語ではなく、心情に関してずっと飲み込みやすい描写がされている感じがしました。
能力者のような人間に憧れていたが現実を知ったキョンやそれをまだ追い続けるハルヒ。そしてハルヒの周りに集まる人たち。彼ら彼女らが巻き起こす非日常は必読だと思います。
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誰の胸にも16歳の頃へのノスタルジーがあるだろう。まだ、ほとんどの世界を見てもいないくせに、ま、いつかは見ることができるさ、と呑気に構えて過ごしていた日々だ。そんなときからハラハラどきどきの経験をしたりするようでは、二十歳までも保たないぞ。・・けれど、もし・・そういう目くるめく16歳を過ごしていたら、今頃どうなっていただろうか・・と追想に浸る機会を与えてくれる作品だな。
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実は初めて拝読。
高校生の時に同級生の男の子たちがこぞって読んでいたため中々手を出すことが出来なかった。
当時読んでいたらなにか変わっていたのかなぁと思ったが、成人した今だからこそ思うことやあとがきが自分に凄く落ちてきた。
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アニメ化もされているということで、書名だけは知っていた。ただ、さすがに人生ベテランになってから読むにはキツイだろうと敬遠していた。が、なぜか涼宮ハルヒという文字がチラつく。なーんか頭から離れない。本屋に行くと、なぜか目につく。ま、ベテラン禁止の札がかかってるわけではない、手にとってみようか、と。…まじか、やっぱりそうか、エキセントリックな美人女子高生が、強烈個性剥き出して、周りの子達をトラブルに巻き込んでいく…ん?の?ね?…??えー!そーくるの?まじでっ!?
こういうことがあるから、やっぱり本を選ぶときには、たまには冒険も必要だ。
面白い!
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アニメを見た後に読んだ。読み始めたらアニメは本をそのママ再現しているのわかったので、面白くないかなと思いつつ読み進めていたら、脳内にアニメのシーンが浮かんで、これはこれで良いものだった。続きも読もうと思う。
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アニメ視聴済みなのですんなり読めたが、文章から受ける印象がアニメとはほんの少しだけ違うため、アニメ化前に読みたかった……と思った。
(と同時にアニメによる映像化の巧みさが理解出来る)
小説として、話の構成が本当に上手い。SF、ボーイミーツガールではワクワクさせる部分とハラハラさせる部分を上手く表現する必要があるが、涼宮ハルヒはそれが抜群に上手い。
ラノベと言えばキャラ小説という側面も大きいが、本作はキャラの魅力を引き出す物語の大きな流れや舞台設定が天才的に上手い作品だなと思う。
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わたし多分好奇心旺盛でなんにでも首を突っ込みたがるヒロインに振り回される男子が好きなのかもしれん、とキョンくん見てて思いました。ハルチカのハルタくんとか古典部のほうたろうとか、