紙の本
何でもありの時代
2020/08/07 20:57
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
素人女性をターゲットにした、週刊誌での企画が過激です。塀の中からカルト教団の施設まで、貪欲な取材にも圧倒されます。
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『週刊宝石』を『小説宝石』の誌面で復活させよう、という企画の元に書かれたエッセイ。
私は基本的に下世話な話が大好きである。故に、週刊誌もスポーツ新聞も大好きだ。なので本書もたいへん面白く読んだ。家で読んでいて良かった、面白かったら普通にゲラゲラ笑えるからなw
今やすっかり影が薄くなってしまった週刊誌だが、全盛期のバカバカしくも面白い記事の数々を思い出して懐かしい気持ちにもなれる。
しかし今となっては色々な意味で出来ないだろうなぁ……何ともクリーンな時代になったもので、それはそれでつまらないんだけど、今の人はそうでもないんかねぇ。
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岩井志麻子が廃刊された週刊宝石を懐かしみ当時のスタッフから聞いた話を面白おかしく語る。「誘蛾灯」の裏話や風俗嬢の恐怖体験は面白いが、それ以外の話は表紙から期待する程の面白さはなく残念
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「週刊宝石」での人気企画のあれこれを懐かしむ趣旨の一冊、なのかな。たしかに志麻子さん好きそう……にしても、どえらい雑誌が出ていたのですねえ昔は。今だったら絶対無理でしょこれ。ある意味、古き良き時代、だったのかも。
とにかくエロばっかで品性下劣で低俗な内容、と言ってしまえばそれまでなのだけれど。作ってた人たちは大真面目で真摯だったのね。それはそれで尊敬すべきことかも、と思えました。そしてこれだけの人たちに愛されていたのだから、まるっきり無駄なものでもなかったんだろうねえ。