電子書籍
眠りにつく前に読む本
2019/09/20 13:58
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かずは - この投稿者のレビュー一覧を見る
可愛い、優しい物語。登場人物がみな辛い経験を乗り越えて前に進もうとしている。解決してない問題もいくつかあるし、続きが読みたい。
紙の本
ゆったりした時の流れ!
2019/03/31 09:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
それぞれの悩み、それぞれの想い、いろいろ交差して…。理想と現実の違いを見せつけられた気がします。こうやって書くと重たいような話だと思われますが、そんなことは決してないです。心が温まる優しさ溢れる作品です。ゆったりとした流れの中で、歩も名前の通り歩みだし、薫も早く恋の薫りを嗅いでほしいです。ラストはかなり引きこまれました。田丸久深さんの終盤のたたみかけに引きこまれました。
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もっと様々な症例の不眠症患者が来院して、それぞれを解決していくものと思っていたんだけど
どちらかというと不眠症は軽いエッセンス的な役割で、人間ドラマに重きが置かれていた印象
期待通りではなかったけど、キャラクターも魅力的だったし、それはそれで面白かった
この一巻だけで終わるには登場キャラたちがもったいないので
続編があったらいいなと思う
合歓木先生の存在感が恐ろしく薄いのが残念
一応彼のクリニックの話なのでは…
続刊があるとしたら、もうちょっと活躍させてあげてほしい
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主人公の薫は、”ねぼすけ”だけど腕のいい眠りの専門医・合歓木院長とともに、クリニックのに訪れる眠りに悩む患者さんに、さまざまな処方で安らかな夜へと導きます。札幌市が舞台なので、知っている場所も出てくるかも?(なお、「わが町」は出てきません)(えりも町)
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タイトル通り「眠り」が題材となった話だが、メインテーマはヒューマンドラマで、各々の悩みや思い、抱えているものを「眠り」がひっそりと繋いでいるような印象を受けた。
登場人物のどの人もキャラが立っており、その背景にある悩みや過去も色濃いものだが、主人公のつましい人柄が調和しているからか、個性がぶつかり合ってうるさくなるようなこともなく、一つ一つのエピソードを堪能することができた。
個人的にはナナと歩のエピソードに思わず目を潤ませてしまったが、ナナの行動はその後どうなったのか気になるとともに、合歓木先生にもっと焦点を当ててほしかった気持ちもあるため、続編が出ないのか気になるところである。
追伸 第3章の始まり方は圧巻だった。普通ならp.71の3行目から始まってもおかしくないが、わざわざ1ページちょっと姉弟の描写から始めたのには脱帽。
2021.5.8 読了
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睡眠ってとても大事なんですよね。
眠れなくなるって大抵原因があるから…。眠れないって本当に辛い。
こんな睡眠外来、通ってみたいです。
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薫の勤務先は、札幌にある眠りの森クリニック。腕のいい専門医・合歓木院長のもとには、毎日ひっきりなしに患者が訪れる。
キャラのひとりひとりがすごく立っていて、一話ごとが深い。続編希望の作品。