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20190504
『チーズはどこへ消えた?』の続編で、シンプルに新たな行動に移せなかったヘムが、自分の信念を変えることで迷路の外に出ることができた物語。
自分は変わらないが、信念は変えることができる。しかも信念は自分を下げることもあるし上げてくれることもある。自分が作り上げた限界=信念にとらわれず、迷路の外を見た広い視野で信念を作り直す考え方を持つことが大事なのである。
すぐに自分の信念を変えられることに気づいたホーではなく、どちらかというと自分はヘムに似ていると思う。自分の考えが正しいと思い続け、自分の信念を作り直すことができない。それでも、今いる位置や信念が本当に正しいのか?もっと良い目的=迷路の外があるのではないか?と疑問を持つことはできている。そこで、この寓話をきっかけに、自分を変える=信念を作り直す勇気を持とうと思えるようになった。先ずは自分の考え方以外にも考え方があること、他人に対して聞く耳を持つことを心がける。思い悩むこともあるが、それも自分である。マイペースに変わっていく自分を信じて進みたい。
//MEMO//
変化に平静で対応する。敵を作るのではなく柔軟さを持つ、自分の強みをさらに活かすためには。
仕事では対立しがちな自分であるから、その時に迷わずに、周りを活かしながら進むためには。
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変わらなかったヘムのその後の物語。
解説によると「チーズ」は元々は筆者自身が、
自身の苦難への対処ために書いたとのことだが、
であるとすれば、この本は癌に侵されて、
余命いくばくない自身のために書いたのだろうか。
かつてはホーのように変化を受け入れたが、
病が相手ではヘムのように立ち止まるしか無かったのか。
変わらなかったヘムを嘲笑うのは簡単だが、
本当にどうにもならない状況が訪れれば、
かつてはスニッフとスカリー、ホーだった人も、
誰しもヘムのようになってしまうのでは無いか。
行動を起こすことを説いた前作に対し、
この本では信念を変えることを説いている。
それは挫折や屈服とは違うということは、
作者自身の手紙を読めば分かるはず。
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わかりやすい比喩で、人生のヒントをくれる第2弾。
「自分が信じていること」にまず気がつくことから始める必要がある。自分がある信念に取り憑かれているのだということに気がつくのはとても難しいだろうが、そこをはじめとしなければ何も変わらない。迷路から抜け出すための第一歩は、信念に気づくこと。思い込んでいるから、それが「信念である」ことに気づくことが難しいのだろう。
変化の多い昨今には必要なことかもしれない。そして、その信念は変えてもいいし、変えなくてもいいのかもしれない。
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「動かないでいれば事態は好転するという考え方ほど危険なものはない」
「自分が迷路にいることに気がつけない人生はつまらない」
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スペンサージョンソン作「チーズはどこへきえた?」の続編となる物語。チーズは、、、は変化を恐れないことがテーマになっていたが、迷路の外には何があるというタイトル通り、今までの枠の中で生きることはリスクであり、恐れずに脱出することの大切さを説く。つまりは、変化を恐れないことが大切ということはわかった。では、どうやって?という疑問に答えたものである。
信念とは、自分自身で決めるもの、信念は無限であり、何を信じるか、何を大事と思うかは自分次第。その信念も、迷路の中にあることが全てではなく、想像の超えたもの、つまり今変化し起こりうる想像を絶する何かを信じることもできるのだと。
アメリカ人がお金、成功、ビジネスのために邁進する一方で、その型を破ることにためらいを持ってしまう。ステレオタイプな成功や、信念に疑問を呈し、自分なりの幸せや生きる道を、少しずつ受け入れる主人公のヘムとともに体感していくストーリーとなっている。非常に勇気を与えてくれる一方で、想像できないことは信じることもできないという難しい壁を突破する必要がありそうだ。
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本書のテーマはシンプルなので、それに合わせて1日で読める内容になっているのが素晴らしいと思う。
リスクテイキングは自分を含めた日本人の弱いところなので、刺さりやすいなと。
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前作で実践できなかった人のためにと言うことだが、結局は自らが壁を壊す、自身の信念を疑ってみる。一番難しいのは自分が正しいと思っていることが本当は間違っており、その間違いに気づけるかどうか。それに気づけないから人は同じ間違いを繰り返し、狭い世界から抜け出せない。自分を俯瞰的に見れる能力を養いたいものだ。
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単純な話ではないか、と思ったが、信念というかパラダイムに知らないうちにとらわれることはよくあることだと思った。
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想像力は知識よりも大事だ。知識には限りがある。想像力は万物を包み込む。アルバート・アインシュタイン
・信念に気づこう
・その信念は自分を向上させるか、それとも足を引っぱるか?
・信じることに限界はない
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人生はチーズだけじゃなくて リンゴもある!もっと他にもあるかもしれない!固定概念 いらない信念 古い信念に囚われないこと。
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思い込みというのかな、これは、こうだと断定してかかる人が、時どきいる。価値観とか、信念とか、そういうものです。実は、それが、あなたを迷路の囚人としているという怖い話し。彼は、食べ物はチーズだと断定していて、リンゴを見ても、それを食物とは認識していなかった。でも、食べれるとわかり、心が柔軟になった。迷路の中には食べ物がなくなった。その時、迷路の外へという発想が浮かんだ。この世界は迷路の中だけという信念が、彼らを迷路の囚人にしていたのだが、新しい信念の発見により、彼は、迷路を脱出した。なかなか良い話しでした。
http://kafuka.doorblog.jp/archives/17957059.html
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「それは自分を向上させるか、それとも足を引っぱるか?」
「それは自分から始まるように思う」
チーズの続編とのこと。
チーズはいつ読んだのだろか??
中学?高校?
当時はあまり楽しく読めなかった記憶がかすかに。
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3/20めざましテレビで紹介!
新時代を生きるヒント!全世界で累計2800万部突破の『チーズはどこへ消えた』続編登場!
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【感想】
要するに、この本で訴求しているテーマを一言で言うなら、それは「柔軟性」なのではないでしょうか。
本を読んだだけだと、「登場人物のヘムって本当に頑固で融通や機転のきかないダメな奴だなぁ」と思ってしまう。
だが、他人目線で見てそう思うだけで、実際の自分はどうなんだろう?
自分自身こういった「頑固で融通・機転がきかない」一面を持っているなと、ハっとさせられた。
大切なのは、変化を厭わない事。
そして、「変わろう」とチャレンジすること、模索をすることなんだろう。
今までの環境を変える事は誰だって嫌だが、そうしなくちゃいけない局面は確かに存在する。
文句が先に出てしまいがちな今日この頃。
「固定概念」や「日常」という迷路から抜け出す努力を、個人的にも行なってみよう。
変化をする事が正しく、今に留まるのが誤りだと一概には言えない。
だけど、凝り固まった考えに縛られすぎず、より良い生活を目指す際に生じる脱皮(バージョンアップ)は決して厭わないようにしよう。
ちょっぴり幼稚で内容も薄く、そしてアメリカン自己啓発チックな内容だったが、子どもが出来たら一度読み聞かせてあげたい1冊でした。
(ただ、何歳の子供向けの内容だ?笑)
【内容まとめ】
1.本書は、あなたがその道に踏み出し、変化に適応し、かつあなたの運命をも変えるためのツールを与えてくれるものです。
2.ヘム。物事は変わることがあるし、決して元には戻らない。
この事態もそうじゃないかな?人生は進んで行く。ぼくらも進まなくてはならない。
ヘムはその新しいチーズを好きになれそうになかった。いつも食べていたチーズではなかったから。
いつものチーズに戻ってきてほしかった。
3.「従来どおりの考え方をしていては、新しいチーズはみつからない」
4.「以前の状態に戻れたらいいのにと思っただけだよ」
「わかってる。でもね、そう思っても何にもならないんじゃないの?」
「昔どおりには戻らないと思う。これが私の考え方よ。もしかしたら、前より良くなるかもしれないわ」
5.信念とは、「自分が真実だ」と信じる考えのことである。そして、古い信念はあなたを囚人にしかねない。
あなたは考えを変えることができる。新しい信念を選び取ることができる。
7.人々は、物事はこの先もこれまで通りに続くと信じている。だが、そんなことはない。
トラブルに巻き込まれるのは、あなたが知らないことのためではない。間違っていることを事実と思い込んでいるためである。
8.どんな信念でもテストしてみる価値がある。
カギとなるのは、自分の信念に気づき、それをテストすることだ。
必ずしも捨て去る必要はない。
【引用】
アインシュタイン
「想像力は知識よりも大事だ。知識には限りがある。想像力は万物を包み込む。」
本書は、あなたがその道に踏み出し、変化に適応し、かつあなたの運命をも変えるためのツールを与えてくれるものです。
p15
「ねえ、ヘム。物事は変わることがあるし、決して元には戻らない。この事態もそうじゃないかな?人生は進んで行く。ぼくらも進まなくてはならない。」
数日後、ホーは再びチーズ・ステーションにやってきた。新しいチーズのかけらをいくつか持ってきて、ヘムに分け与えた。
しかし、ヘムはその新しいチーズを好きになれそうになかった。いつも食べていたチーズではなかったから。
いつものチーズに戻ってきてほしかった。
今なお毎日、チーズが現れるのではないかと思い、そうならないことが信じられなかった。
自分の居場所を堅持し、ずっと待っていれば事態は好転すると確信していた。
しかし、そうはならなかった。
p36
「従来どおりの考え方をしていては、新しいチーズはみつからない」
p41
ヘムはホーが恋しかった。
「以前の状態に戻れたらいいのにと思っただけだよ」
ホープは隣に腰を下ろし、同じように壁にもたれた。
「わかってる。でもね、そう思っても何にもならないんじゃないの?」
「昔どおりには戻らないと思う。これが私の考え方よ。もしかしたら、前より良くなるかもしれないわ」
「これまで以上に頑張ろうという方針でやってきたけど、うまくいってないわよね。方針を変える必要があるんじゃないかしら?」
「私たち、新しい考え方を試してみたらどうかしら?」
p46
・信念とは、「自分が真実だ」と信じる考えのことである。そして、古い信念はあなたを囚人にしかねない。
p52
・あなたは考えを変えることができる。新しい信念を選び取ることができる。
以前は、自分の考えを変えるのが嫌だった。
何か脅されているように感じたからだ。また、その信念によって自分が創られていたと思っていた。
しかし、今はそうではないとわかった。
別の考えを、別の信念を選ぶことができたのだ!
p75
迷路から出ることは、自分の古い檻から出るのと同じことだとヘムは思った。
たぶんそれが迷路の本質なのだ。
p85
人々は、物事はこの先もこれまで通りに続くと信じている。だが、そんなことはない。
トラブルに巻き込まれるのは、あなたが知らないことのためではない。間違っていることを事実と思い込んでいるためである。
p86
どんな信念でもテストしてみる価値がある。
カギとなるのは、自分の信念に気づき、それをテストすることだ。
必ずしも捨て去る必要はない。
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ーあるかどうかわからなくても
あると信じなければならない
ときもある
今の仕事はやめたいとばかり思っているなら、楽しく働ける仕事があると信じて動き出そうと思った。
前作『チーズはどこへ消えた?』で、新しいことに挑戦してみよう!と奮起できたが、こちらも念押しで奮起できた。