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美味しそうなものがいっぱい
2021/07/24 10:02
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
デパートの地下食品フロアの大型リニューアルに伴う催事を企画することになった主人公、仕事は出来るが厳しいばかりのエリート上司に食生活を咎められ、食事に連れて行ってもらい料理に対する新たな発見をする。
と同時に自分の薦める店に上司を案内することで上司もB級グルメに対して認識を改める。
上司とデパートの催事の企画という仕事を通して、食べることの大好きな主人公が成長していく姿と、ほんのり恋愛の予感を感じさせるかな?というじれったさが微笑ましい。
上司のキャラからラブコメになるのかと思ったがならなくて正解のような、ならなかったのが残念なような・・・。
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食べること大好きな庶民派ぽっちゃり女子の日向子と、売り上げにこだわる高級志向な課長のデコボココンビが、果たしてどう寄り添っていくのかと思えば、課長がどんどん日向子に感化されて丸くなっていくという。
日向子も課長のお陰で視野が広がったとは言っていたけど、それ以上に最初視野が狭かったのは課長の方で、日向子のお陰で彼の視野は凄く凄く広がったのではないかな。
おいしいものをおいしいと素直に言って食べられる、日向子のその笑顔は、まさしく正義。
課長の価値観をごっそり変えてしまいましたから。
ご本人は随分戸惑ってもいましたが(時折、日向子のことが可愛く見えて仕方なかった模様)
トラブルも多く、どうなることかと思っていたデパ地下のB級グルメ企画が大盛況に終わって、本当によかったです。
出てくる食べ物もおいしそうで、おいしそうで……日向子じゃなくても涎出ますね。
イケメン上司とぽっちゃり女子の不器用な恋愛模様も見ものでした。
後半、課長は嫉妬を隠さなくなりましたし。
ただ、日向子にはまだまだ通じていないようだったし、そもそも課長本人が素直になれていないから、自身の気持ちを受け止めきれてないというか。
仕事はあんなに優秀なのに、こと恋愛には不器用な課長にギャップ萌えでした。
そう考えると、最強なのは日向子か……すごいな、彼女。
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ティーンズ文庫とか携帯小説って感じでした。
そしてヒロインのおデブキャラがなかなか(笑)
課長のヒロインに対する感情がそこまで描かれていないので、
課長sideのストーリーがあれば読んでみたいかも!
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デパートで働く人たちの話。
食べることも仕事も大好きな2人だけど、全く似ていない。反発しながらも、お互いの考え方を理解していく様子が見ていて楽しい。
美味しいものを食べたくなる本だった。
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百貨店の再生をかけて、食品フロアのリニューアルへ。
かっちりとした上司に、企画を却下される日々。
心折れそうな始まりから、なぜか一緒に
ご飯を食べに行き、企画を…という。
話の内容も面白いですし、何故そうなのか、も
不自然ではない状態で語られますし、良かったです。
ただ、うっかり守秘義務を守れなかった彼については
許せるとかそういう問題でもない気がします。
しかしこの主人公と上司の関係…いや、上司が
どうなるのか、を想像すると笑えてきますw
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藤見屋百貨店吉祥寺店に勤務する佐倉日向子は、上司の四ノ宮正高課長に催事の企画を出してもなかなか認めてもらえない。そこから物語が始まります。
イラストを見ることなくカバーをつけて読んだので、小説を読んでイメージした日向子と四ノ宮とのギャップが印象に残りました。
続編が出たら、この後の展開がどーなるのか気になるところでもあります。
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百貨店の裏側を見た!って感じですね。
催事1つ作るのにこんなに大変だったとは…
「今回の催事、つまらないね」とか思っていてすみませんでした。
1流vsB級…
絶対に相容れない2つですが、混ざると面白い化学反応を起こしそうです!
B級を下に見ていたけど、実際に食べて考えを改めたのは、いい人だな~と思いました!
メンチカツ、チャーハン、海鮮丼……
どれも美味しそうでした!
特にメンチカツ!
メンチカツの響きだけで無条件に美味しいです!!
2人の恋模様も気になります。
お互いにまだはっきりと意識していませんが…
意識したあとがもっと面白いことになりそうです!
和菓子屋の若旦那、男前です!